発売元 : バウンディ株式会社
黒肌ギャル雑誌『Ranzuki』の人気モデル4人がCDデビュー! ジャパニーズ・メロディック・パンク・シーンにその名を刻むSLIME BALLの疾走感のある演奏をバックに、レベッカ、プリプリ、GO-BANG'Sの名曲をカヴァーした、きわめて今風のガールズ・ロックになっている。
大阪で2003年に誕生したエモ・バンド、CONSTRUCTION NINEの2ndアルバム。鋭い描写力を持つ叙情的な詞が、どこか懐かしいメロディに映える。激情的なナンバーからピアノ・バラードまで、音楽的振り幅も大きい。
ネブラスカ州オマハ出身のザ・フェイントの5thアルバム。自らが立ち上げたレーベルからのリリースで、音数のさほど多くないエレクトリックなサウンドながら彼らならではのグルーヴが構築されている。
元rough laughの西沢サトシがソロ・アルバムをリリース。持って生まれたポップ・センスを活かした洒脱なメロディとサウンド・デザインは、RAG FAIRに楽曲提供した「夏風便り」からも感じることができる。穏やかな休日の午後に聴きたい、とてもあったかい一枚。
3ピース・ロック・バンドのファースト・ミニ・アルバム。ベースとなっているのは疾走系8ビートのロックなのだが、メロディ・ラインや「RETURN TO THE MOON」で聴けるピアノ・パートのドラマティックさ加減や「ライン」のベース・ソロ(?)の洗練度など、不思議なセンスの持ち主とみた。
2001年にメロディカ奏者の吉川真緑を中心に結成されたインストゥルメンタル・ユニットが、ついにファースト・アルバムを発表。ルーツ・レゲエ、ダブを根底とするサウンドは心地よい揺らぎを持っている。録音、ミックス、マスタリングは、pasadenaが担当。
サード・ミニ・アルバム。ちょっと切なさを含んだメロディに乗せて、とても真摯な歌詞が、素直な歌声で綴られる。とても真面目なバンドだと思う。サウンドも難しいことはなく、まっすぐ人々の耳に飛び込んでいくのではないだろうか。
録音に携わった楽曲は優に1万を超えているというキーボーディストにしてソロでもコンスタントに活躍している富樫春生の7年ぶりのアルバム。ファンクなグルーヴの生活圏がゆったりとしたところにある音楽は、ポスト・ロックなどのジャンルを寄せ付けない。★
メロディック・シーンを中心に、さまざまなフィールドで活躍するORTEGAとMUGWUMPSのスプリット作品。両バンドとも、ジャンルに囚われない奔放な楽曲を披露している。
鹿児島県徳之島生まれ、神戸育ちのシンガー・ソングライターによる全5曲入りのミニ・アルバム。河村隆一に見出され、NHK『みんなのうた』に楽曲を提供したという経歴だけあって、突き抜けるようなメロディと心地よいリズムには天性の才能を感じる。
プログレッシヴなエモの緊張感と開放感のオン/オフの瞬間が気持ちいいセカンド・フル・アルバム。前作から2年分のライヴの経験は確実に音楽的な広がりをもたらしており、密度が高く空間性にも富んでいる音世界は、エモ云々では語れない音楽の大きさが感じられる。
東大の音楽サークルから生まれたヒップホップ・バンド、kanataの1stアルバム。MC獺のアカデミックな歌詞とラップを軸に、スピリチュアルなサウンドで不穏な世界観を表現している。
ダブルオー・テレサを脱退した植木遊人と元BUNGEE JUMP FESTIVALの町田直隆によるスプリット盤。メジャーでの経験もあるベテランの彼らが、ライヴの空気感を大切にしたサウンドを聴かせる。
“てっぺんの悪ガキ”というバンド名を持つ、関東ベースでライヴ活動を展開する4ピースの5枚目のミニ・アルバム。タイトルどおりの広い視野で世界を捉える歌詞を情感たっぷりに歌い込んでいくメロディの広がり方は、バンドというシステムを超えたものがある。
2003年10月以来となるスタジオ・アルバム。ブリティッシュ・メタル界の重鎮である彼らが、伸びやかなヴォーカルと初期NWOBHMの現代版ともいえるサウンドを全編で繰り広げている。
キックのニック・ワークマンやパルスのヴィンス・オリーガンらによるユニットの初アルバム。ツェッペリンを彷彿とさせるサウンドに現代の要素を採り入れ、ヘヴィな英国ロックを展開している。
2005年で20周年を迎えた、日本のストリート・ロック・シーンの重鎮、ザ・ストラマーズ。彼らのルーツを踏まえた上でのさらなる挑戦、これぞパンク・ロック・アティチュードなミニ・アルバムだ。