1998年7月発売
プッチーニ:歌劇「トゥーランドット」プッチーニ:歌劇「トゥーランドット」
プッチーニ最後のオペラ、未完の大作の名ライヴ録音。マゼールの指揮は多彩な音色と劇的な効果を導き、カレーラスはカラフ役でアリア「誰も寝てはならぬ」をドラマティックに歌い切っている。
ジャポネスクジャポネスク
和楽器との共演というと、やたらマニアックになるか、あるいは聴くにたえないコッパズカシイものになるかが相場だが、さすが宮本サン、一筋縄ではいかない御仁、実にうまく調和させている。作曲陣の腕前も見事で、リリカルな音楽はこの上なくポップ。★
サンタナサンタナ
ラテン・ロックの導師、カルロス・サンタナの作品の中でも評価の高い初期の5作。編集ものの『オリジナル・グレイテスト・ヒッツ』は1st〜3rdから選曲されており、入門用として便利かつ無難だ。特に人気があるのは2作目と4作目だが、その狭間にある3作目もいい。当時17歳だったニール・ショーンの豪快なギターとデリケートなタッチのラテン・パーカッションが耳に残る。'76年発表の『アミーゴ』のアートワークは横尾忠則。