制作・出演 : ヨーロッパ室内管弦楽団
最高の音で楽しむために!
制作・出演
アーノルト・シェーンベルク合唱団 / エルヴィン・オルトナー / クレメンス・ハーゲン / トーマス・ツェートマイアー / ニコラウス・アーノンクール / ピエール=ロラン・エマール / ヨーロッパ室内管弦楽団 / リューバ・オルゴナソヴァ最高の音で楽しむために!
ムローヴァの、フィリップス・レーベルからの2作目となったアルバム。ムローヴァの透明感あふれる美音を生かした演奏で、徹底的な描写も大きな話題となった。若きムローヴァの魅力あふれる一枚である。
制作・出演
アルノルト・シェーンベルク合唱団 / アンジェラ・ルネ・シンプソン / イサベル・カバトゥ / グレッグ・ベイカー / ジョナサン・レマル / ジョージ・ガーシュイン / ダボーズ・ヘイウォード / ニコラウス・アーノンクール / マイケル・フォレスト / ヨーロッパ室内管弦楽団2009年のグラーツにおける衝撃的ライヴ。演奏に充満したエネルギーの大きさに肝をつぶす。この作品の持つドラマとしての威力を全面に押し立てたアーノンクールのアプローチは80歳を過ぎているとは思えないほどアグレッシヴだ。躍動感あふれる合唱が圧巻。
制作・出演
クリスティアン・アイゼンベルガー / セバスティアン・ナウアー / ソフィー・ブザンソン / ダニエル・ホープ / トーマス・ヘンゲルブロック / パスカル・ジーファル / メンデルスゾーン / ヨーロッパ室内管弦楽団 / ルーシー・グールド制作・出演
イ・ソリスティ・ディ・ザグレブ / ジェームズ・ゴールウェイ / チョン・キョンファ / ニュー・アイリッシュ室内管弦楽団 / フィリップ・モル / マルコム・プラウド / メルヴィン・タン / ヨーロッパ室内管弦楽団 / ヴィヴァルディ不世出のスーパー・フルート奏者ゴールウェイの、いわばバロック・ベスト。バロック音楽の“正しい”演奏と言えるかどうか、なんていう疑問は、この伸びやかで輝かしい音としなやかで明るい音楽性の前では、何の意味も持たない。上質なエンタテインメントとも言える。
いまが旬のオーボエ奏者といえば、迷わずフランソワ・ルルーの名をあげよう。自在にビブラートを変化させ、音色に彩りを加えていく。その表現力の多様さがルルーの魅力。バッハの音楽におけるオーボエの重要さを再認識させられる。とにかく鮮やかで巧い。
協奏曲は、ピリス2度目の録音。円熟の度合いを増したピリスが、細部にまで細かな情感を込めて知的にコントロールした名演だ。幻想曲や子守歌も、濃やかな表情が息づいた瑞々しいショパンを聴かせている。
抜群に美しい第2楽章を持つ第21番と、独奏のピアノが華麗な第26番の組み合わせ。モーツァルトのスペシャリストでもあるピリスによる演奏は、モーツァルトの美しさが際立っている。アバドのサポートも見事。
ホープは英国の気鋭のヴァイオリニストで、バロックから現代まで広範な守備範囲を持つ。今回はバッハ。しっとりとした叙情性を漲らせた濃厚な演奏である。古楽器による昨今のスリムな演奏とは対極にある豊艶な表現。現代に渇望される演奏ではなかろうか。
制作・出演
アルノルト・シェーンベルク合唱団 / アーノンクール / エルヴィン・オルトナー / シャルロッテ・マルジョーノ / ニコラウス・アーノンクール / ビルギット・レンメルト / ベートーヴェン / ヨーロッパ室内管弦楽団 / ルドルフ・シャシング各国の主要なレコード賞を獲得した全集。従来のベートーヴェンに一石を投じた演奏で、何らかの形で影を落とすことになったレコード史上重要な録音だ。
制作・出演
アンネ・ソフィー・フォン・オッター / オラフ・ベーア / サー・ゲオルグ・ショルティ / ダ・ポンテ / フランク・ロパード / モーツァルト / ヨーロッパ室内管弦楽団 / ルネ・フレミング / ロンドン・ヴォイセズ発売元
ユニバーサルミュージック制作・出演
アバド / ウーヴェ・ハイルマン / カルメーラ・レミジオ / クラウディオ・アバド / サイモン・キーンリサイド / ソイレ・イソコスキ / マッティ・サルミネン / モーツァルト / ヨーロッパ室内管弦楽団発売元
ユニバーサルミュージック変ロ長調のみの協奏曲集。鍵盤上をするすると動き回るなめらかさが、なんとも爽快。弾き振りのせいか、やや慎重さが感じられることはあるが、オーケストラの響き自体はとてもきれい。第27番の第3楽章は遅めのテンポが決まり、宙に浮いたような感じ。