発売元 : 株式会社ハピネット
スウェーデンのメロディアス・ハード・ロック・バンドのデビュー・アルバム。R.A.W.に在籍したギタリスト、ミカエル・ラーソンが結成。70年代から続くハード・ロックの伝統を受け継ぎ、さらに北欧らしい叙情美やドラマティックな構成を加えた、王道を往くサウンドだ。
マーダードールズのヴォーカリスト、ウェンズデイ13ことジョゼフ・プールのサード・ソロ。ヘヴィでパンキッシュなサウンドをバックに、ホラー映画から影響を受けた詞をドスの利いた声で咆哮し、刺激的なスプラッタ・ロックの世界を展開している。
札幌で97年に結成された4人組。デビュー10周年のタイミングで編纂されたベスト盤的内容だが、冒頭には二つの新曲を配しており、彼らの足跡をほぼ網羅できる、入門者にも適当なアルバムと言えそう。豪快かつ繊細。オルタナティヴなロックが情熱的に響く。
たとえばジム・モリソンやカート・コバーン、そういったロックの先達の影響を感じさせるアグレッシヴでサイケな音の彩りに圧倒される。全編英語詞で、ロックが持つ普遍的要素を含みつつも、シーンに混沌と創造という楔を打つ、4ピース・バンドのファースト・アルバム。
すでに結成から10年以上の活動歴を誇るフロリダ州のアメリカン・ハード・ロック・バンドの1作目。タフなバンド・サウンドはさすがだが、それ以上に惹きつけられるのはヴォーカル。エモーショナルな唱法とメロディは、大陸的なスケール感と爽快感を持つ。
2008年7月に解散したTOTOへのオマージュを込めて作られたカヴァー・アルバム。ドッケンなどで活躍した、アレックス・デ・ロッソ(g)を中心としたイタリアの凄腕ミュージシャンが参加。ライヴではお馴染みのナンバーを原曲にほぼ忠実に再現している。
日本のトップ・カルチャーである“アニメ”の人気テーマ曲を、ジャズに乗せてアレンジした“アニジャズ”のコンピ・アルバム。実力派女性ミュージシャンらによるヒーリング系のジャズ・サウンドが心地良い。
北海道を中心に活動している3ピース・バンド、SNARE COVERによるファースト・ミニ・アルバム。ヴォーカル・斎藤洸による、ときに優しく、ときにエモーショナルなハイ・トーン・ヴォイスが印象的。静と動を巧みに使い分けたバンド・アンサンブルも見事だ。
バンド結成11年目となるBUGY CRAXONEのアルバム。BUGYサウンドの魅力であるライヴ感を存分に取り入れた仕上がりで、ドキドキするようなロックを聴かせてくれる。この雰囲気は癖になること間違いなし。
アニメ・ソングの常識を覆したヒット・シリーズ『アニジャズ』のベスト盤。人気曲の数々に加え、未発表音源も収録。さらに、リクエストの多かった楽曲のスコア譜もCDデータで同梱されている。ブラスバンド部員ならずとも、気になる一枚だ。
先頃、新バンド、アトミック・プードルを本格始動させた元外道の加納秀人だが、本作は91年から92年の1年間、渋谷クロコダイルでのライヴから14曲をまとめたライヴ作。粘っこくエモーショナルな独特の加納節ギター・リフが炸裂する力強いハード・ロックを満載。
松任谷(荒井)由実の名曲を英語詞のジャズ・アレンジでカヴァー。ウッド・ベースのソロで始まる大人っぽいオムニバス盤。参加ミュージシャンは、レイ・チャールズの娘のシーラやサックスのデイヴィッド・サンボーンなど豪華。名曲はアレンジを変えても心に伝わるといういい例。
2006年結成、自主企画ライヴなどで都内で活動するギター・トリオのデビュー作。トリオ編成を活かした音作りと男子のリリシズムにあふれた歌詞が印象に残る。ヴォーカルがちょっと弱いけど、そんなこと“若さ”の前では大した問題じゃない。