制作・出演 : ヴェルディ
オペラの発展に大きく寄与した20世紀を代表するソプラノ、カラスのダイエット後となる60年代初めの録音。声自体は若干衰えたものの、表現力は凄みと深みを増した。ここでは、全曲録音の機会に恵まれなかった3作品が選ばれている。
イタリアの巨匠リッカルド・ムーティ指揮のミラノ・スカラ座フィルによるヴェルディの華麗なるオペラの世界です。ムーティの確信に満ちたタクトは、引き締まった造形の美しさとエネルギッシュな感情表現、千変万化する色彩などヴェルディの音楽の深い美の真実を明らかにしています。音楽がどれほど激しく燃え上がっても流麗な歌心が損なわれることは決してありません。血沸き肉踊るヴェルディ・オペラのエッセンスが1枚につまった理想的な名盤です。
昨年9月に惜しまれつつ世を去った大スターテノール歌手、ルチアーノパバロッティが1985年にエミリア=ロマーニャ州モデナで行ったコンサートのライヴ・アルバムです。パヴァロッティの超人的な歌唱は勿論、観衆も大変な歓声をパヴァロッティに贈っており臨場感あふれる内容になっています。パヴァロッティの歌唱を支えるエミーリア・ロマーナャ・A.トスカニーニ交響楽団も、バックリーの指揮の下、ソリストに寄り添うように演奏しています。※日本初発売の貴重盤です。
制作・出演
ザ・ニューヨーク・フィルハーモニック / ズービン・メータ / ビアンカ・ベリーニ / プラシド・ドミンゴ / ポール・プリシュカ / ムジカ・サクラ合唱団 / モンセラート・カバリエ / リチャード・ウェステンバーグ / ヴェルディ2つの大作声楽曲をカップリングした、聴きごたえ十分の2枚組。約13年に及ぶニューヨーク・フィルの音楽監督としての最終公演で録音された「グレの歌」はとりわけ必聴もの。ヴェルディともどもメータの情熱がほとばしる名演となっている。
制作・出演
アグネス・バルツァ / エヴァ・マルトン / タリス室内合唱団 / ハンガリー放送交響楽団 / パール・コヴァーチュ / プラシド・ドミンゴ / ホセ・カレーラス / ロンドン交響楽団 / ヴェルディカレーラスのデビュー50周年を記念した2枚組ベスト・アルバム。イタリア・オペラを中心としたオペラ・アリアをDISC1に、ミュージカルや歌曲、スペイン民謡などをDISC2に収録している。
発売元
日本コロムビア株式会社ドイツとイタリアの混成チームによる、ファンには見逃せない一枚。ポップ、ヴァイクルというドイツ系に、イタリアのアラガルが絡み、イタリア・オペラのベテラン、ガルデッリが全体をきりっと締めている。
発売元
ユニバーサルミュージック人気シリーズ『ブラバン・クラシック』の第2弾。バンドのためのオペラ・アリア集から吹奏楽で人気のオペラ・アリアまでが、EMIクラシックならではの一流アーティストによる名演で収められている。
オペラの愛の二重唱ばかりを集めたアルバム。ヴァージン・クラシックスが擁する歌手たちに加え、他レーベルの歌手も交えた豪華共演に注目だ。未発表音源が収録されているのも嬉しい。
=ドイチュラントラジオ・クルトゥーア= カラヤン生誕100年アニヴァーサリー 第1弾は1949年ザルツブルク音楽祭ライヴの「ヴェルレク」 正規初CD化! 生誕100年を記念してauditeからもカラヤンのシリーズがスタートします。 第1弾は1949年ザルツブルク音楽祭におけるヴェルディのレクイエム。戦後まもない復興期に行われたこのライヴはレクイエムという内容もあり、荒廃した人びとのこころに深い感銘を与えたモニュメンタルな演奏として記憶されています。ここで迫真の演奏が生み出された背景には、戦争協力の廉による演奏活動の禁止がようやく明けて、カラヤンとしてもほかに例を見ないほど異常なテンションとエネルギーが漲っていることもその一因に挙げられるでしょう。 加えて、ソリストもヴェルディには欠かせない大バスのクリストフと名テナーのロスヴェンゲのふたりをはじめ、ウィーン国立歌劇場のメンバーだったツァデクに、ベルリン国立歌劇場のメンバーでザルツブルク音楽祭にもたびたび客演したクローゼと、当時のベスト・メンバーが揃い踏み。気合のこもったアンサンブルを聴かせています。 過去にも複数のレーベルから出ていましたが、このたびドイチュラントクルトゥーアのオリジナル・マスター使用による正規初CD化。なによりこの年代としては良好な音質は感銘もあらたにしてくれることでしょう。もちろん以前のような冒頭の欠落なんてこともありません。 なお、今後auditeのカラヤンのシリーズではベルリン・フィルとのライヴで、モーツァルトのピアノ協奏曲第20番(ケンプ独奏)とジュピター、ベートーヴェンの『エロイカ』と『合唱』のリリースが予定されています。(キングインターナショナル) ・ヴェルディ:レクイエム ヒルデ・ツァデク(ソプラノ) マルガレーテ・クローゼ(メゾ・ソプラノ) ヘルゲ・ロスヴェンゲ(テノール) ボリス・クリストフ(バス) ウィーン楽友協会合唱団 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮) 録音:1949年8月14日、ザルツブルク音楽祭(ライヴ、モノラル) Disc1 1 : Applaus 2 : Requiem (Requiem) 3 : Kyrie 4 : Dies Irae (Dies Irae) 5 : Tuba Mirum 6 : Mors Stuprbit 7 : Liber Scriptus 8 : Quid Sum Miser 9 : Rex Tremendae 10 : Recordare 11 : Ingemisco 12 : Confutatis 13 : Lacrymosa Disc2 1 : Offertorium (Offertorium) 2 : Hostias 3 : Sanctus (Sanctus) 4 : Agnus Dei (Agnus Dei) 5 : Lux Aeterna (Lux Aeterna) 6 : Libera Me (Libera Me) 7 : Dies Irae 8 : Reqiuem 9 : Libera Me Powered by HMV
音質大幅に改善して正規盤で登場! フリッチャイの『リゴレット』ライヴ ドイチュラントラジオ・クルトゥーア正規音源による1950年ライヴの『リゴレット』は、フリッチャイにとって唯一のもので、これまでに数種のレーベルから出ていた有名演奏。ヴェルディに不可欠な弾力あるリズムでグイグイと引っ張るスタイルにより、たいへんドラマティックな音楽づくりが魅力です。ドイツ語による歌唱は当時の慣例に従っており、ジルダに名花シュトライヒ。マントヴァ公爵は役どころにピッタリの当時35才のショック、リゴレットにはメッテルニヒ(ショックと同年齢)と、えりすぐりのキャストを配しています。(キングインターナショナル) ・ヴェルディ:歌劇『リゴレット』全曲(ドイツ語歌唱) ヨゼフ・メッテルニヒ(リゴレット:Br) リタ・シュトライヒ(ジルダ:S) ルドルフ・ショック(マントヴァ公爵:T) マルガレーテ・クローゼ(マッダレーナ:Ms) フリッツ・ホッペ(スパラフチーレ:Bs) ヴィルヘルム・ラング(モンテローネ伯爵:Br) シルヴィア・メンツ(ジョヴァンナ:Ms)、他 ベルリンRIAS室内合唱団 ベルリンRIAS交響楽団 フェレンツ・フリッチャイ(指揮) 録音:1950年9月20日、30日 ベルリン(ライヴ) Disc1 1 : Verdi: Rigoletto (song in German) Disc2 1 : Verdi: Rigoletto (song in German) Powered by HMV
制作・出演
アリゴ・ボーイト / アルド・プロッティ / ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 / ウィーン国立歌劇場合唱団 / カラヤン / フェルナンド・コレナ / ヘルベルト・フォン・カラヤン / マリオ・デル・モナコ / レナータ・テバルディ / ヴェルディ「オテロ」の代表的な録音のひとつ。なんといってもデル・モナコの圧倒的な存在感が素晴らしい。それに劇的な緊張感と盛り上がりを演出するカラヤンの手腕が、大きくものを言っている。全体のバランスも良い。
カラヤンのディスコグラフィの中でも名盤の誉れ高い一枚。豊かな“歌”が全編に漂う、洗練の極みのようなその演奏は、カラヤン美学のひとつの頂点に達している。カラヤンを知る上で欠かせない作品だ。
序曲や間奏曲、劇中に流れる管弦楽曲を集めたもの。サッカーなどの大きなイベントを盛り上げる「凱旋行進曲」や、TV-CMで有名な「ウィリアム・テル」序曲など、耳なじみの深い有名曲が並べられている。
制作・出演
エヴェリーノ・ピド / カリーヌ・デエ / コンチェルト・ケルン / ナタリー・デセイ / フランク・フェラーリ / マシュー・ローズ / ヨーロッパ室内合唱団 / ロベルト・アラーニャ / ヴェルディフランス出身のデセイがベルカントを中心とするイタリア・オペラ・アリア集にトライした。リリックな美声だけでなく、イタリア・オペラにふさわしいドラマティックな表現力が満喫できる。見事なコロラトゥーラとともにあふれ出る生命感が魅力的だ。
制作・出演
イタリアRCA歌劇管弦楽団 / カルロ・ベルゴンツィ / ジョルジュ・プレートル / テレサ・ベルガンサ / ドミンゴ / パヴァロッティ / モンセラ・カバリエ / レオンタイン・プライス / ロバート・メリル / ヴェルディRCAレーベルが誇る往年の名歌手たちによるオペラ・アリア集。往年と言っても1950年代後半から60年代に活躍した、戦後のオペラの全盛期を形成していた人たちの作品を取り上げたもの。贅沢で輝かしいアルバムとなっている。
サッカー番組やTV・ラジオ中継などでおなじみの、サッカーに関連したクラシック楽曲を集めたアルバム。サッカー・ファンはもとより、クラシック入門CDとしても楽しめる。