小説むすび | 2023年5月発売

2023年5月発売

受付嬢に告白したくてギルドに通いつめたら英雄になってた受付嬢に告白したくてギルドに通いつめたら英雄になってた

発売日

2023年5月25日 発売

【大人気作品、待望の書籍化!巻頭には特別にコミカライズ第1話をまるまる収録!】 辺境に生まれ、最強の冒険者に憧れる少年・ジェイド。12歳になりようやく冒険者に登録できるようになったジェイドは意気揚々とギルドに向かうけれど、そこで受付嬢の少女・ガーネットに一目惚れしてしまい…。「彼女と話すには…クエストをこなしまくるしかない!」--少しでもガーネットと仲良くなるため、来る日も来る日も休まずに魔獣を倒し続け、気づけば10年! いつしかジェイドは「十つ花」と言われる世界最強ランクに到達し、国中の人々から英雄として慕われるように。しかしいまだガーネットとの仲はまったく進展しておらず!? 「ジェイドさま万歳! 無欲の英雄、万歳!」「僕はただガーネットさんに話しかけたいだけなのに…!」 奥手すぎる最強の英雄×無口な受付嬢が送る、ほのぼの冒険ファンタジー! 特典として、ガーネットのジェイドへの第一印象を描いたショートストーリー付き♡

箱入りエルフはのんびり旅したい。なのに、賢者とバレてなぜか引っ張りだこです。箱入りエルフはのんびり旅したい。なのに、賢者とバレてなぜか引っ張りだこです。

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2023年5月25日 発売

外の世界に憧れつつも引きこもっていた前世。ハーフエルフに転生し、今世でもたくさんの本を読んだシェラスは、今度こそ絵本や小説に出てきたような素敵な世界を旅したい!と集落を出て念願の一人旅に出ることに。これまでに読んだ本の知識や長旅の経験を活かして魔法薬を作ったり、書架遺跡を巡って教会を説得したり、ドワーフとエルフの長年の確執を解消しちゃったり…時には十賢人のひとりとして崇められながらも、大好きな本を追い求めてのんびり楽しく暮らす日々。ある日、山賊に襲われていたエルフ・リーリラを助けたところとっても懐かれてしまったシェラス。リーリラの強烈な押しに負け、ふたりはそのまま一緒に旅をすることに…!? 魔導書を探して屋敷に迷い込んだり、ゆっくり温泉に入ってみたり、徐々に仲を深めていくふたり。しかし、リーリラにはとある秘密があるようで…!? おてんばエルフの悠々自適な異世界旅、いざ開幕!

外れスキルでSSSランク魔境を生き抜いたら、世界最強の錬金術師になっていた3〜快適拠点をつくって仲間と楽しい異世界ライフ〜外れスキルでSSSランク魔境を生き抜いたら、世界最強の錬金術師になっていた3〜快適拠点をつくって仲間と楽しい異世界ライフ〜

戦闘に向かないスキル【錬金術】しか授かれず、SSSランク魔境に追放されたソラ。最強のラスボスたちを従え魔境を脱出したソラは、極貧村の改革に乗り出すが、錬金術や魔法の力で大発展した村は今や王都をしのぐほどの人気都市に変貌する。そんな中、噂を聞きつけた魔術師の町が使者を送ってきたのをきっかけにソラと仲間たちは視察を兼ねて旅に出ることに。しかし思い付きで作った自動車に乗っていったせいで魔術師たちを大いに驚かせてしまい…。 「なんだこの乗り物は!? 乗っているのは…人魔を統べる王!?」 魔法対決など、魔術師の町を楽しんだ一行は今度はネコ獣人が暮らす秘境に向かうことに。かつて剣神が作ったというその集落が失われかけているのを知り、ソラは彼らを救うためにひと肌脱ぐことを決意するが…。 とんでも錬金術師、国づくりの次は異世界旅に!? 頼もしい仲間と一緒にあらゆる場所を楽しみ尽くす! 巻末には書籍限定の書き下ろし番外編付き!

誰にも愛されなかった醜穢令嬢が幸せになるまで 1 〜嫁ぎ先は暴虐公爵と聞いていたのですが、気がつくと溺愛されていました〜誰にも愛されなかった醜穢令嬢が幸せになるまで 1 〜嫁ぎ先は暴虐公爵と聞いていたのですが、気がつくと溺愛されていました〜

虐げられていた少女が冷酷公爵と契約結婚!? 不遇な令嬢が溺愛され、誰よりも幸せになるシンデレラストーリー。 不義の子として伯爵家に生まれたアメリアは、幼い頃より家族から虐げられて育ってきた。 まともな食事を与えられず、奴隷のような扱いで……。 いつしか、その貧相な見た目から社交界でつけられた名が“醜穢令嬢”。 そんなアメリアが十七歳になったある日、縁談の話が舞い込む。 相手は公爵家の当主であるローガン・ヘルンベルク。 多くの令嬢が婚約を辞退し、暴虐無慈悲と噂される公爵だった。 だが家の汚点が消えるという理由でアメリアは嫁ぐことになり……!? 不自由な生活から離れられると、公爵家を訪れたアメリアだったが、一方的に契約結婚であるということをローガンから告げられ!? しかしアメリアはローガンと過ごしていくうちに、彼が噂とは違い、不器用ながらも優しい一面があることを知る。 多忙な中でもアメリアとの時間を作ろうとする姿に少しずつ信頼を寄せていきーー。 これは家族から愛されなかった少女が、誰よりも幸せになる物語。

挿し絵入り版 老人と海挿し絵入り版 老人と海

今なぜ『老人と海』なのか! 先の見えない時代だからこそ生の何たるかを問う、 新訳でよみがえる 幻の挿し絵入り名作の復活! 本書で描かれているのは、政治、経済、戦争といった一時的な社会現象を超越した、 人間そのものの根源的な姿です。(「訳者あとがき」より) 小説世界をより深く味わうための訳者による註とヘミングェイの略年表、そして、 『老人の海』がなぜ重要作品なのかを詳細に解説した「訳者あとがき」も収録されています。 ======= 【目次】 訳者はしがき 老人と海 訳註 アーネスト・ヘミングウェイ年譜 訳者あとがき   なぜ今『老人と海』なのか   死の恐怖   解ける死の呪縛    肉体の衰えと創造力   二つの序文と原爆投下   もう一つの戦争小説   不死鳥のごとく   翻訳に当たって 訳者はしがき 老人と海 訳註 アーネスト・ヘミングウェイ年譜 訳者あとがき   なぜ今『老人と海』なのか   死の恐怖   解ける死の呪縛    肉体の衰えと創造力   二つの序文と原爆投下   もう一つの戦争小説   不死鳥のごとく   翻訳に当たって

鈍色幻視行鈍色幻視行

著者

恩田陸

出版社

集英社

発売日

2023年5月26日 発売

謎と秘密を乗せて、今、長い航海が始まる。 撮影中の事故により三たび映像化が頓挫した“呪われた”小説『夜果つるところ』と、その著者・飯合梓の謎を追う小説家の蕗谷梢は、関係者が一堂に会するクルーズ旅行に夫・雅春とともに参加した。船上では、映画監督の角替、映画プロデューサーの進藤、編集者の島崎、漫画家ユニット・真鍋姉妹など、『夜〜』にひとかたならぬ思いを持つ面々が、梢の取材に応えて語り出す。次々と現れる新事実と新解釈。旅の半ば、『夜〜』を読み返した梢は、ある違和感を覚えてーー 【著者略歴】 恩田陸(おんだ・りく) 一九六四年生まれ、宮城県出身。九二年、日本ファンタジーノベル大賞の最終候補作に選出された『六番目の小夜子』でデビュー。二〇〇五年『夜のピクニック』で吉川英治文学新人賞と本屋大賞、〇六年『ユージニア』で日本推理作家協会賞長編及び連作短編集部門、〇七年『中庭の出来事』で山本周五郎賞、一七年『蜜蜂と遠雷』で直木三十五賞と本屋大賞を受賞。ミステリ、ホラー、SFなど、ジャンルを越えて多彩な執筆活動を展開する。他の著書に、『スキマワラシ』『灰の劇場』『薔薇のなかの蛇』『愚かな薔薇』『なんとかしなくちゃ。青雲編』など多数。

時々、慈父になる。時々、慈父になる。

出版社

集英社

発売日

2023年5月26日 発売

1983年5月、『優しいサヨクのための嬉遊曲』から40年。 いつまでも自分が主役だと思うなよ。 毀誉褒貶を顧みない作風で時代を駆け抜けた作家による、 デビュー40周年記念の自伝的父子小説。 第一部「父親の変わり身」 第二部「親バカでない親はいない」 第三部「運命なんて愛したくない」 第四部「後のことはおまえに任せた」 時は1991年、島田雅彦30歳。バブルは崩壊したとは言え、執筆の他にも世界中を旅する仕事が続く中、妻の妊娠が判明する。夫は、子育てに適した新居を探し、子どもの名前を考える。「永遠に実現しない希望」を意味する弥勒菩薩からミロクと名付け、生後間もない頃から世界中へと連れ回し、家族の記憶はいつも旅の記憶。自由奔放に子どもを育てたいと思いながらも、お受験へ。入園式当日に朝帰りをしたのは、父だったからか、作家だったからか。息子が生まれ、世界が一変したはずの作家による自伝的父子小説。 【著者略歴】 1961年3月、東京都生まれ。東京外国語大学ロシア語学科卒業。在学中の83年に『優しいサヨクのための嬉遊曲』でデビュー。84年『夢遊王国のための音楽』で野間文芸新人賞、92年『彼岸先生』で泉鏡花文学賞、2006年『退廃姉妹』で伊藤整文学賞、08年『カオスの娘』で芸術選奨文部科学大臣賞、16年『虚人の星』で毎日出版文化賞、19年『君が異端だった頃』で読売文学賞〔小説賞〕を受賞。主な著書に『徒然王子』『悪貨』『英雄はそこにいる』『傾国子女』『ニッチを探して』『暗黒寓話集』『カタストロフ・マニア』『人類最年長』『スノードロップ』『スーパーエンジェル』『パンとサーカス』など多数。 現在、法政大学国際文化学部教授。

トラストー絆/わが人生/追憶の記/未来ートラストー絆/わが人生/追憶の記/未来ー

1920年代、ニューヨーク。投資家ベンジャミン・ラスクは、冷徹無慈悲な読みでニューヨーク金融界の頂点に登り詰める。一方、妻のヘレンは社交界で名声をほしいままにするが、やがて精神に支障をきたす。一世を風靡した夫妻の、巨万の富の代償とは一体何だったのかー。こうして1937年に発表され、ベストセラーとなった小説『絆』。しかし、ここに描かれた大富豪夫妻には、別の記録も存在していた。『絆』への反駁として大富豪が刊行しようとした自伝『わが人生』。『わが人生』を代筆した秘書の回想録『追憶の記』。そして、大富豪の妻の死後発見された日記『未来』。夫妻を全く異なる視点から描く四篇を読み進めるうち、浮かび上がる真実とは…。ブッカー賞候補になり、カーカス賞を受賞し、2023年にはピュリッツァー賞を受賞。ニューヨーカー、タイム、エスクァイア他、多くの媒体のベストブックに輝き、オバマ元大統領も絶賛した、現代アメリカ文学の最先端が贈る長篇小説。

その昔、ハリウッドでその昔、ハリウッドで

クエンティン・タランティーノ、小説家デビュー作! アカデミー賞2部門受賞、ゴールデングローブ賞3部門受賞した 〈ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド〉を タランティーノ自ら小説化! 1969年、ハリウッド。 俳優リック・ダルトンは人生の岐路に立っていた。 キャリアが下り坂の彼に大物エージェントがイタリア製作のウェスタン映画に出ないかという話を持ちかけてきたのだ。悩みを抱えながらTVドラマの撮影に出かけたリックが現場で出会ったのは…… リックの長年の相棒、クリフは謎の多い男だった。 妻を殺したが罪を逃れ、戦争中には大勢殺したと豪語する男。今日もリックの車でハリウッドを流していたクリフはヒッピー娘を拾い、彼女らがチャーリー・マンソンなる男と暮らす牧場へと向かう…… 女優シャロン・テートは気鋭の映画監督ポランスキーと結婚し、リックの隣に住みはじめたところだった。 折しも自分の出演作〈サイレンサー/破壊部隊〉が劇場でかかっているのを目にした彼女は、うきうきとチケット売り場の女の子に声をかけ…… 映画にはない場面、映画にはない物語、映画とは異なる結末ーー 本書はノベライズではない。同じ種子から誕生したもうひとつの物語、堂々たる一編の長編小説なのである。オフビートな小説を愛し、自身の映像言語としてきた巨匠がみせるグルーヴィな語りの才能に瞠目せよ! 池上冬樹氏、絶賛ーー とても映画監督の余技とは思えないほど、作家としての豊かな力量を感じさせる。 映画と小説はあわせて一本、または二つあわせて「完全版」と言えるかもしれない…… 面白いのである。掛け値なしに面白い。(本書解説より)

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