小説むすび | 2022年8月25日発売

2022年8月25日発売

台北野球倶楽部の殺人台北野球倶楽部の殺人

出版社

文藝春秋

発売日

2022年8月25日 発売

ジャンル

時刻表を駆使したアリバイ崩しと台湾現代史に刻まれた悲劇をめぐる人間ドラマが松本清張を彷彿とさせる傑作ミステリー。 第6回金車・島田荘司推理小説賞受賞作。 昭和十三年、日本統治下の台湾・台北市。台北駅からほど近い喫茶店「グランドスラム」では野球愛好家の集まり「球見会」の定例会が開かれていた。 日本でプロ野球が発足してまだ三年目。当時もっとも注目されていたのは東京六大学野球で、この夜も話題の中心は早慶戦ともう一つ、台湾の高雄商業学校のエース兼四番バッター大下弘だった。球見会には六大学のOBが参加していて、彼らは大下を自分たちの出身大学にスカウトすべく鍔迫り合いを演じていた。 そんな折、球見会の会員二人が別々の列車内で不審な死を遂げた。この会の唯一の本島人(台湾人)会員・陳水金は台北の北鉄新店線萬華駅で、慶應OBの藤島慶三郎は高雄駅で台北から乗車した寝台列車の中で発見された。 台北南署の刑事・李山海とその相棒の北澤英隆は高雄署とも協力し事件の謎を追う。果たして二人の死には、「明日の球界を背負う逸材」大下弘のスカウト合戦が関係しているのか、それとも……?

カルナとアルジュナカルナとアルジュナ

出版社

勉誠出版

発売日

2022年8月25日 発売

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インド最大級の物語である『マハーバーラタ』。その最大のクライマックスであるカルナとアルジュナの戦いを、初の原典訳! 闘いに至るまでのカルナとアルジュナの出自や来歴、2人をめぐる確執もわかりやすく解説。 なぜ彼らは闘うのか? そしてその後の運命とは? 全体のあらすじ、その背景にあるインドの宗教思想などもわかる必携の一冊! はじめに 第1章 『マハーバーラタ』とはなにか 1 『マハーバーラタ』の成立と背景 2 『マハーバーラタ』の物語構造 第2章 『マハーバーラタ』に至るまでのインド思想 1 ヴェーダの信仰 2 ウパニシャッドの思想 3 バラモン教からヒンドゥー教へ 結語 第3章 『マハーバーラタ』の物語 第1巻 「最初の巻」 第2巻 「集会の巻」 第3巻 「森林の巻」 第4巻 「ヴィラータの巻」 第5巻 「努力の巻」 第6巻 「ビーシュマの巻」 第7巻 「ドローナの巻」 第8巻 「カルナの巻」 第9巻 「シャルヤの巻」 第10巻 「眠る戦士の殺戮の巻」 第11巻 「女性の巻」 第12巻 「寂静の巻」/第13巻 「教説の巻」 第14巻 「馬祀の巻」 第15巻 「隠棲の巻」 第16巻 「棍棒合戦の巻」 第17巻 「偉大なる旅立ちの巻」 第18巻 「天界の巻」 第4章 アルジュナとカルナ 1 アルジュナ 2 カルナ 3 「誓い」について 結語 第5章 『マハーバーラタ』第8巻 「カルナの巻」 1 第8巻「カルナの巻」第49章第24詩節まで 2 第8巻第49章以降の和訳 結語 あとがき 参考文献

ひねくれ領主の幸福譚 2 性格が悪くても辺境開拓できますうぅ!ひねくれ領主の幸福譚 2 性格が悪くても辺境開拓できますうぅ!

新領民の少女はとんでもない問題児!なので領主が直々に再教育!? 追放先の大森林でジャガイモ栽培とラピスラズリ採掘を軌道に乗せた領主ノエインは、領都の名をノエイナと定めて開拓一年目を順調に終えた。 迎えた二年目、急激に発展した領地は労働力不足に陥ってしまう。 そこでノエインは働き手として奴隷の購入を決断。 縁あって豪商の家に生まれた知識人奴隷の少女クリスティを購入するがーー 「私が奴隷になるなんて間違ってるのよ。それもこんな田舎領地の領主に飼われる奴隷なんて」 彼女はとんでもない問題児であった! 頭は良いが攻撃的で農民やメイドを見下し、不平不満しか口にしないクリスティ。 そんな彼女の態度を看過できなくなったノエインは、身の程をわからせるための“教育”を施すことになり……!? さらにノエインは隣領で「戦争の在り方を一変させる新兵器」を作るという鍛冶師ダミアンに出会う。 彼に可能性を見出し好待遇で招いたノエイン。 その決断が領地に革新をもたらすーー! ひねくれ領主の辺境開拓物語、第二幕!

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