小説むすび | 2023年5月発売

2023年5月発売

パワハラ限界勇者、魔王軍から好待遇でスカウトされるパワハラ限界勇者、魔王軍から好待遇でスカウトされる

出版社

小学館

発売日

2023年5月19日 発売

勇者だって、生活費は必要なんです! 人間と魔族が対立する世界。数多の勇者と魔王が存在する現代において、勇者ランキング第一位の座につき『最強』の称号をもつ勇者がいた。その名も勇者アレン。 誰もが認める最強の勇者は、地位や名誉も手に入れ、人生がイージーモード……なんてことはなかった! 休みなく下される魔王討伐命令。凶悪な魔王を討伐しても、報酬は一般人でも簡単に稼げる程度の金額。準備や遠征費などの諸経費はすべて自己負担……。 とてもじゃないけど生活できない。そんな彼は運命の魔王と対峙する。美しい女性の魔王は、不満いっぱいな勇者に提案した。 「勇者よ! この条件で雇われろ!」 「……こんな……こんな好条件で俺が釣れると思うなよ!」 魔王の甘い誘惑に、内心ぐらぐらの勇者。しかし、魔王はある秘密を抱えていたーー 最強勇者と訳あり魔王がブラック世界でホワイト世界征服を目指す、爽快バトルコメディ! 【編集担当からのおすすめ情報】 理不尽な人間関係にうんざりしている方にお勧め! ウザかわ魔王や大剣メイドが、胸クソな敵をボコボコにしていく世界征服型の爽快バトルコメディです! 「小説家になろう」で人気を博したファンタジー!

今日はこのぐらいにして休みます今日はこのぐらいにして休みます

SEVENTEENドギョムとStray Kidsリノも愛読! 2018年に韓国で発刊されてからずっと愛されて累計17万部突破のベストセラー、 ついに日本上陸! 人間関係・仕事・恋愛…… 毎日がんばっているあなたに送る心休まる82のメッセージ 絶えず動いていても、方向も分からないまま走っていては意味がない。 時には休みながら、疲れた心を癒やす必要がある。 私たちは機械ではなく、それぞれが尊厳のある人間なのだから。 「すみませんが、今日はこのぐらいにして休みます」 いつの日か、誰もが自然にそう言うことができて、それに対して誰も否定的な判断をしない社会になることを願っている。 【あなたを救う言葉たち】 「友達は自分で選択した家族」 「あなたという存在は貴い。誰がなんと言おうと」 「『がんばれ』という言葉に反応しなくてもいい」 「つまずいても大丈夫。結局はうまくいく」 「人間は修正するものではない」 「愛とは、原石を宝石に変えていくこと」 「毎日、幸せでいられなくても毎日、笑うことはできる」 「人は、変わるのではなく成長するもの」 第1部 すべての人を愛することができないように、     すべての人から愛されることもできない 第2部 自尊心についてのでたらめな脚本を書き換える 第3部 涙と後悔の愛が私を成熟させる 第4部 人生はよかったし、ときどき悪かった。ただそれだけ

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2020年の新型コロナ禍による緊急事態宣言中に刊行し、大きな反響を呼んだ『小説伊勢物語 業平』。泉鏡花文学賞と毎日芸術賞をW受賞した「日本の美の源流をたどる」小説として、次に紡がれたのは、同じく平安時代の「六歌仙」のひとり、優れた歌の才に加えて、絶世の美女としても数々の伝説が残る小野小町の一代記である。本作も『業平』に続き、日本画家・大野俊明氏のカラー挿絵が「みやび」の世界に色を添える。 能楽の演目でも重くあつかわれる観阿弥作「卒塔婆小町」が元にしたとされる伝説「百夜(ももよ)通い」。小町を恋する男に、百夜通ってくれば共寝してもいいと無理難題をつきつける。男は通いつづけ、百夜目に悲劇的な死に見舞われる。思いが叶わなかった男の恨みはやがて小町の身の上に残され、惨めに老いさらばえるーー小町はなぜこのような姿に描かれ後世に伝えられねばならなかったのか。古今和歌集と後撰集に残された数少ない小野小町の実作とされる和歌をより深く翫味すれば、そこに隠された本当の小町の姿が立ち現れてくる。 小町の歌の世界はけして甘美ではない。しかし、「日本の美の源流」が「もののあはれ」、哀れから来るとなぜ言われてきたのか。五感を研ぎ澄まして、この小説の音律に身を委ね、時に声に出して読んでいけば、読後にかつて経験したことのない深い感動が待っている。「もののあはれ」が体感できる小説と言っても過言ではないだろう。 <前篇 花の色は> 高麗笛 一夜契り 夢と知りせば あはれてふ 六道の辻 月と雲 慈雨 算賀の菊 花ひとひら……など <後篇 我が身世にふる> うつろふもの 鄙の月 熾火 遺戒 梅花 春霞 海松布 懸想文 誘ふ水 母恋ひ 浦こぐ舟 慈恩院 百の文……など

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