発売元 : 究体音像製作所
エルヴィン・ジョーンズの72年録音作『ライヴ・アット・ザ・ライトハウス』と同じ編成、その時のメンバー二人(デイブ・リーブマン&ジーン・パーラ)を含むピアノレス・クァルテットが同作収録曲など5曲を演奏している2006年のライヴ盤。さしずめ、歴史の再発見。
キューバのピアニスト、ヘルナンデスを中心にしたトリオ作品。ドラムスのカップが渋いヴォーカルも聴かせる。お馴染みのスタンダードが中心に選ばれており、聴きやすい内容になっているところもいい。まさにグループ名どおりの味わい深い一枚。
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究体音像製作所欧州を代表するプレイヤー三人が結成していたトリオが92〜93年に行なったツアーの未発表ライヴ音源から編まれた作品。三者の丁々発止のやりとりや、全員が一丸となって疾走していく様子などがリアルにとらえられ、まさに彼らの絶頂期の演奏が聴ける白熱のライヴ盤。
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究体音像製作所稀代の女流オルガニストといえばこの人。85年発表の『オルゲルシュピーレ』は、オルガンの派手さを活かし、フュージョンやファンク的な要素を盛り込んだ快楽度の高い一枚。一方、ブラスを従えたクインテット編成の『ビバッブ』は自身のバップ力をこれでもかというほど見せつけてくれる。
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究体音像製作所活動歴33年を越える欧州最高のピアノ・トリオの、92〜93年のツアー時におけるライヴ音源を世界に先駆けて日本で初公開。グループの一体感、スリル、テンション、すべてが神業! こうした“芸術性の高い音楽”の前では、どんな美辞麗句も無用なのだろう。★
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究体音像製作所ロルフとヨハヒムのキューン兄弟が、ニューポート・ジャズ祭出演の直前に東ベルリンで録音していたスタジオ音源が録音から40年ぶりに発掘された。21世紀の今聴いても、発見と驚きの連続で完成度は高い。自由精神に満ちた東欧発フリー・ジャズの重要作だ。★
1974年録音の初リーダー・アルバムにして重要作。強烈なロック・ビートにヤン・ハマーの過激なキーボードが弾け、グロスマンの猛り狂うサックスが聴き手に凄まじい興奮をもたらす。
1977年録音の本盤は、ラテン/ファンク/フュージョンなど70年代のエッセンスが詰まった代表作。当時所属していたストーン・アライアンスの音楽性をパワフルにしたような快演が聴ける。
マイケル・ブレッカーが大いに気を吐く冒頭の「イボンヌ・テイクス・ア・バス」が圧巻。ドイツ人ピアニスト、ヨアヒム・キューンがNYで録音したリーダー作。80年代初頭の時代を反映したフュージョンであるが、マイケルの熱さと楽曲の良さで衰えぬ魅力。
同日発売の未発表セッションとともに甦った81年のキューンのハード・ドライヴィング・ジャズ。マイケル・ブレッカー至高の演奏はこのセッションに含まれ聴き続けられてきた。フュージョン全盛期を突き抜けモーダルな世界を雄飛する演奏は自由だ。★
制作・出演
サンティアゴ・ジャコッベ / ジーン・パーラ / スティーヴ・グロスマン / ストーン・アライアンス / ダニエル・ビネリ / ドン・アライアス / ホセ・マリア・ロリエンテ / ロベルト・ヴァレンシア発売元
究体音像製作所ジャズ・フュージョン界のスーパー・ユニット、ストーン・アライアンスが1977年にリリースした作品。アルゼンチン・タンゴの哀愁を帯びたメロディ、グロスマンのパワフルなブロウ、そして華やかなラテン・リズムが炸裂。
ストーン・アライアンスは、パーラとアライアスを中心に、グロスマンをフィーチャーしたピアノレスのトリオ。これは77年、世界ツアーの未発表音源からのリリース第1弾。熱狂的なサックスの咆哮が炸裂。70年代の熱気を伝える、スリリングでホットな好ディスクだ。
77年ワールド・ツアー未発表ライヴ第2弾。マイルスの電子革命に名を連ねたパーカッショニストが、その意志を受け継ぎ、二人の気鋭ミュージシャンとともに新たな地平線を目指す。多様なリズムを取り入れた実験的な試みは、爆発寸前のマグマを思わせる。
70年代に一部のファンから高い評価を受けていたトリオによる未発表ライヴ。グロスマンの豪快なテナーが全編で爆発し、ライヴの高揚感と共に演奏を盛り上げる。アライアスのドラミングも過激だし、大胆なパーラのベース・ワークも大きな聴きもの。
パーラ、アライアスという強力なリズム隊にグロスマンのサックスが加わる、米国のトップ奏者三人組ユニットのファースト。多彩なラテン・リズムを縦軸に、ファンクやロックの要素も取り入れながら、奔放にジャズの即興を展開。とても自由度の高い演奏だ。
77年に録音された、電化マイルスに呼応するフュージョン黎明期の革新的ユニットの第2弾。ブラジル人ミュージシャンのサポートを得て新たな音楽的地平線を切り開く意欲作。ドン・アライアスやスティーヴ・グロスマンら重鎮の初期の演奏も実に興味深い。
ドイツのジャズ・レーベルECMを拠点に活動する異端のギタリストの1stアルバム。フォーキッシュなアコギと、プログレから音響やエレクトロニカまでのサウンドがエキセントリックに交差し、その陶酔感を煽り立てる。