制作・出演 : ラリー・ゴールディングス
制作・出演
DanielWilly / LindsayRust / SteveCampbell / ウォルト・フォウラー / ジミー・ジョンソン / バリー・コーツ / ラリー・ゴールディングス / ルイス・コンテマイケル・ブレッカー・バンドでも活躍した精鋭ベーシストの優れた音楽性、創造性が見事に発揮された作品。曲によって用いられるストリングスも効果的で、曲それぞれに豊かな空間的奥行きがあり、クリス固有の“時間”の感興を写し描いたかのような音の風景が広がっていく。詩情を湛えたトリオ演奏も秀逸。★
中村照夫プロデュースによる2009年12月録音。オルガンのラリー・ゴールディングス、ドラムスのピーター・アースキンと組んだユニークなトリオ演奏。「ホエン・アイ・フォール・イン・ラヴ」以外はすべてミンツァーのオリジナル。以前ビッグバンドで録音した曲も3曲再演。アーシーな感覚はもちろんだが、それに加え小気味のよさが光る。
スタジオ録りの「ドント・ウォリー・バウト・ミー」「ソウトレス」を加えたライヴ。ブルース・ロック色濃い自作「スーパーナチュラル」「インディアノラ」「ゼアル・ネヴァー・ビー・アナザー・ユー」、ジャジィな面も見せるファンク調「ナッシン・トゥ・ノーバディ」と自在だが、根っこはハードに脂ぎったブルースでディクソンの「スプーンフル」、エルモアの「プリーズ・セット・ア・デイト/ユー・ドント・ハフ・トゥ・ゴー」のシャッフルに思わず腰が。エヴァンス、ゴールディングス、ラリーの愛息トラヴィス、デンソンの参加も興味深い。★
制作・出演
ケン・ペンダーガスト / チャーリー・パティエルノ / パウリーニョ・ダ・コスタ / ブライアン・ロジャーズ / メロディ・ガルドー / ラリー・クライン / ラリー・ゴールディングス / ヴィニー・カリウタ前デビュー作の『夜と朝の間で』同様、かつてのジョニ・ミッチェルを手がけたラリー・クラインによるプロデュース。ジャズとポップスの小さな隙間から大きな宇宙を垣間見せようとする姿勢はまさにジョニ的。「レゼトワール〜流れ星」や「虹の彼方に」のブラジル・テイストもサマになっている。
ジョージア生まれの自作自演歌手、約2年半ぶりのアルバム。ウォルター・ベッカーらとの共作が大半を占める全曲オリジナル楽曲で、彼女らしさをより表現した本作。ジャジィなサウンドの中、適度な湿り気を帯びた柔らかな歌声が心に優しく染みてくる傑作。
制作・出演
ジョージ・デューク / スティーヴ・ガッド / テレンス・ブランチャード / デイヴ・カーペンター / トム・スコット / ナンシー・ウィルソン / マーカス・ミラー / ラリー・ゴールディングス情感豊かなトランペットが涼しげなサウンドをバックに際立つ初の米西海岸録音作。バラードが中心で、哀切に満ちた(4)や端正な佇まいの(8)は格別の味わい。カーラ・ブルーニが気だるく表現する(3)など、歌モノもいい。自身が歌う(9)はチェット・ベイカーを思わせる。★
40歳を超えて円熟味も備えてきたジョン・ピザレリ。歌とギターで聴かせるエンタテインメント性は、古き佳きジャズを現代に伝えてくれる。時折スキャットも織り交ぜる楽しいヴォーカル・スタイルに必ず付随するスウィンギーなギター・ソロも魅力。