2023年2月発売
突如として世界の激変に巻き込まれてしまった社会人アヤメとその飼い猫ハルさん。彼らは超有用なボーナススキル『検索』と『魔剣ソウルイーター』を駆使しながら、モンスターがあふれる危険な現実に立ち向かっていくー。会社のシチミ先輩や変幻自在の黒猫メアさんも仲間にしたアヤメは、強大なボス級モンスター・ベヒモスの撃破に成功。大幅なレベルアップを経験した一行は、九州をあとにし、東京にいる家族に再会するため長い旅に出ることに。その先に待つのは新たな出会い、新たなる使命。ベヒモスを遙かに上回る驚異、海竜リバイアサンや最悪最強のモンスター『刃獣』との遭遇が、『剣聖』アヤメの覚醒を促していく。魔剣に選ばれし者がたどるべき最強へと至る道とはー?だけどどんなに過酷な冒険だってハルさんのモフモフがあればぜったいに大丈夫!可愛くて頼れる愛猫ハルさんと行く、サバイバルときどきモフモフ生活、待望の第2弾!!
「役立たずなら、聖女なんか辞めちまえっ!」「辞めますっ!!」ある日、上司のパワハラに耐えかね、神殿から飛びだした15歳の少女アルム。彼女は飛びだしたその足で、廃公園の土地を買い、ベンチの周りに結界を張ってホームレス生活をはじめることに。自由気ままに睡眠をむさぼり、(パワハラ生活で何故か開花した)聖女の力を使って食料を“創造”、快適な公園スローライフを満喫する。一方ーアルムを失い仕事が回らなくなった神殿はてんてこ舞い!やがて廃公園には、(神殿の皆に怒られ)連れ戻しに来たパワハラ元上司はもちろん、アルムの魅力に気付いた王国の王子や、力を利用しようと目論む腹黒宰相まで押し寄せてきてー!?
聖女シャンタルと厄災として封じられていたユルングの母竜を退けたヴェルナーたち。古竜の王宮へ戻ると、突然大賢者ケイが訪れて「次の大魔王に、わしが選ばれるかもしれぬ」と告げる。最悪の事態に備えて準備を進めるヴェルナーたち。そこへ父レナードから緊急連絡が届きー!?安心安全、快適で目立たない毎日を過ごす、ヴェルナーの引きこもり研究ライフ、第4弾!!
二度の追放を経て、八百年ぶりに神官に復帰した謝憐は、下界で三郎という少年に出会い、ほんの数日の間に親しくなる。謝憐のことを「兄さん」と呼び、常に悠然と笑っている三郎。しかしその正体は、天界の神々ですら恐れるほどの絶大な力を持つ鬼王、花城だったー!再会を約束するかのように、指輪を一つ残して姿を消した花城。一方、天界に戻った謝憐だったが、失踪した神官の捜索という任務を受けて鬼市に潜入することになる。そこはまさに花城の縄張りで、彼の住処に招かれた謝憐は、少年ではない真の姿で現れた彼に「会えて嬉しい」と歓迎されて!?
家族そろって地味なランチェスタ侯爵家の令嬢セシリア。お茶会をきっかけに、氷の騎士と呼ばれるほど冷たい顔をしているペイフォード侯爵家の嫡男ベイルの婚約者候補になった。初めて会ったベイルは噂通りの冷たさだったが、実は重度のシスコンで、妹クラウディアを溺愛する発言を連発。普通の令嬢なら「無理!」と逃げ出すところだが、セシリアには問題なかった。なぜなら、セシリアのお目当ては、ベイルではなく妹のクラウディアその人だったから…。
ローレンが国王として即位し、王妃となったユリア。第一王子を出産して一児の母となるも、その農業オタクっぷりは鳴りを潜めるわけもなく…。そんなユリアのもとに厚生部大臣から要請がかかり、とある村で見つかった魔草の調査に乗り出すことになりー。シオン、リグラス、レーナたちのその後の物語も収録!大人気溺愛ロマンスファンタジー、第2巻!!「第1回一二三書房WEB小説大賞」“銀賞”受賞作!!
メルヴレイ帝国の皇子として生まれながら“厄災の皇子”として忌み嫌われ塔へ幽閉されたヴァレリウス。塔中の書物を貪り読んで育った彼に、ついに刺客の手が伸びる。からくも一命をとりとめたヴァレリウスは、メルヴレイ帝国への復讐を誓うとともに、国外への脱出を図るのだった。その道中で、サヴァルタ公国のリューディア公女と出会ったことで、彼の運命は大きく動き出す。彼女の参謀となり、知略をもってメルヴレイ帝国への復讐を開始する!!
所属していたパーティを「不遇職のテイマーだから」という理由だけで追放されたアルガ。落胆しながらも彼は、この機会にあらためて自分のレベルなどを検査してもらうことに。そこで、なんと自分が千年に一度しか現れない2つ目の職業(セカンドジョブ)持ちであることを知るのだった。『テイマー』に、魔物を配合し強くする『配合術師』-。この2つのジョブにより、アルガは魔物や世界最強の女冒険者、吸血姫たちと最強のパーティを作っていく…。
家光逝去に伴い十一歳で四代将軍となった幼君家綱。家綱を支える幕閣のひとり松平信綱は幼君の名を世に知らしめようと新たな上水を府内に引く政策をうち出す。だが幕府の財政は逼迫。金蔵の扉は開きそうもない。冴えわたる信綱の知恵と弁舌でその扉を開かせることができるのか。
田舎で農業を営んでいる三田仁は、田んぼで女騎士が倒れているのを発見する。セラフィムと名乗る女騎士から話を聞いてみると、どうやら異世界からやってきたらしい。現代日本に放り出された女騎士には当然行く当てもなく、仁は農業を手伝ってもらうことを対価として一緒に住むことに。この世界の常識がまったくないセラフィムに農業や社会、田舎の文化を日々教えていく仁。しかし、周囲からはどう見ても夫婦にしか見えないわけで…いつの間にか彼女は仁の嫁だと思われていたー!?WEB発の超人気スローライフ×農業ファンタジー、電撃の新文芸にてゆるっと爆誕!!
魔族であるというだけの理由で、それを邪悪と断ずるロンドシウス王国。その常識に抗い続けた、魔力を持たない“煤まみれ”、ロルフ・バックマン。運命に引き寄せられ、ついにロルフが手にした“煤の剣”は、彼にこの世界へ抗う力と、とある固い決意をもたらす。自らが信じる正義のためー魔族とともに、ロンドシウス王国を倒す。辺境伯の領都・アーベルを制圧するための作戦をリーゼたち魔族とともに開始するロルフ。だが、彼は知らなかった。ロルフたちに差し向けられた領軍の中に、第五騎士団最強の魔導師にして彼の妹、フェリシア・バックマンがいることをー。「…本気で、人間を裏切るんですか?魔族に寝返るんですか?」「人だからこうするんだ。信じるもののために立ち向かうのが、人だと思うから」かつては自分を慕っていた妹ー。避け得なかった悲しき戦いが、いま幕を開ける。
エルフの少女が奴隷として売られているのを目撃した青年・ヴァイス。その少女が、単なるエルフではなく絶滅したはずの希少種“ハイエルフ”であることに気付いた彼は、彼女を購入し、娘として育てることを決意する。はじめての育児に翻弄されまくりのヴァイス。それでも、奮闘の甲斐あって、ボロボロで言葉も話せなかった少女は元気な姿を取り戻す。名前は初めて喋った言葉にちなんで「リリィ」に決定。すっかり親バカ化したヴァイスは、リリィを魔法学校に通わせるという目標のために奔走する!「きょーはにゅうがくしきー りりーまほーつかいになるー♪」「…悪くないな、こういうのも」不器用なパパと純真無垢な娘のほっこり疑似家族ファンタジー、はじまります。
星馳せアルスによって大打撃を受けた黄都。これに乗じた権力奪還のため、二十九官を追放された巨魁・異相の冊のイリオルデが動き始める。イリオルデは歴史の裏でうごめく魔王自称者たちを結集させ…。陰謀が渦巻くなか、六合上覧は第二回戦に突入。再び互角に立ち合える相手を求めて微笑む、ルクノカ。そして、サイアノプが隠し持つ、真なる最強をも覆しうる“必殺”とはー。第九試合。極点の格闘家・無尽無流のサイアノプvs英雄殺しの伝説・冬のルクノカ。
次期国王の婚約者だった公爵令嬢エミリア。暴漢に襲われ三年間の眠りから目覚めると、妹が自分の婚約者と結婚していた。眠っている間に前世の記憶ー料理に関する知識を取り戻し、日々を充実させていく。そんな彼女のもとに現れたのは戦勝国の王子だがー「前世からずっと好きだった。ずっとキミを探してたんだ。絶対に諦められない」そこに不仲だと思っていた血の繋がらない兄が現れー「これからは我慢しない。エミリア、私はお前が好きだ」いきなり二人の男性から言い寄られてしまう。自由を手にした令嬢が日本食で人々を幸せにしちゃう異世界転生ファンタジー!