小説むすび | 2022年4月25日発売

2022年4月25日発売

怪と幽 vol.010 2022年5月怪と幽 vol.010 2022年5月

太古より人々の営みは呪(しゅ)とともにあった。 縄文時代の遺跡からは無数の呪具が出土し、記紀をはじめ古代の書物には呪詛が溢れ、陰陽師たちの占いは政治に絶大なる影響を及ぼした。呪術はファンタジー世界の魔法でも、科学が未発達であった過去の遺物でもない。日本人は現代でも様々な局面で神仏に祈願し、マジナイやゲン担ぎにまみれて暮らしている。人間の切なる祈りや欲望を表出するツールとして、いまも世界中で脈動しているのだ。特集では、そんな呪術の「領域」にフォーカス! 京極夏彦「了巷説百物語」ほか豪華連載も充実! ●特集 呪術入門 【インタビュー】 小松和彦 「呪術とは何か」 【寄稿】 川田牧人 「日常生活に浸透する現代呪術 -ポップでライトでカジュアルでー」 【寄稿】 三国信一 「暮らしの中の呪物」 【寄稿】 荒俣宏 「アクションとしての呪詛  -中世鎌倉の「祈祷」と観音霊場」 【対談】 加門七海×角悠介 「呪術には国民性が表れる!? ルーマニアと日本との比較」 【寄稿】 山中由里子 「呪物としての偽マンドラゴラ」 【エッセイ】 郷内心瞳、田中俊行、田辺青蛙、内藤了、はやせやすひろ、渡辺シヴヲ 「私の呪物コレクション」 【ルポ】 玉置標本+村上健司 「呪術海鮮を味わいタイ!」 【ブックガイド】 朝宮運河 「システムと情念と 呪術作品ブックガイド」 ●特別企画 【インタビュー】 神永学 「心霊探偵八雲、完結。」 ●小説 京極夏彦「了巷説百物語」、松村進吉「丹吉」、貴志祐介「こっくりさん」、有栖川有栖「濱地健三郎の事件簿」、山白朝子「精神感応小説家」 ●漫画 諸星大二郎「槐と優」、高橋葉介「魔実子さんが許さない」、押切蓮介「おののけ!くわいだん部」 ●論考/エッセイ 小松和彦「封印された神と妖怪の記憶を発掘する」、加門七海「オハラヒマジナヒ実習ノヲト」、東雅夫「文豪たちの幽と怪」、村上健司&多田克己「それいけ! 妖怪旅おやじ」 ●グラビア すり餌、芳賀日出男、佐藤健寿、怪食巡礼 ●怪談実話 雨宮淳司、城谷歩、寺崎美紅 ●情報コーナー 諸星大二郎×高橋葉介、花輪和一、富安陽子、天野行雄、片山さあ、宮本幸枝、玉川麻衣 etc……

ひねくれ領主の幸福譚 1 性格が悪くても辺境開拓できますうぅ!ひねくれ領主の幸福譚 1 性格が悪くても辺境開拓できますうぅ!

大貴族の父と愛人の間に生まれた不義の子・ノエイン。家族や使用人から蔑まれ、ひねくれた性格に育った彼は軟禁生活の末に屋敷を追い出される。実家と縁を切る代わりにノエインが与えられたのは、王国辺境の飛び地と領主の座。しかし辺境は未開の大森林が広がるだけの土地で!?辺境を発展させて誰よりも幸福な領主になるーそう決意したノエインは開墾に着手。軟禁中に極めたゴーレム操作の魔法と、書物で得た高度な知識で荒れ地を耕して農業を始める…までは順調に進むが、肝心の領民は0人であった。さっそくノエインは領民集めを開始。その手法は尋常でなくー盗賊を懐柔して従士に登用!難民を丸め込み従順な労働力を獲得!商人の娘の心を誘導して財務担当へ引き抜き!…と、悪賢く領民を増やすが、当の領民たちはひたすら敬愛を捧げるばかり!?さらに辺境開発の優れた手腕が大商会や上級貴族からも注目されてー!?ひねくれ領主の辺境開拓物語、開幕!

テイマー姉妹のもふもふ配信 3 〜無自覚にもふもふを連れてくる妹がチート級にかわいいので自慢します〜テイマー姉妹のもふもふ配信 3 〜無自覚にもふもふを連れてくる妹がチート級にかわいいので自慢します〜

もふもふなモンスターがたくさん登場するVRゲームの配信で、一躍人気プレイヤーとなった仲良し姉妹のミレイとれん。新エリアの幻大陸では、珍しい幻獣さんたちのテイムに成功!新たな仲間を加えて、ゆるもふ楽しくゲーム配信をしていたある日のこと。現実では病室から出られないれんのために、視聴者さんたちが海の家を作ってくれてー!?さっそくスイカ割りや砂のお城作りなど、人生初の海遊びを大満喫するれん。しかも砂浜には、隠しイベントでしかテイムできないペンギンさんたちがたくさん!!ミレイたちに見守られながら、ペンギンさんたちと一緒に海底を冒険することに!すると前人未踏の海底洞窟で、まだ誰からの目撃情報もなかった四聖獣の残り一匹・青龍を見つけて…?テイムに配信に大活躍な姉妹のゆるもふゲームライフ、海からお届けする第三弾!

婚約破棄された崖っぷち令嬢は、帝国の皇弟殿下と結ばれる 1婚約破棄された崖っぷち令嬢は、帝国の皇弟殿下と結ばれる 1

襲い掛かる理不尽から、君を守ろう。 稀少な千里眼の能力が開花した令嬢×冷酷と噂される皇弟殿下の溺愛ファンタジー!! 小説家になろう発、第7回WEB小説大賞《大賞》受賞!! 二度の婚約破棄から、結婚を諦めた公爵令嬢・ミネルバ。 異世界人・セリカに無理やり参加させられたお茶会で、傷心のミネルバの前に現れたのはーー 「私に近寄らないでもらおうか」 有能だが冷酷な"漆黒の皇弟殿下"として恐れられている帝国の第二皇子・ルーファスだった! しかし立場の違いに目もくれないセリカは、あろうことかルーファスにも理不尽に振る舞い始める。 横暴なセリカから咄嗟にルーファスを庇うミネルバ。 その毅然とした態度をルーファスに見初められてーー!? 「……ミネルバが可愛すぎて、頭が爆発しそうだ」 少しずつ心を通わせていく二人は、やがてセリカたち異世界人が引き起こす騒動の対処に乗り出すことに! 問題解決にあたるなか、ミネルバがとある特殊能力を持っていると判明して……? 冷酷皇弟から注がれる愛で、心の傷が癒されていく溺愛ファンタジー、開幕!!

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