映画むすび | 制作・出演 : 小沢栄太郎

制作・出演 : 小沢栄太郎

人間狩り人間狩り

俺が倒れるか、奴がくたばるか!都会のジャングルにさまよう悪の狩人!! 日活レア映画復刻シリーズ!渋く鋭く光る秘蔵の傑作群を初DVD化! 時効まで三十七時間…必死に逃げ延びる殺人犯と、血みどろになって追う刑事の死闘を描いた弩級のサスペンス映画が待望初ソフト化! ■刑事が人間ならば、殺人犯もまた人間だ…日活サスペンス映画の隠れた大傑作が復活! 異常なまでに悪を憎み、罪を許すことを知らない鬼刑事が、時効まで三十七時間、必死に逃げ延びる殺人犯を血まなこで追うスリリングな追跡行の中に、鬼刑事の人間的苦悩と恋の悲しさを鋭いタッチで描いた異色アクション。 必死に逃げ延びる殺人犯を血なまこで追う刑事の人間的苦悩と恋の行方。正義の名のもとに許すことを知らない鬼刑事は長門裕之。 その恋人でワケあり薄幸なヒロインを達者に演じるのは渡辺美佐子。過去に怯えながら家族とともに慎ましく生きる犯人は大坂志郎、いかにもな小市民が犯罪に手を染めてしまった悲哀を見せつける。 張り込む長門裕之の孤高なる正義との対比も見もの。 ■日活アクションで知られる松尾昭典監督と、直木賞作家星川清司の脚本のタッグ! 監督は石原裕次郎の『男が命を賭ける時』(59)、『二人の世界』(66)などの日活アクションを手がけた松尾昭典。 テレビに転向後は『大江戸捜査網』などの時代劇や松本清張原作の2時間サスペンスなどでシャープな演出を見せている。 そんなアルチザン(職人)松尾の才気が遺憾なく発揮された珠玉の刑事映画が遂によみがえる! 後に作家に転向し直木賞を受賞した星川清司の脚本による極限の熱き人間ドラマ。 追うもの、追われるもの、そして執念の果て……掟破りとも言える衝撃のラストは必見! ■昭和30年代半ばの東京の風景が次々と登場。京成電鉄の青砥駅や町屋駅、国鉄の赤羽駅ほか下町のロケーションも見どころ。 いまはなき渋谷東急文化会館の屋上における長門裕之と渡辺美佐子のやり取りもたまらない。 また、犯人一家がひっそり暮らす長屋とその周辺は、なんと日活撮影所に組まれた大掛かりなセット。 美術・中村公彦による匠のリアリズムが光る。 大クレーンを駆使した岩佐一泉の長回し撮影、セットであることを感じさせない安藤真之助の照明も見事だ。 日活技術陣のハイクオリティがここにある。 ※原盤の状態により見づらい部分、聞きづらい部分があることをあらかじめご了承ください。

現代っ子現代っ子

笑ってガッチリ!泣いてもチャッカリ!明日の宇宙へぶちかます現代っ子のド根性!! ■クール!スタイリッシュ!スピーディー!テクニック!孤高のモダニスト 日本映画史に残る天才映画監督中平康 フランソワ・トリュフォー、クロード・シャブロルなどのヌーヴェル・ヴァーグの作家たちにも強い影響を与え、 近年になって再評価が高まる一方の天才監督の傑作群を順次DVD化するシリーズ「リスペクト中平康!」すべてが初ソフト化! ■日本を代表する名脚本家倉本聰が企画書から立ち上げた同名の連続ドラマ(日本テレビ/1963年)を 石原裕次郎をスターダムにのし上げた名プロデューサー水の江滝子が才能を高く買っていた中平康を監督に指名し映画化。 ■貧しさにもめげず、たくましく、明るくチャッカリ生き抜いていく“現代っ子”の姿を描く笑いと詩情の感動編であり、エネルギーに満ちた問題作。 ■長男やすしを演じるのは俳優・ロカビリー歌手(代表曲は「ジェニジェニ」!)の鈴木やすしで主題歌も歌っている(後にDIG作品『ヤスジのポルノラマ やっちまえ!!』で主役の声も担当)。 弟を演じる市川好郎は『キューポラのある街』(1962年)での好演で一躍人気者になった子役スター。 妹役は同じく子役スターで、後に歌手、声優等マルチに活動する中山千夏。 ■担任教師を演じるのは、中平康の代表作『月曜日のユカ』(1964年)の原作者安川実。力道山と喧嘩したり、 後にバラエティ番組で「ロス疑惑」の三浦和義や「サラ金の帝王」杉山治夫と熱いバトルを繰り広げたミッキー安川である(名前の由来はミッキーマウスから)。 ■鈴木やすしがかつて付き人を務めていた渥美清がノンクレジットで「渥美清役」で出演! <収録内容> ・画面サイズ:16:9LBスコープサイズ ・音声:ドルビーデジタル2.0chモノラル  ▽特典映像 ・オリジナルポスター画像 ・劇場用予告編 ※収録内容は変更となる場合がございます。

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