小説むすび | 2024年7月26日発売

2024年7月26日発売

城砦〈上〉城砦〈上〉

忘れられた名著であるJ.A.クローニンの「城砦」が夏川草介氏の新訳でよみがえりました。英国の医師であり小説家だったクローニンと、日本の医師である「神様のカルテ」シリーズの著者である夏川草介氏。この時代を越えたコラボで新たに誕生したのが「新訳 城砦」です。  本書は、医師の仕事に情熱を燃やす若き医師アンドルーが様々な苦難に立ち向かう半生を描いたものです。ある時は、医療制度に立ち向かい、ある時は、富や名声への渇望という自らの欲望に足をさらわれそうになりながら、希望の灯を絶やさない心の軌跡が描かれています。「何のために生きるのか?」「何のために働くのか?」そんな人生の難問に出逢った際、きっと本書から得るものがあるはずです。いつの時代であっても生きていればかならず遭遇する苦難や人生の落とし穴。あなたはどう対応しますか。 <第一部> 第一話 鉱山の町 第二話 初めての患者 第三話 腸チフス 第四話 デニーの荒療治 第五話 クリスティン 第六話 「隠れ家荘」の夕食会 第七話 星明かりの下で 第八話 慎重に、ゆっくりと、確実に 第九話 カーディフの学会 第十話 過酷な夜 第十一話 ジョーの五ギニー 第十二話 急転 第十三話 二通の推薦状 第十四話 帰宅 <第二部> 第一話 アベララウ 第二話 ルウェリンの歓迎 第三話 ロンドンへ 第四話 西部診療所 第五話 暗転 第六話 夜更けの訪問者 第七話 ヴォーン家 第八話 旧友の来訪 第九話 赤髭の歯科医 第十話 王立医学会会員 第十一話 第三坑道 第十二話 クリスマス・イブ 第十三話 丸木橋 第十四話 学位論文 第十五話 審問会 第十六話 出立の日

城砦〈下〉城砦〈下〉

忘れられた名著であるJ.A.クローニンの「城砦」が夏川草介氏の新訳でよみがえりました。英国の医師であり小説家だったクローニンと、日本の医師である「神様のカルテ」シリーズの著者である夏川草介氏。この時代を越えたコラボで新たに誕生したのが「新訳 城砦」です。  本書は、医師の仕事に情熱を燃やす若き医師アンドルーが様々な苦難に立ち向かう半生を描いたものです。ある時は、医療制度に立ち向かい、ある時は、富や名声への渇望という自らの欲望に足をさらわれそうになりながら、希望の灯を絶やさない心の軌跡が描かれています。「何のために生きるのか?」「何のために働くのか?」そんな人生の難問に出逢った際、きっと本書から得るものがあるはずです。いつの時代であっても生きていればかならず遭遇する苦難や人生の落とし穴。あなたはどう対応しますか。 <第三部> 第一話 鉱山労務管理局 第二話 誰でもない <第四部> 第一話 フォイ医師の診療所 第二話 医師たちの晩餐会 第三話 一番大切なこと 第四話 ローリエ 第五話 ルロワとフランシス 第六話 アイダの医療ホーム 第七話 変わりゆく日々 第八話 ヴィクトリア呼吸器病院 第九話 旧友の帰還 第十話 シェアへの小旅行 第十一話 プラザのグリルで 第十二話 スティルマン 第十三話 クロスウェイズ 第十四話 歯科医の頼み事 第十五話 悲劇 第十六話 崩壊 第十七話 再生への道 第十八話 新しい計画 第十九話 静夜 第二十話 森と風と空と 第二十一話 召喚状 第二十二話 城砦

ときめきの丘でときめきの丘で

たとえ友情でもかまわない── あなたの隣にいられるのなら。 掃除、洗濯、買い物、料理……すべての家事をこなしながら、 セリーナはもう何年も、わがままで気難しい父の世話をしてきた。 26歳の誕生日、彼女が休息を求めて近くの丘にのぼると、 いつもは誰もいない頂上に、見知らぬハンサムな男性がいた。 なぜか初対面の彼に親しみが湧いておしゃべりに興じるが、 気づけばセリーナの心はほぐれ、笑顔を取り戻していた。 その後すぐ父が心臓発作で倒れ、主治医と共に現れた医師、 ファンドーレンを見て、彼女は驚く──丘の上の想い人だった! 父の死後に家を失い、仕事もなく追いつめられたセリーナは、 ファンドーレンから思いがけず“友情結婚”を申し込まれて……。 貧しくとも純粋で気高い心を持つヒロイン。ヒーローと結婚したものの、友情だけでは満たされなくなり、彼を愛し始めていることに気がついて……。大スター作家ベティ・ニールズの真骨頂! 切ないシンデレラ・ロマンスをお楽しみください。

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