ジャンル : クラシック > 声楽曲
制作・出演
アンドレアス・ショル / ガブリエリ・コンソート&プレイヤーズ / スーザン・グリットン / ナンシー・アージェンタ / ニール・デイヴィス / ヘンデル / ポール・アグニュー / ポール・マクリーシュ / マーク・パドモア制作・出演
ウィーン少年合唱団 / ゲオルク・シュタンゲルベルガー / ゲルネルト / ペーター・トメック / ペーター・マルシック / マックス・エマヌエル・ツェンツィク / マルコ・オスビッチ / ヨハン・シュトラウス2世発売元
ユニバーサルミュージック伝統に培われたウィーン少年合唱団にも時代の波は容赦なく押し寄せる。バングルスのヒット曲「エターナル・フレーム」を快活に歌う少年たちにてらいはない。もちろん音楽の都に営々として伝わる名曲の数々も彼らならではの美しさだ。天使の歌声は不滅である。
「アメイジング・グレイス」の15ヴァージョンを集めた作品。白鳥英美子のア・カペラからスタート、リチャード・ストルツマンのクラリネット演奏、ジェームズ・ゴールウェイのフルート演奏、E.プレスリーの歌など、各種の歌と演奏を楽しめる。ジャジィなのはハリー・アレン。
発売元
キングレコード株式会社ケント・ナガノのハルモニア・ムンディ・フランス第1弾。ベートーヴェン唯一のオラトリオを、作品の再評価にもつながる充実した演奏で聴かせる。ドミンゴら共演陣にも注目。
フィッシャー=ディースカウの後継者、ドイツ・リートの明日を担う期待の歌手と言われるだけのことはある。繊細にして大胆。知的なコントロールは師匠のディースカウ譲りだが、感情の発露はより直截的で、起伏が大きい。久しぶりに聴きごたえある「冬の旅」だった。★
制作・出演
アスガイルスドッティル・グドゥニー / ウィーン国立歌劇場少年少女合唱団 / エリザベス・ツィグラー / エリザベス・ツィーグラー / メラニー・ホリデイ / モーツァルト / 東京少年少女合唱隊人気ソプラノ中丸三千繪、久々の新録音。ヴォカリーズによって歌われた4曲の名旋律がこのCD最大の呼びものだろう。タイトルになっているマーラーのアダージェットなど清冽で美しさの極みである。柔軟な声を生かした「4つの最後の歌」に中丸の新境地が窺える。
発売元
キングレコード株式会社日本歌曲の歌詞を翻訳してフランス語圏の人たちに楽しんでもらおうという斬新な企画である。子音の数が多くならないように考えて訳されているために、親しんだ歌もあまり違和感が無い。彼の地の人達はこれを聴いてどう感じるのだろう。感想をきいてみたい。
制作・出演
ジョルジュ・プレートル / トゥリオ・セラフィン / パリ国立歌劇場管弦楽団 / フィルハーモニア管弦楽団 / ヘルベルト・フォン・カラヤン / ベルリーニ / マリア・カラス / ミラノ・スカラ座管弦楽団 / ルネ・デュクロ合唱団《EMIクラシックス ベスト・セレクション》第5回発売からの1枚。もはや伝説と化した20世紀を代表するソプラノ歌手、カラスの、全盛期の録音からのベスト・セレクション。
ブルガリア出身のカサロヴァが祖国の音楽を心をこめて歌っている。ブルガリアン・ヴォイスのようなコーラスとともに歌うカサロヴァは、いつものオペラの彼女とは随分違っている。これがカサロヴァの音楽的なルーツなのだろう。とても興味深い一枚だ。