制作・出演 : カーメン・マクレエ
ブック・オブ・バラーズブック・オブ・バラーズ
50年代のカーメンを語る時に欠かせないバラードの名作。ストリングス&ピアノ・トリオをバックに淡々と歌うカーメン。歌も伴奏も簡素、それでいて心にぐっと染みる歌声の連続。まさしくシンプル・イズ・ザ・ベストを実践したバラード唱法のお手本。
アズ・タイム・ゴーズ・バイ カーメン・アクレエ・アローン 〜ライブ・アット・ザ・ダグアズ・タイム・ゴーズ・バイ カーメン・アクレエ・アローン 〜ライブ・アット・ザ・ダグ
カーメン・マクレエが73年11月に東京新宿ダグにて行なったライヴ録音。哀感こめて歌われる彼女の歌声はジャズ・ヴォーカルの真髄を感じさせてくれる。
アット・ニューポート+11アット・ニューポート+11
57年7月4〜6日に行われたライヴを完全収録した、この時代のジャズ・ヴォーカルのトップ4(あとはサラ・ヴォーン)のうちの三人の実態を確認できる貴重な作品。最晩年の小康状態のビリーの3曲と昇竜のカーメンの8曲すべてがLP未収録。円熟のエラもいる。
ファイン・アンド・メロウファイン・アンド・メロウ
《ヘリテッジ・オブ・ジャズ〜コンコード30》の1枚。ファンキーでコクのあるカーメンのヴォーカルが楽しめるライヴ。バックの面々のプレイもソウルフルで痛快。
カーメン・マクレエ best ファイネスト・アワーカーメン・マクレエ best ファイネスト・アワー
ブライアントやサミー・デイヴィスJr.といった豪華な参加。ミュージシャンも嬉しい50年代後期の名唱を集めたベスト。本作は彼女が20〜30代の時期に残されたデッカ、キャップ音源から選曲。
ドリーム・オブ・ライフドリーム・オブ・ライフ
女性ジャズ・シンガーの最高峰が10年前にドイツのビッグバンドと共演した未発表盤。迫力ある声だが、温かい包容力もあり、近くで歌っているみたいだ。バラードではやさしく、スキャットではやさしく、スキャットでは楽しい音をバンドも演奏している。
グレート・アメリカン・ソングブックグレート・アメリカン・ソングブック
なんとこの大名盤が初CD化とは。だが待った甲斐あってか、これまたなんと11曲の未発表曲が追加されているというのだからすごい。リラックスした雰囲気で、カーメンの堂々たるヴォーカルをじっくりと聴きたい。ヴォリューム満点の全38曲。