制作・出演 : 須川展也
N響メンバーによるシンフォニックな吹奏楽の響き。 2006年〜2011年にかけて行われた「N響ほっとコンサート」の中で披露された、N響による吹奏楽が遂に初CD化されます。 創立80周年を迎えた2006年にN響初の試みとして吹奏楽を取り上げたところ、 大きな話題となり以後2011年まで6年にわたって同コンサートで吹奏楽のスタンダード曲を取り上げ、 素晴らしい演奏を繰り広げてきました。その名演の数々を2枚組CDに集成した全ての吹奏楽ファンに贈る特別企画です。 日本を代表するオーケストラのシンフォニックなウインド・アンサンブルによる見事なパフォーマンスをお楽しみください。
日本を代表するサクソフォン・プレイヤー須川展也の最新作! 長年に渡って数々の楽曲を気鋭の作曲家たちに委嘱してきた須川展也。 それらの中からは、吉松隆「ファジィバード・ソナタ」・「サイバーバード協奏曲」、E.グレグソン「サクソフォン協奏曲」、 M.エレビー「シナモン・コンチェルト」等、今や国際的スタンダード曲として知られる作品の数々が誕生しています。 未来の新しいサクソフォンのレパートリー開拓になることを祈って、須川が熟考の末に近年委嘱をしたのは、 ジャズの巨匠"チック・コリア"、クラシック界の鬼才 "ファジル・サイ"。ジャズ界のみならず、音楽好きなら誰もが知る巨匠 チック・コリアへの委嘱作は、全て「書き譜」というクラシカルなスタイルで記されており、即興のジャズとは一味違うチック・コリアが 楽しめる楽曲です。随所にチック・コリア独特のコードの響きと匂いを感じながら、須川展也の独特で味のあるサクソフォンが楽しめる、 まさに「贅沢」と呼べる内容です。トルコ出身の鬼才作曲家・ピアニスト ファジル・サイによる作品は、全6楽章の組曲。ファジル・サイ初のサックス楽曲で、作曲にあたっては須川と共にスタジオに入り、 特殊奏法など確認をしたそうです。その為、須川展也の魅力を余すこと無く楽しめる楽曲となりました。冒頭から広がるファジル・サイ独特の 美しい旋律。テーマとなるメロディは、シンプルであるからこそ心に響きます。トルコ独特のリズムで奏でるアップテンポ曲から、 重くダークでディープな第5楽章を経て、聴くものの心を一瞬にして奪う第6楽章「フィナーレ」へ。 哀愁あふれるピアノの旋律で始まる世界感は、まさにファジル・サイ・ワールドを表現しています。 「サイバーバード協奏曲」は、日本を代表する作曲家の吉松隆が、1993-94年に須川展也の委嘱を受けて作曲した原曲 (オーケストラとサックス版)のピアノ・リダクション版。作曲者本人の手によって曲の魅力が余すこと無く見事に引き出され、 デュオならではの洗練された音楽として新たに楽しむ事が出来る作品となっています。 3人の巨匠たちによって新たに書かれた、まさに須川展也の“マスターピース”集とも言える本作。 クラシック、ジャズ、現代音楽といったジャンルを超越し、あらゆる音楽好きにとって必聴の1枚です! <収録内容> <全3曲> [58:00] 01. アルト・サクソフォンとピアノのためのソナタ “Florida to Tokyo” [13:34] 作曲:チック・コリア(Chick Corea)*須川展也 委嘱作品 / 2016年作曲 組曲〜アルト・サクソフォンとピアノのための Op.55 [22:17] 作曲:ファジル・サイ(Fazil Say)*須川展也 委嘱作品 / 2014年作曲 02. 第1楽章:アレグロ [03:58] 03. 第2楽章:アンダンテ [04:46] 04. 第3楽章:プレスト [03:20] 05. 第4楽章:"Ironic"(皮肉な) [02:30] 06. 第5楽章:アンダンティーノ、子守歌のように [04:49] 07. 第6楽章:フィナーレ、プレスト [02:54] *2014年10/16 東京オペラシティ コンサートホールにて、ファジル・サイと須川展也により世界初演。 サイバーバード協奏曲 Op.59 ピアノ・リダクション版 [21:54] 作曲:吉松 隆(Takashi Yoshimatsu) 08. 第1楽章:彩の鳥 [08:15] 09. 第2楽章:悲の鳥 [07:47] 10. 第3楽章:風の鳥 [05:52] *作曲者自身による2015年編曲版 *原曲のSax & オーケストラ版は須川展也による委嘱作品として1993〜94年に作曲された。 演奏:須川展也(サクソフォン)、小柳美奈子(ピアノ)
日本人の 10人に1人は吹奏楽経験者! 「全日本吹奏楽コンクール」最多金賞受賞記録を保持している 「ヤマハ吹奏楽団」の委嘱作品8作目のアルバム! 「全日本吹奏楽コンクール」最多金賞受賞記録を保持している「ヤマハ吹奏楽団」の、委嘱作品8作目となるアルバム。 アマチュアバンドとして吹奏楽を通じてよりより演奏をすることにより、我が国の音楽文化の向上に寄与し、社会に貢献することを 基本方針とした思いは結成50年経った今も生き続けております。積極的な地域貢献・海外公演活動に特り組み、数々の賞を受賞。 「全日本吹奏楽コンクール」では、学生・社会人など全部門を通じて最多の金賞受賞記録を保持している。 今作は、須川展也氏の指揮(5代目 常任指揮者)の元、「感動を・共に・創る」をスローガンに、その最多の金賞受賞の名にふさわしい アマチュア吹奏楽団最高峰の作品内容です。 収録楽曲は、日本の吹奏楽界でも特に人気の高い「アルメニアンダンス・パートパート1 / A.リード」や、 第62回全日本吹奏楽コンクールで金賞を受賞した「アイ・ガット・リズム 変奏曲 / G.ガーシュウィン」を含む全5曲(約 69分)。 その他、須川展也氏の独奏による「日本民謡による狂詩曲」も収録。 <収録内容> 1. アルメニアン・ダンス パートI (Armenian Dances Part I) 作曲:アルフレッド・リード(Alfred Reed) 2. 天頂の恋 (Lovers on the Celestial Sphere) 作曲:長生 淳(Jun Nagao) 3. 「アイ・ガット・リズム」変奏曲 (Variations on "I Got Rhythm") 作曲:ジョージ・ガーシュウィン(George Gershwin) 編曲:中橋 愛生(Yoshio Nakahashi) 4. 日本民謡による狂詩曲 (Rhapsody on Japanese Folk Songs) 作曲:石川 亮太(Ryota Ishikawa) 独奏:須川 展也(Nobuya Sugawa) 5. 交響詩「ローマの祭り」(Feste Romane) 1.チルチェンス(Circenses) 2.五十年祭(Il Giubileo) 3.十月祭(L'Ottobrata) 4.主顕祭(La Befana) 作曲:O.レスピーギ(Ottorino Respighi) 編曲:森田 一浩(Kazuhiro Morita)
日本を代表する世界的アーティストの名盤がごっそり集結! まさに究極! 邦人演奏家・オーケストラを主体とした“ベスト100”シリーズ。本作は、金聖響指揮、須川展也(サクソフォン)、 東京交響楽団の演奏によるアリア集(2007年8月録音)。 <収録内容> 01. アヴェ・マリア 02. あなたの声に心は開く~歌劇≪サムソンとデリラ≫より 03. 清らかな女神~歌劇≪ノルマ≫より 04. トスカの接吻 05. 私のお父さん~歌劇≪ジャンニ・スキッキ≫より 06. 誰も寝てはならぬ~歌劇≪トゥーランドット≫より 07. ガブリエルのオーボエ~映画『ミッション』より 08. ピエ・イエス~レクイエムより 09. スロヴァキアン・ラプソディ 10. セレナード
OAKライヴ録音シリーズ7期目の完結編となる本作は、室内オケ編成でありながら、優秀な管楽セクションも有することのデモの趣。名門ギャルドの第9代楽長を務めたブトリーによるオケの委嘱作品を、須川が野太いサウンドで初演した演奏会の貴重なライヴを中心に、小粋な選曲のディスクだ。
須川のために書かれた「BIRDS」「シナモン・コンチェルト」、もはや古典的名作の「アルト・サクソフォンと吹奏楽のためのバラード」、そして2007年初演の「ソプラノ・サクソフォンとウインド・アンサンブルのための協奏曲」とバラエティに富んだ一枚だ。須川はスマートかつ躍動的に、時にはセクシーにしっとりと歌い上げながら、作品の妙味を最大限に引き出している。特に「ソプラノ・サクソフォン〜」「シナモン・コンチェルト」の都会的なクールさが絶品だ。★