制作・出演 : クリスティアン・ゲルハーヘル
制作・出演
アヴィ・アヴィタル / クリスティアン・ゲルハーヘル / クリスティアン・ベザイデンホウト / ゴットフリート・フォン・デア・ゴルツ / フライブルク・バロックオーケストラ / モーツァルト / ロレンツォ・ダ・ポンテ制作・出演
LuisGrinhauz / MarcBeliveau / MarianneDugal / OlivierThouin / RamseyHusser / アンドリュー・ワン / クリスティアン・ゲルハーヘル / ケント・ナガノ / ゲルハーヘルナガノ&モントリオール響 / マーラー / リチャード・ロバーツ制作・出演
カール・オルフ / クリスティアン・ゲルハーヘル / サイモン・ハルゼー / サイモン・ラトル / サイモン・ラトルベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 / サリー・マシューズ / ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 / ベルリン州立及び教会児童合唱団 / ベルリン放送合唱団 / ローレンス・ブラウンリー制作・出演
J.S.バッハ / エルヴィン・オルトナー / クリスティアン・ゲルハーヘル / クリスティーネ・シェーファー / クルト・シュトライト / ジェラルド・フィンリー / ニコラウス・アーノンクール / ベルナルダ・フィンク / ユリア・クライター / ヴェルナー・ギューラふくよかな滋味あふれるバッハ。言うはやすいが演奏では至難な究極の響きの具現化。全集完成から20年を経た後のカンタータ“初”再録音では声楽陣の構成を変更(Sop.&Alt.を少年合唱から女声に)したことにより、密度の高い広がりのあるサウンドが構築された。祝80歳の記念リリースとなった。
「さすらう若人の歌」第2、3曲などで強音の威力を発揮するものの、基本的には弱音を重視。かつ過度な感情表現を控えた当演奏は、全編に寂寥感が漂い、それがむしろ聴く者の耳を捕らえ感情を刺激する(「「リュッケルト詩による5つの歌曲集」」第5曲などまさに名唱)。明瞭な発音など、ゲルハーヘルらしさはいつもどおり。★
制作・出演
アルノルト・シェーンベルク合唱団 / アーノンクール / ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス / エルヴィン・オルトナー / クリスティアン・ゲルハーヘル / ゲーニア・キューマイアー / ゴットフリート・ファン・スヴィーテン / ニコラウス・アーノンクール / ハイドン / ヴェルナー・ギューラ前作「天地創造」の場合と同様、最新にして周到な20年ぶりの再録音。ウィーン響とのダイナミックな旧録音に対峙するように、完成の域に達した古楽器演奏の上に繊細と大胆が構築されるさまには思わず息を呑む。音画の楽しみと芸術的深遠の好バランスだ。★
制作・出演
クリスティアン・ゲルハーヘル / シューマン / ドロテア・レッシュマン / ニコラウス・アーノンクール / バイエルン放送交響楽団 / バイエルン放送合唱団 / マリン・ハルテリウス / ヴェルナー・ギューラアーノンクールは初共演のバイエルン響との相性も良く、シューマン節が炸裂している。円熟期の大作として、また合唱音楽の聖(教会)から俗(演奏会)への転換をマークするロマン派音楽の傑作として、重要でありながら録音が少ない作品。珠玉の秀演。★
ゲルハーヘルの歌にはえも言われぬアイソレーションが漂う。ハイ・バリトン的な柔らかな声質ながら発音は明解。表現も柔軟で感情の機微を豊かに描き出す。今度はシューマンが標的。いわば繊細な感情表現は彼の本領発揮の感。フーバーのピアノも秀逸。
制作・出演
ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス / エリーザベト・フォン・マグヌス / クリスティアン・ゲルハーヘル / ニコラウス・アーノンクール / ハイドン / パトリシア・プティボン / ミヒャエル・シャーデ / ヴェルナー・ギューラシューベルトの三大歌曲集の録音で高い評価を受けたゲルハーヘル。ここでは比較的知られていない歌曲を歌っている。よく計算された、大胆かつ緻密な表現が見事。フーバーのピアノ演奏も素晴らしい。息の合った二人のアンサンブルが聴きものだ。
制作・出演
クリスティアン・ゲルハーヘル / サイモン・ラトル / サリー・マシューズ / ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 / ベルリン州立及び教会児童合唱団 / ベルリン放送合唱団 / ローレンス・ブラウンリーこれほど美しく自然に歌われた「詩人の恋」を聴いたことがあっただろうか。若々しい歌声と優しく寄り添うピアノがかもし出す情趣を何とたとえれば良いのだろう。詩人ハイネの言葉とシューマンの音楽が絶妙に調和したこの上ない歌唱として高く評価したい。★