1996年4月発売
“ウィンドワールド・ヒル" 復刻盤プラス“ウィンドワールド・ヒル" 復刻盤プラス
『太陽にほえろ』をはじめ、のめりこんだ数々のドラマと共にその名を刷りこまれたワタシ。コンポーザーの横顔が垣間見れるセルフ・カヴァー・アルバムは、78年発売のLPがメイン。インパクトある“音”の顔とは異なる、柔らかな、やさしい湿気のある声にビックリ。
ジンクスジンクス
1996年で20年、やしきたかじんの歌手としての歴史は古い。カラオケの定番「やっぱ好きやねん」のオリジナルが彼と知り、思わず驚く向きもあるに違いない。そう、毒舌はTVバラエティのキャラクター、唄を唄うとマジな2枚目なのである。本作にも胸の奥が痛い唄が並ぶ。
ラビリンスラビリンス
企画アルバムでありながら((5)〜(7)のリミックス曲含め)、ロック色の強さといい、非常に都会的でアヴァンギャルドな楽曲志向といい、今後の彼の方向性を決定づける重要な要素が盛り沢山。ウィンドウズ95があればCD-ROMで文字と映像の情報も楽しめる。
ジョンソンジョンソン
デビュー作を大ヒットさせた米4人組のセカンド。昔ながらの(?)ナチュラルな楽器の音色を生かした演奏を聴かせるバンドで、今かえってそれが新鮮。フォーク・ロックから、よりダイナミックなロックになった。地味だが、歌も含め人間臭さたっぷりだ。