発売元 : 株式会社ミディ
イギリスの若手ギター・バンドと共通項の多いサウンドを聴かせるバルーンズのデビューEP。初々しくも瑞々しいメロディ作りや演奏には光るものもあるが、雰囲気だけの英語の歌はやはり弱い。もしアルバムを作るなら、もう少し基礎体力が欲しい。
大江田信氏の若いこと…20年前の写真だもんね。73年に制作された限定200枚のアルバムがCDとなって甦った。若者のナイーヴな世界がイヤラシクなく、清潔に表現されていて、無性にうらやましくなる。テクニックがしっかりしていて安心して聴けるんだ。
通算14枚目。ほとんどの曲でグルーヴァーズの3人とロケット・マツのキーボードが好サポートしていて、友部の歌に息を吹き込んでいる。また(7)ではBOOMがサポート。(12)はシングルからのボーナス・トラックで、もちろんプレスリーのカヴァーだ。
ボサノヴァ、サンバのエッセンスを現代のサウンドにアレンジ。女性デュオのヴォーカルと、打ち込み、手弾き、生演奏をミックスしたバッキングが融合している。(3)以外は英語とポルトガル語による歌唱。
ピチカート・ファイヴの小西康陽をプロデューサーにむかえたハバナの問題作。クールでカッコいい日本語ラップものが多いんですわ。ちょっとクールすぎる気も…。(4)ぐらい野蛮な方がいいと思う。ライナーにのってるオブジェ(安斉ハジメ作)がカワイイね(ハート)
人気ジャパニーズ・ボサノバ・シンガー初のベスト盤。『カトピリ』と『ナナン』からのナンバーに、夫エリオ・セルソ(p)のアルバムに収録された彼女の自作(12)を加えた選曲で、全曲リミックスしたもの。(5)(8)の歌はニュー・ヴァージョンだし、楽しみがい有り!
EPOのMIDI時代のシングル年代順ベスト。近作になるほど曲のフックが弱くなって行く気がする。産みの苦しみが見え隠れするような。個人的には明るく楽しい清水信之のアレンジの(1)〜(6)が好ましい。ジャパンをカヴァーした(17)は邦盤未収録の珍曲。