小説むすび | 2025年発売

2025年発売

ムーア人による報告ムーア人による報告

ピュリツァー賞最終候補作品 一五二八年、スペインの征服者(征服者にルビ:コンキスタドール)であるナルバエス率いる探検隊は、現在の米国フロリダ州と思われる場所に上陸、インディオの村で金塊を発見したことから欲に駆られ、金の出所と思われる都を探し始める。 モロッコ出身の黒人奴隷ムスタファは、かつては商売に励んでいたが破産してしまい、自らを奴隷として売り、探検隊に同行していた。探検隊は病気、物資不足、人肉食、部族の襲撃などで壊滅し、生存者は散り散りになる。ムスタファは友好的なインディオから言語と習慣を学び、旅を続ける。ムスタファは恐怖に怯えつつも、生存者の四人がすべてを失ったことで、自由平等になったと感じていた。生存者は医学的な知識によって、さまざまな部族の伝説となり、四人とも部族の女と結婚する。一同は一緒に旅をし、異なる部族を治療し、多くの信奉者を得るようになった。やがて彼らは仲間のカスティーリャ人と出会い、ヌエバ・エスパーニャに連れてこられる。それはムスタファにとって再び奴隷になることを意味した……。 モロッコ出身の作家が、実在する報告書を元に実在した奴隷の視点から冒険を再構築した傑作長篇。

日本近代小説撰日本近代小説撰

出版社

鴎出版

発売日

2025年6月3日 発売

本書の前半には日本近代の基本的な作家の作品や、少し異色ながら興味深い作品を撰び、後半は富山・石川の出身の作家や、地域を描いた面白い作品を収録する。 ここに収録した作品を読む中で自分と異なる感情や考え方を想像し、自らの価値基準を見極めることができ、自分は何者なのか、如何に生きて行くのかを考えさせられる。 はじめに 1 教養としての文学 ・藪の中……芥川龍之介 ・刺 青……谷崎潤一郎 ・人魚の嘆き……谷崎潤一郎 ・范の犯罪……志賀直哉 ・クララの出家……有島武郎 ・一房の葡萄……有島武郎 ・赤い蝋燭と人魚……小川未明 ・小さい針の音……小川未明 ・よだかの星……宮澤賢治 ・にごりえ……樋口一葉 ・十三夜……樋口一葉 ・わかれ道……樋口一葉 2 富山・石川の文学 ・貧しき小学生徒……横山源之助 ・鉄骨児……横山源之助 ・龍潭譚……泉鏡花 ・蛇くひ……泉鏡花 ・水 郷……三島霜川 ・或売笑婦の話……徳田秋聲 ・夜汽車……小寺菊子 ・戀ごゝろ……小寺菊子 ・地にすめるもの……富本一枝 ・鮒……富本一枝 ・人魚使ひ……室生犀星 ・古城下町へ……室生犀星 掲載作家生没・生誕地一覧

GOAT Summer 2025GOAT Summer 2025

5万部!驚異の部数を記録した文芸誌第2号 5万部という驚異の売り上げを記録した新文芸誌、第2号! 特集 悪 小説 朝井リョウ 小川 哲 一穂ミチ 市川沙央 木爾チレン カツセマサヒコ モモコグミカンパニー 梨 染井為人 芦沢 央 逸木 裕 冲方 丁 市街地ギャオ 上村裕香 小原 晩 鼎談 「ナチスの奥底に現代を見た。」 佐藤 究×マライ・メントライン×神島大輔 エッセイ 武田砂鉄 三浦透子 山口未桜 私のGOAT本 岩谷翔吾 宇田川拓也 齋藤明里 中村文則 古屋兎丸 宮田愛萌 小説 坂崎かおる 野崎まど 酒寄希望 第2回GOAT×monogatary.com 文学賞 受賞作発表 選考委員長 加藤シゲアキ 最終選考会レポート インタビュー 加藤シゲアキ 対談 『謎解きはディナーのあとで』TVアニメ化記念対談 花澤香菜・梶 裕貴×東川篤哉 藤ヶ谷太輔×けんご 詩 小笠原鳥類 柴田聡子 橘 上 田中さとみ 山田亮太 評/豊崎由美 特集 旅 京都 創作 浅倉秋成 麻布競馬場 上坂あゆ美 鈴木ジェロニモ 千早 茜 方丈貴恵 エッセイ 古谷田奈月 佐原ひかり 手紙 junaida ゆっきゅん 【編集担当からのおすすめ情報】 「悪」特集には、朝井リョウさんが”究極の黒い紙”にインスパイアされて執筆した短編を掲載。 「旅」特集では、京都の「BOOK HOTEL」とコラボし、古都に滞在した作家たちに素敵な作品をご執筆いただきました。

リグレティング・ユー あの日の自分に戻れたら 下リグレティング・ユー あの日の自分に戻れたら 下

モーガンとクリスの娘クララは十六歳になっている。 ある日、クララは車で学校から帰る途中、道端に上級生のミラーの姿を見つけた。何をしているんだろう……これまでミラーとは話したこともない。何があったわけでもないのに、ミラーが自分を避けている気がするし、彼にシェルビーという年上のガールフレンドがいることは知っている。一度はそのまま行きすぎたものの、うだる暑さの中で放置はできず、クララはミラーのところまで戻った。聞けば、ミラーは市の境を示す標識を移動させている最中だという。家の近くにあるピザ屋が市を越えてデリバリーをしないから、毎日少しずつ、標識を移動させ、自分の家を配達区域に含めようという計画らしい。突拍子もない発想にクララは唖然としたが、結局、移動を手伝い、彼を家まで送った。驚いたことに、ミラーは街はずれのボロ家で祖父と暮らしていた。クールなイメージのミラーが、甲斐甲斐しく祖父を気遣う様子に、クララは興味を掻き立てられた。帰り道、インスタに、ミラーのフォローを知らせるメッセージが届き、嬉しくなったクララは叔母に電話をした。 モーガンの三十四歳の誕生日。グラント家では毎年、家族の誕生日には皆が集まってパーティーを開く。お祝いにジェニーとジョナもやってきた。ジョナは十七年前、突然姿を消したが、去年、父親の葬儀で帰省したとき、再会したジェニーと一夜限りの関係を持ち、ジェニーが妊娠した。ジョナは結婚を決意、この街に戻ってきて、クララの高校で歴史の教師になった。ジェニーは息子が生まれて二ヵ月になった今、翌日からクリスのつとめる病院で看護師として働くことになっていた。

【POD】北の回帰線:北岡信夫短編小説集【POD】北の回帰線:北岡信夫短編小説集

発売日

2025年6月4日 発売

[商品について] ー北の大地から吹く風は、とても人間らしいー フリーのジャーナリストとして活躍する大路弥真一は、大学の後輩で気のおけない親友であり東京の大手銀行に勤める越坂圭吾に、あるコンサートで出会った女性、野中菊枝を紹介する。真一は知性的で敬虔なクリスチャンである菊枝に惹かれつつも、病の妻をもつ身から菊枝への思いを胸に秘め、一方同じように病の妻をもつ圭吾は菊枝への思いを隠すことなくぶつけていく。菊枝は真一に惹かれながらも圭吾との愛を進展させ、真一は二人を見守り続けたが、やがて予想外の結末を迎えることになるーー。ふるさと北海道を離れてから半世紀の激動の日々を生々しく描いた自伝的小説「ふるさとの風」北海道を舞台に交錯する3人の男女の愛と人生を描いた「哀しみのむこうに」の2編を収めた作品集。 [目次] 前書きにかえて 一、ふるさとの風 二、哀しみのむこうに 著者略歴 [出版社からのコメント] 文学作品には多くの楽しみがありますが、作者を通じて普段は出会うことのない人や人生を知ることができるということも、その一つに入るのではないかと思います。人生の中にある様々な出会いの一つとして、本書を多くの方に楽しんでいただければ嬉しく思います。 【著者略歴】 北岡 信夫(きたおか・しのぶ) 本名森川忍。 1937年北海道小樽市に生まれる。 1956年道立小樽潮陵高校卒業。 1957年早稲田大学第一政治経済学部入学。 1961年同卒業。同年貿易業界に従事。 1972年東京の私立高校に勤務。 1999年同退職。 2000年文芸社より長編小説『永遠(とわ)に続く祈り』を刊行。 2001年中国人民文学出版社より中国文の同書を出版。 2003年文芸社より長編小説『癒された虜囚の魂』を刊行。 2004年9月中国人民文学出版社より中国文の同書を出版。 2004年長編小説『バルカンの嘆き』を文芸社より出版。 2020年アマゾン・22世紀アート社から上記二作の改題である『バルカンの血涙』、『鬼から真人間に還った魂の転変の道筋』、『バルカンの血涙』が電子書籍化された。

私、蜘蛛なモンスターをテイムしたので、スパイダーシルクで裁縫を頑張ります!2私、蜘蛛なモンスターをテイムしたので、スパイダーシルクで裁縫を頑張ります!2

出版社

KADOKAWA

発売日

2025年6月5日 発売

「いらっしゃいませ! 気に入った商品がありましたらどうぞご試着を!」 魔法裁縫士として腕を磨き、ついに自分の店『蜘蛛の綿雲』を開店させたリリィ。品質のよさに加え、姿見を用いての試着などのサービスが口コミで評判となり、お店は盛況! 冒険者ギルドのグランドマスターにも見込まれ、商品開発や大量生産を行う一方で、テイマーギルドからは新人育成の依頼が。後輩テイマーの手伝いが縁で、次は料理店を始める……!? プロローグ / 第一章 リリィのお店 / 第二章 オーガの異変 / 第三章 冒険者ギルドの人事交代 / 第四章 新装備取り扱い始めます / 第五章 テイマーギルドの候補生 / 特別編 テイマーエルサの日常 / 番外編 グルメなタラト(※書籍用の書き下ろし) / 第六章 ヴァードモイ侯爵からの依頼 / エピローグ 『子蜘蛛の巣』の今後 / 番外編 リリィ・ミーツ・リトルガール (※書籍用の書き下ろし)

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