小説むすび | 2024年7月26日発売

2024年7月26日発売

月花美人月花美人

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KADOKAWA

発売日

2024年7月26日 発売

【Xで著者のポストが話題沸騰!書評も続々、いま最旬の時代エンタメ小説!】 菜澄藩の郷士・望月鞘音は、姪の若葉との生活を少しでも楽にしようと、傷の治療に使う〈サヤネ紙〉を作っていたが、幼馴染の紙問屋・我孫子屋壮介から改良を頼まれる。町の女医者・佐倉虎峰の依頼だというが、目的を明かさないので訝しく思うと、それは「月役(月経)」の処置に使うためであった。自分の仕事を穢らわしい用途に使われた、武士の名を貶められた、と激怒する鞘音だったが、時を同じくして初潮を迎えた若葉が「穢れ」だと村の子供にいじめられたことを知る。女性の苦境を目の当たりにした鞘音は迷いつつ、壮介や虎峰と協力し、「シモで口に糊する」と誹られながらも改良した完成品〈月花美人〉を売り出そうとするがーー。己に恥じない生き方を問う、感動の医療時代小説! 《たくさんのメディアで紹介されています》 ◆Real Sound 立花ももさん ◆日経新聞 8/22付 東えりかさん ◆東京新聞 8/24付 理流さん ◆中国新聞 9/1付 細谷正充さん ◆中日新聞 9/2付 大矢博子さん ◆エンタメ丼 9月号 松井ゆかりさん ◆本の雑誌 10月号 松井ゆかりさん ◆小説丸 末國善己さん ◆小説新潮 10月号 杉江松恋さん ◆野性時代10月号 吉田大助さん 序章 第一章 サヤネに斬られる 第二章 初花 第三章 不浄小屋 第四章 蟷螂の斧 第五章 清く気高く美しく 第六章 殿の御成り 第七章 真剣勝負 終章

城砦〈上〉城砦〈上〉

忘れられた名著であるJ.A.クローニンの「城砦」が夏川草介氏の新訳でよみがえりました。英国の医師であり小説家だったクローニンと、日本の医師である「神様のカルテ」シリーズの著者である夏川草介氏。この時代を越えたコラボで新たに誕生したのが「新訳 城砦」です。  本書は、医師の仕事に情熱を燃やす若き医師アンドルーが様々な苦難に立ち向かう半生を描いたものです。ある時は、医療制度に立ち向かい、ある時は、富や名声への渇望という自らの欲望に足をさらわれそうになりながら、希望の灯を絶やさない心の軌跡が描かれています。「何のために生きるのか?」「何のために働くのか?」そんな人生の難問に出逢った際、きっと本書から得るものがあるはずです。いつの時代であっても生きていればかならず遭遇する苦難や人生の落とし穴。あなたはどう対応しますか。 <第一部> 第一話 鉱山の町 第二話 初めての患者 第三話 腸チフス 第四話 デニーの荒療治 第五話 クリスティン 第六話 「隠れ家荘」の夕食会 第七話 星明かりの下で 第八話 慎重に、ゆっくりと、確実に 第九話 カーディフの学会 第十話 過酷な夜 第十一話 ジョーの五ギニー 第十二話 急転 第十三話 二通の推薦状 第十四話 帰宅 <第二部> 第一話 アベララウ 第二話 ルウェリンの歓迎 第三話 ロンドンへ 第四話 西部診療所 第五話 暗転 第六話 夜更けの訪問者 第七話 ヴォーン家 第八話 旧友の来訪 第九話 赤髭の歯科医 第十話 王立医学会会員 第十一話 第三坑道 第十二話 クリスマス・イブ 第十三話 丸木橋 第十四話 学位論文 第十五話 審問会 第十六話 出立の日

城砦〈下〉城砦〈下〉

忘れられた名著であるJ.A.クローニンの「城砦」が夏川草介氏の新訳でよみがえりました。英国の医師であり小説家だったクローニンと、日本の医師である「神様のカルテ」シリーズの著者である夏川草介氏。この時代を越えたコラボで新たに誕生したのが「新訳 城砦」です。  本書は、医師の仕事に情熱を燃やす若き医師アンドルーが様々な苦難に立ち向かう半生を描いたものです。ある時は、医療制度に立ち向かい、ある時は、富や名声への渇望という自らの欲望に足をさらわれそうになりながら、希望の灯を絶やさない心の軌跡が描かれています。「何のために生きるのか?」「何のために働くのか?」そんな人生の難問に出逢った際、きっと本書から得るものがあるはずです。いつの時代であっても生きていればかならず遭遇する苦難や人生の落とし穴。あなたはどう対応しますか。 <第三部> 第一話 鉱山労務管理局 第二話 誰でもない <第四部> 第一話 フォイ医師の診療所 第二話 医師たちの晩餐会 第三話 一番大切なこと 第四話 ローリエ 第五話 ルロワとフランシス 第六話 アイダの医療ホーム 第七話 変わりゆく日々 第八話 ヴィクトリア呼吸器病院 第九話 旧友の帰還 第十話 シェアへの小旅行 第十一話 プラザのグリルで 第十二話 スティルマン 第十三話 クロスウェイズ 第十四話 歯科医の頼み事 第十五話 悲劇 第十六話 崩壊 第十七話 再生への道 第十八話 新しい計画 第十九話 静夜 第二十話 森と風と空と 第二十一話 召喚状 第二十二話 城砦

コウノトリが来ない結婚コウノトリが来ない結婚

できれば私が夫の子を身ごもりたかった。 これは愛のない結婚をした罰なの? サーシャがギリシア富豪ラファエルと出会ってすぐに結婚したのは、 裕福な権力者で横暴な継父の支配から逃れたかったためだ。 ラファエルも彼女が持つ豊かな人脈を必要としていたから、 どちらにも都合はよく、愛がなくてもかまわないはずだった。 けれど妻を大切にし、対等に扱う夫にサーシャはいつしか恋をし、 愛を求めるようになっていた。 今、夫は自分の後継者となる赤ちゃんを欲しがっている。 けれどいくら不妊治療を続けても子供を授かることはなく、 サーシャはつらい気持ちを押し殺し、代理母による出産を提案した。 私が愛する夫の願いをかなえるにはもうその方法しかないから……。 R-3885『秘書は秘密の代理母』で代理出産を依頼した夫妻が、今作のヒーローとヒロインです。代理母が妊娠に成功しても夫には愛されず、苦悩するヒロイン。そんなとき、交通事故にあって重傷を負い……。大スター作家D・コリンズの妙味が堪能できる一冊です!

ときめきの丘でときめきの丘で

たとえ友情でもかまわない── あなたの隣にいられるのなら。 掃除、洗濯、買い物、料理……すべての家事をこなしながら、 セリーナはもう何年も、わがままで気難しい父の世話をしてきた。 26歳の誕生日、彼女が休息を求めて近くの丘にのぼると、 いつもは誰もいない頂上に、見知らぬハンサムな男性がいた。 なぜか初対面の彼に親しみが湧いておしゃべりに興じるが、 気づけばセリーナの心はほぐれ、笑顔を取り戻していた。 その後すぐ父が心臓発作で倒れ、主治医と共に現れた医師、 ファンドーレンを見て、彼女は驚く──丘の上の想い人だった! 父の死後に家を失い、仕事もなく追いつめられたセリーナは、 ファンドーレンから思いがけず“友情結婚”を申し込まれて……。 貧しくとも純粋で気高い心を持つヒロイン。ヒーローと結婚したものの、友情だけでは満たされなくなり、彼を愛し始めていることに気がついて……。大スター作家ベティ・ニールズの真骨頂! 切ないシンデレラ・ロマンスをお楽しみください。

脅迫された花嫁脅迫された花嫁

まさか彼の花嫁になるなんてーー 私を残酷に捨てた、初恋のあの人の。 19歳のローズは訪れたバルセロナで、長身でたくましい 黒髪の若き銀行家、ハビエルと出会い、たちまち虜になったーー 純潔を捧げた翌朝、捨てられるとは夢にも思わず。 10年後、ローズは従妹の婚約パーティで偶然ハビエルと再会する。 あのとき、妊娠したことだけでも告げたかったけれど、 彼が他の女性と結婚間近と聞かされたあと、流産したのだ。 「お会いできて光栄だ、ロザリン・メイ」ハビエルに笑顔で挨拶され、 ローズは落胆した。私の顔も覚えていないのね……。 だがハビエルは、言葉巧みになぜか彼女を スペインの実家へ連れていき、強引に結婚を承諾させてしまう! 余命いくばくもない祖父のためという大義名分を振りかざされ、自分を深く傷つけた忘れえぬ一夜の相手と、やむなく結婚したヒロインでしたがーー。大人気のスペイン人ヒーローに、情熱的に迫られる純真なヒロインの恋物語をお楽しみください。

愛し子がつなぐ再会愛愛し子がつなぐ再会愛

私を捨てた彼を、心の中で何度も責めた。 ここにいない彼を、夢の中で何度も求めた。 保健師のソフィーは女手一つで幼い一人息子ラキーを育てている。 ラキーには生まれつき足に問題があり、相談のため連れていった病院で、 ソフィーは思いがけない相手と再会したーー2年あまり前、 一夜を共にしたあと音信不通になった不実な男性、フィン! 電話すると約束してくれたのに、待てど暮らせど連絡はなく、 彼の子を身ごもったことを伝えようにも伝えられなかった……。 自分の息子とも気づかず診察する彼に、ソフィーの心は千々に乱れた。 もしもフィンがいてくれたら、育児も日々の生活もずっと楽だったろう。 でも彼が私を捨てた事実は変わらない。息子は私が独りで守るわ! だがラキーが1歳半と知ったフィンは月日を逆算するような顔になりーー 恵まれたルックス、鍛え抜かれた体ーー美貌のフィンとの再会に胸の高鳴りを必死に抑えるソフィー。一方、彼女に連絡しなかったのには、片脚を失うほどの大事故に遭っていたという深い事情があったフィン。華々しい受賞歴を誇るL・ジョージの日本デビュー作!

絆のプリンセス絆のプリンセス

文字どおり灰かぶりの私が、 この麗しき皇太子の花嫁……? 幼い頃に両親を亡くし、車の整備士の伯父に育てられたイジー。 その伯父も亡き今、天涯孤独の彼女に遺されたたった一つの母の形見は 家族に伝わるという古い木箱だが、鍵がないため中身を知らない。 ある日、イジーの職場に黒塗りのリムジンが横づけされた。 側近を従えて降りてきたのは、ブルーグリーンの瞳の端整な若い男性。 「イザベル・ポーサードだね。僕はベルノニアの皇太子ニコラだ」 親しい人しか知らない彼女の本名を口にした彼は、驚きの告白をした。 「君が持っている箱は、君が赤ん坊のときに僕が贈ったものだ。 王子が結婚するとき、妻に“花嫁の箱”を贈る。僕は君の夫だ」 口をぽかんと開けたイジーをまっすぐに見据え、ニコラは鍵を差し出した。 アメリカの片田舎で育ち、車の整備士として額に汗し、油まみれの手で懸命に働くこの私がプリンセスだったなんて! みずからの出自に驚くイジー。けれども、ニコラ皇太子は別の国のプリンセスと結婚するために、イジーとの婚姻無効を望んでいるのでしたーー

ハイランダーの秘密の跡継ぎハイランダーの秘密の跡継ぎ

誰からも望まれないのなら、 私は独りで、この子を産む。 フィオナは凶暴な父から逃れるべく、遠くを目指して家出した。 道中、湖で沐浴していると背後から声をかけられ、振り返った瞬間、 相手を見て驚愕するーー1年前まで相思相愛だったブランドン! よりにもよって、ここが彼の領地だったなんて……。 かつて二人は双方の父親に交際を反対され、逢い引きを重ねたが、 不幸にも氏族間で争いが起き、秘密の恋は終わったのだった。 フィオナのせいで氏族に犠牲が出たと考えるブランドンは今、 瞳に怒りの炎を燃やしてこちらを鋭く見据えている。 そのとき、フィオナが地面に置いておいた布包みから赤ん坊の声が響き、 彼女は告げた。「ブランドン、あなたの息子を紹介するわ」 美しい赤ん坊にほほ笑みかけられたブランドンは思わずほほ笑み返しますが、はたと、これは罠ではないかとフィオナの意図を勘繰ります。けれども、赤ん坊の腕にはブランドンや彼の兄と同じピンク色の卵形の痣があり、この子は確かに自分の息子だと悟るのでした。

伯爵に拾われた娘伯爵に拾われた娘

路地裏で伯爵が見つけたのは、 薄汚れた少年の姿をした真珠だったーー 伯爵アダムはある日、ロンドンの路地裏で時計を盗られ、 スリを働いた相手を捕まえてみると、小柄な少年だった。 エドと名乗った少年は意外にも聡明そうで、誇り高さすら感じられた。 少年に同情し、路地裏生活から救い出してやろうと考えていた矢先、 アダムはその少年が何者かに殴られて路上に倒れているのを発見した。 急いで知人の館へ運びこむと、そこで驚きの事実が判明する。 少年はなんと、エドウィナという名の麗しき18歳の娘だったのだ! だがそのときのアダムはまだ知らなかったーー エドウィナが本当はさる男爵家の令嬢であることも、 アダムの横顔を見ただけで胸の高鳴りを抑えられずにいることも。 父を亡くした男爵令嬢エドウィナは、後見人に決められた不気味な老伯爵との縁談を嫌い、少年に扮して家出を決行。けれども所持金をすべて盗まれたうえ、悪党につけこまれて路地裏でスリを働かされていたとき伯爵に拾われたのでした。不遇な令嬢の恋の行方は?

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