小説むすび | 2025年4月11日発売

2025年4月11日発売

代理母が授かった小さな命代理母が授かった小さな命

彼はお腹の子の父。そして、私の夫。 どちらも真実で、どちらも偽り……。 子宝に恵まれない姉夫婦のために、代理母として妊娠中のケイト。 ところがある日、姉が奇跡的に自然妊娠したとわかる。 ちょっと待って! 私の中ですくすく育っているこの子はどうなるの? その子をケイトが引き取るなら、邪魔はしないと姉は言う。 お腹の子の生物学的な母親は私。そして、父親は姉夫婦の友人ジェイク。 すでに赤ちゃんとの絆を感じていたケイトは引き取りたいと思うが、 未婚のままで子育てをするのは仕事に差しさわりがある。 悩んだ彼女はジェイクに願い出た。「私と形だけの結婚をしてほしいの」 むせ返るほど官能的な彼にどう接していいかもわからないけれど……。 そんなケイトを面白がるように、ジェイクは結婚を承諾したうえ、 彼女をどぎまぎさせる条件をつけた。「ひとつ屋根の下で暮らすんだ」 半年だけの偽装結婚に踏み切るケイトですが、相手はこれでもかと男性的魅力を振り撒くジェイク。しかも彼は結婚を本物らしく見せるために結婚式も挙げようと提案します。偽りの妻でしかないのに、ケイトはそんな彼の魅力にしだいに抗えなくなってしまい……。

スター作家傑作選〜春色のシンデレラ〜スター作家傑作選〜春色のシンデレラ〜

人生最高の恋は、春にやってくる。心の花咲くシンデレラ・アンソロジー!「夢の先には」ベティ・ニールズ/結城玲子 訳 看護師エマは車でオランダを旅行中、車線を間違えて高級車にぶつかってしまう。申し訳ない気持ちで弁償を申し出たのに、容姿端麗な相手の男性はあまりにそっけない。しかもエマが警官に提示したパスポートを彼が見ていることに反抗心が湧いた。ところが旅の最終日、古城で彼とばったり会ったとき、なぜかエマの胸は高鳴った。ユスティンと名乗った彼はしかし、隣にすらりとした美女を連れていた。「そういうことなのね…」肩を落とすエマだったが、帰国後に驚きの再会がー敏腕外科医としてユスティンが現れたのだ!「六人目の花嫁」エマ・ダーシー/高木晶子 訳 天才的頭脳で巨万の富を築いた億万長者フレッチャーと出逢った看護師タミー。彼の情熱的なまなざしに魅了されるが、彼は傲慢なプレイボーイと噂されている。両親が離婚したことが心の傷となっているタミーは、心から愛し愛される関係をずっと願ってきた。一夜限りの関係しか求めない、愛の告白や約束の言葉を口にしないようなフレッチャーとは距離を置くべきだと頭ではわかっているはずなのに、彼とめくるめく一夜を過ごしてしまうーまさか予期せずフレッチャーの子を身ごもり、愛されぬ花嫁になるとは思いもせずに。

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