1999年10月発売
過激なジャケットがデス・メタル然としたムード満点の米デス界の大御所による7作目。同種のバンドの中にあって彼らは技巧派として知られ、ノイジーである反面、曲構成がシャープに光る。ギターのリフやリズムが巧みに折り重なった音のダンゴが圧巻。
各々ミュージック・シーンで活躍する彼らの3曲入りマキシ・シングル。切なくはかない大人の世界から見た詞と、さすが筋金入りミュージシャンと思わせる弾きまくりのプレイに圧倒されます。ベースにはValentineD.C.のJunを起用。
ダッジバンをフィーチャーしたジャケットもカッコいい、男女ユニットのファースト・アルバム。スムース&メロウなサウンドは、汗臭くない程度にソウルフルでそこそこポップ。また、ホーンを効果的に取り入れるなど、ブラック・ミュージックをうまく消化している。
レコード会社移籍第1弾となるマキシ・シングル。デビューからのプロデューサーだったトーレ・ヨハンソンから離れての作品だが、すでにBonnie Pinkとしての個性は揺るぎないものとなっているので、今回も心地よく世界に浸ることができる。★
西岡恭蔵と岡島善文が86年に発表した作品で、軽快なR&Rの(1)で軽く意表を突いて、和製トロピカル・ソングの名曲(2)へとなだれ込む。こうなると完全に二人のペース。あれもこれもいろんな世界が登場しているのに、筋がビシッと通っているからすごい。
フォーク世代には「あしたはきっと」の牧歌的なノリが懐かしいいとうたかおの82年度作品。しかしインディーズでリリースされたこのアルバムのいとうたかおはズッシリ重い。タイトなバンド・サウンドも含め、70年代フォークからの確かな変容を感じる。
今やその名をアメリカにも轟かせている彼らの約1年ぶりとなるマキシ。エモーショナルなスピード感と叙情的なメロディはさらにスケール・アップ。(3)では初の日本語詞にもトライするなど、前進しようとする彼らの意志が強く出た作品となっている。