1998年9月発売
スーパーナチュラルスーパーナチュラル
映画「ロミオ&ジュリエット」で、本人も画面で歌った「キッシング・ユー」がヒットして幅広く知られるようになったが、もともと、異国情緒が漂うそのしなやかな歌声で個性を発揮してきた女性シンガーだ。選曲、演奏を含めて絶妙なバランスで聴かせる。
ジェネレーション・テロリストジェネレーション・テロリスト
ついに出た“解散”デビュー盤。ここにはガンズのアルバムと同じ、ピュア過ぎて今にも壊れそうなロックン・ロールがある。彼らのことをただのバカ・パンクと言う奴は(5)(11)を聴け、パンク時代のクラッシュの名曲に並ぶロック美学があるから。
ホーリー・バイブルホーリー・バイブル
今作もまた曲数が多い。どんどんできてしまうのだろうか。しかし段々と曲に輝きがなくなってきているのが気になるところ。このサードにも初期の彼らのような疾走感あふれたナンバーは少ない。全体の雰囲気は悪くはないが、曲が多いだけに少しダレる。