ジャンル : クラシック > 声楽曲
マーチやファンファーレなど、心を奮い立たせる名曲の数々を収録した“応援”に最適のアルバム。演奏は超一流の名演ばかりで、入門盤としても十分に楽しめる作品となっている。
若い歌手を初めて聴くのは実に楽しい。テノールとなるといっそうである。ナポリ帰りの上本訓久、粗削りながら地中海の青い空を感じさせる声に魅力がある。CD一枚で判断するのは尚早だが、ダイヤモンドの原石を掘り出した思いだ。精進を重ねて大成してほしい。
制作・出演
サミュエル・レイミー / シェリル・ステューダー / ジューリオ・ベルトーラ / ドローラ・ザージッチ / ミラノ・スカラ座合唱団 / ミラノ・スカラ座管弦楽団 / リッカルド・ムーティ / ルチアーノ・パヴァロッティ一瞬大河ドラマ風に始まるが、すぐにスペイン情緒あふれる世界に。熱い恋をストレートに歌う「お前が好きだから」や、切なさが染み入る「わたしが生まれた日」など、スペインの民衆が愛した名曲の数々が、ドミンゴらしいまったく隙のない堂々たる歌唱で綴られる。オーケストラ・アレンジも華やか。★
ムーティ2度目の録音で、ソリストの豪華さも注目を集めた名盤として定評のあるもの。ムーティの、オーケストラと合唱のコントロールが見事で、ドラマティックな中に敬虔な祈りが溶け込んでいる。
制作・出演
アドリアンヌ・ピエチョンカ / ケント・ナガノ / ベートーヴェン / ポール・グリフィス / マクシミリアン・シェル / マリカ・クズマ / モントリオール交響楽団 / モントリオール交響楽団合唱団 / モントリオール響 / リチャード・ロバーツナガノのRCA第1弾。世界初録音である「ザ・ジェネラル」は脚本家グリフィスによって再構成された現代の劇音楽「エグモント」。注目すべき交響曲第5番は最近流行の細身で軽量のスタイル。フレージングにもひと工夫ある。非常に辛口な仕上がりと言える。
フィッシャー=ディースカウによる ベートーヴェンの珍しい歌曲集! ベートーヴェンは、スコットランド、アイルランド、ウェールズなど、各地の民謡に基づいた歌曲を多数作曲しています。それらはベートーヴェンを刺激し、彼の傑作の源泉にもなっていることが知られていますが、実際に耳にする機会は多くありません。 そんな貴重な歌曲を、若き日のフィッシャー=ディースカウが録音していました! 1952年のベルリンRIAS放送のための録音で、三日間でこのCDの全ての曲を録音しています。フィッシャー=ディースカウの録音の中でも非情に珍しいであろうこれらの歌曲、マニアには逃がせません。ドイッチュラントラディオ・クルトゥーア提供の音源を使用。(キングインターナショナル) ベートーヴェン: 25のスコットランド民謡 Op.108から ・音楽と恋と酒 ・おお、甘き時よ ・さあ杯を満たせ、良き友よ ・この忌わしい世界が ・メアリー、窓辺に来ておくれ ・魅力的な人よ、さらば ・小舟は早く進む ・誠実なジョニー ・山の警備隊 ・羊飼いの歌 25のアイルランドの歌 WoO152から ・陰鬱な12月 ・朝風が頬を撫で ・朝は悩み多く 20のアイルランドの歌 WoO153から ・老人は諭す ・さようなら、大きな喜び 12のアイルランドの歌 WoO154から ・アイルランドっ子の血潮 ・真面目で分別くさいのは勘弁だ さすらう吟遊詩人 WoO157-11 カーディガンの娘たち WoO155-16 乳搾りWoO155-17 神が王を護りたまいますよう(ゴッド・セイヴ・ザ・キング) WoO157-1 ゴンドラの歌 WoO157-12 ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン) ミヒャエル・ラウハイセン(ピアノ) 録音:1952年9月22-24日、ベルリン(モノラル) Disc1 1 : レヒ゛ューに記載 Powered by HMV
フィッシャー=ディースカウ、若き日のヴォルフ! 偉大なバリトン、ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウが、まだ20代後半だった頃にベルリンRIAS放送に録音したヴォルフのメーリケ歌曲集です。全18曲中15曲は1955年1月26日の録音。30歳を目前にしたフィッシャー=ディースカウが、既に完成された世界を持っているのが分かります。『愛する人に』と『ヴァイラの歌』は1949年の録音、若き日の天才だけが持つ鮮烈さに息を飲まんばかりです。 ドイッチュラントラディオ・クルトゥーア提供の音源を使用。(キングインターナショナル) ヴォルフ:メーリケ歌曲集 ・苦悩から癒えて希望に寄せる ・巡り会い ・春に ・旅先で ・古い絵に寄せて ・明け方に ・新しい歌 ・どこで慰めが見つかるのだ? ・愛する人に ・ペレグリーナ1 ・ペレグリーナ2 ・さらば ・郷愁 ・狩人 ・恋する男の歌 ・ヴァイラの歌 ・ある婚礼にて ・打ち明け話 ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン) ヘルタ・クルースト(ピアノ) ルドルフ・ヴィレ(ピアノ) 録音:1955年1月26日、1949年5月5日、1951年5月25日、ベルリン(モノラル) Disc1 1 : Morike Lieder: no 1, Der Genesene an die Hoffnung 2 : Morike Lieder: no 1, Der Genesene an die Hoffnung 3 : Morike Lieder: no 1, Der Genesene an die Hoffnung 4 : Morike Lieder: no 1, Der Genesene an die Hoffnung 5 : Morike Lieder: no 1, Der Genesene an die Hoffnung 6 : Morike Lieder: no 1, Der Genesene an die Hoffnung 7 : Morike Lieder: no 1, Der Genesene an die Hoffnung 8 : Morike Lieder: no 1, Der Genesene an die Hoffnung 9 : Morike Lieder: no 1, Der Genesene an die Hoffnung 10 : Morike Lieder: no 1, Der Genesene an die Hoffnung 11 : Morike Lieder: no 1, Der Genesene an die Hoffnung 12 : Morike Lieder: no 1, Der Genesene an die Hoffnung 13 : Morike Lieder: no 1, Der Genesene an die Hoffnung 14 : Morike Lieder: no 1, Der Genesene an die Hoffnung 15 : Morike Lieder: no 1, Der Genesene an die Hoffnung 16 : Morike Lieder: no 1, Der Genesene an die Hoffnung 17 : Morike Lieder: no 1, Der Genesene an die Hoffnung 18 : Morike Lieder: no 1, Der Genesene an die Hoffnung Powered by HMV
フィッシャー=ディースカウ、20代半ばのヴォルフ! ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウが20代半ばに歌ったヴォルフの歌曲の録音。いずれもベルリンRIAS放送に録音したものです。 いずれの録音も、後年に比べれば若さは見えるものの、既に20代半ばの若さで驚くべき水準に達していることが分かると思います。ドイッチュラントラディオ・クルトゥーア提供の音源を使用。(キングインターナショナル) ヴォルフ: ・フアーナは気難し屋だ ・恋人をからかおうとするんだね ・緑の露台の上から ・花を摘みに行くなら ・優しい恋をのがした者は ・心よ、がっかりするのはまだ早い ・ああ、それは5月のことだった ・全ては、心よ、憩いに ・いつの日か私を思い出して ・心の底深く苦しみを秘めていても ・死よ来たれ、夜に包まれて ・ああ、幼な児の瞳は ・ああ、何と長い魂のまどろみ ・主よ、この地に何が芽生えるのでしょうか ・孤独にふける者は ・家々の門辺に歩み寄って ・涙を流しながらパンを食べたことのない者 ・コフタの歌1 ・コフタの歌2 ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン) ヘルタ・クルースト(ピアノ) ルドルフ・ヴィレ(ピアノ) ヴァルター・ヴェルシュ(ピアノ) 録音:1953年12月13日、1948年11月29日、1949年7月11日、ベルリン(モノラル) Disc1 1 : レヒ゛ューに記載 Powered by HMV
制作・出演
JaniSunnarborg / ThomasdePierrefeu / アレクシス・コッセンコ / サリエーリ / ジェレミー・ローラー / ディアナ・ダムラウ / パトリック・ボージロー / ピーター・ウィーラン / ル・セルクル・ドゥ・ラルモニー制作・出演
AndrewWatts / RichardEarle / アントニー・ロブソン / イアン・ボストリッジ / ケイト・ロイヤル / ジ・エイジ・オブ・エンライトゥンメント管弦楽団 / ハリー・ビケット / ヘンデル / リサ・ベツノシュク没後250年へのボストリッジからのトリビュート・アルバム。その心は“ヘンデルのテノール復権”。女声やカストラートの影にあったテノールに光を当てることで、変幻自在の多様さをもつ作曲家の実像を浮き上がらせる、ボストリッジらしい叡智の輝き。★
新進気鋭のコロラトゥーラ、ダムラウの意欲満々でテンションの高い歌唱が繰り広げられる。“モーツァルトとサリエーリ”をテーマに据えて、自らが楽曲の発掘から手がけて完成させたアルバム。新世代ソプラノの知力も実証して、時代の息吹を実感させる。★