制作・出演 : J.S.バッハ
坂本龍一が選曲監修した『グレン・グールド 坂本龍一セレクション』のバッハ編。グールドの代名詞ともいえるバッハからの選曲で、グールド研究家としても名高い宮澤淳一と坂本との対談もブックレットに収録。
グールド初のヨーロッパ・ツアーで、レニングラード(現サンクトペテルブルグ)に立ち寄った時のライヴ録音。当時24歳のグールドがレニングラード音楽院アカデミックso.と繰り広げた、スリリングなバッハとベートーヴェンだ。
原曲を改変せず、バスの補強とオブリガートの加筆を基本とした編曲。新しい変奏が重なる第16、29変奏と華麗な声部を付加した第22変奏が目立つが、ブゾーニ版「シャコンヌ」のような壮大さはない。とはいえ、当時の硬直したバッハ解釈に活力を与えた知的なアプローチは今なお刺激的。
シンプルな作品は、それゆえに作曲家の持てるアイディアや技量がエッセンスのような形で示されることが多い。ここに聴くカバレフスキーの「こどものためのピアノ小曲集」もそうだろう。軽妙かつ機知に富み、それでいて奥行きのある世界を感じさせる。
J.S. Bach: Matthäuspassion Werkeinführung von Wieland Schmid mit Musikbeispielen Chor und Symphonieorchester des Bayerischen Rundfunks Regensburger Domspatzen Peter Dijkstra Sprecher: Christian Brückner, Gert Heidenreich, Reinhard Glemnitz, Marlen Reichert Die Matthäuspassion von J.S. Bach ist eines der bedeutendsten Oratorienwerke und vielleicht “die” Komposition der abendländischen Musikgeschichte, die wir mit der Passionszeit verbinden. Gerade deshalb gilt es, dieses monumentale und komplexe musikalische Werk für neue Hörer greifbar zu machen, aber auch „alten Hasen“ werden so manche Details und Bezüge bisher entgangen sein. In der Reihe BR-KLASSIK Wissen gibt der Autor Wieland Schmid eine Werkeinführung in die Matthäuspassion, die sowohl grundlegende strukturelle Prinzipien plastisch darstellt als auch dem Komponisten bei der Arbeit über die Schulter blickt und schlaglichtartig beleuchtet, wie Bach mit vielfältigen Mitteln den biblischen Text in die Sprache der Musik übersetzt hat. Eine fesselnde Reise durch die Matthäuspassion, die Hörbuch- und Musikfans gleichermaßen anspricht. Die Musikbeispiele werden von Chor und Symphonieorchester des Bayerischen Rundfunks sowie von den Regens-burger Domspatzen interpretiert, Dirigent ist Peter Dijkstra. Der Sprecher ist Christian Brückner, der unter anderem als feste Synchronstimme von Robert de Niro in der Filmwelt bekannt ist, viele weitere Filmrollen synchronisierte und in einer Vielzahl von Hörbuchprojekten zu hören ist. Powered by HMV
最高の音で楽しむために!
制作・出演
J.S.バッハ / アレクサンダー・シュナイダー / オルヌルフ・グルブランセン / ジョン・マック / ナンシー・ダレイ / パブロ・カザルス / ピーター・ゼルキン / マールボロ音楽祭管弦楽団 / ルドルフ・ゼルキンカザルスが当時唯一演奏を行なっていたマールボロ音楽祭管を振ってのバッハをまとめた2枚組。「様式」といったものを離れ、カザルスの内面で響くバッハをストレートに表現した、偉大な創造がここにある。
ニューヨークのマネス音楽院でチェロと室内楽を学び、ニュージャージーのバーゲン・フィルの副首席奏者を務めた水口貴裕の初のソロ・アルバム。雄々しく骨太なチェロの音色が魅力的。セッション録音にもかかわらず、いささか音程が甘いのが気になる。
天満敦子は、年間100回を超えるコンサートの半数以上が無伴奏だという。このアルバムを聴けばそのことがわかる。情感たっぷりに歌い上げる彼女の演奏に伴奏は必要じゃないよ。というか、無伴奏では、思いっきり感情を込めて表現できるからだねえ。ファンには堪らんだろうなあ。
最高の音で楽しむために!
第1曲目のプレリュードが鳴った瞬間、ハッとさせられる。あまりにピアノが美しい。恣意的な表現をすべて捨て去った後に残された純粋な音……それこそがバッハの本質。ピリオド旋風が吹き荒れる中、ポリーニが躊躇し、模索し、そして到達した境地がここにある。
パルティータ全曲録音の完結編。第1番ではサラバンドの穏やかな佇まいが素晴らしく、ジーグでの旋律線の連結なども見事。第5番の対位的な性格も活かされているし、第6番は情感の機微が肌理濃やかで、各所で登場するさまざまなリズムの処理も巧み。美音や気品ある物腰など、ペライアのよさが存分に味わえる。★
制作・出演
J.S.バッハ / アレクサンダー・リーブライヒ / クリスティン・フォン・デル・ゴルツ / クリスティーネ・シェーファー / ヒラリー・ハーン / マティアス・ゲルネ / ミュンヘン室内管弦楽団 / ロザリオ・コンテ / 北谷直樹カンタータや受難曲から素材を集めた、ちょっと変わったバッハ・オムニバス。編成するのにずいぶんと時間がかかったのだろうと予想されるが、豪華メンバーによる演奏内容はまったく文句の付けようがない。特にハーンの独奏はあきれるほどうまい。
猫が安らげる周波数を持つクラシック楽曲を集めた、猫用ヒーリング・コンピ・アルバム。猫の気持ちがわかる玩具として話題となった“ミャウリンガル”開発者の音響データを基に、バッハ、ショパン、チャイコフスキーらの名曲を選曲している。
親子で一緒に聴いて楽しめるクラシックの楽曲を厳選した“聴かせてあげたい とびきりのクラシック”シリーズの“バッハ”編。どこまでも温かで生き生きとした躍動感にあふれた音楽の父・バッハの楽曲を、さまざまな演奏ジャンルから選りすぐった一枚。