1999年10月発売
ポップでキュートな女性ヴォーカルを含む三人組の1作目。身近な素材や情景を上手にイジった歌詞が大変良い。力のぬけたウィスパー・ヴォイス。耳に残るクラビがポップさをより強調してくれる。低音な矢野顕子といった印象を受けるのは私だけ?
ポケモンの映画などで声優をやってる人のようですが、シンガーとしてはこれが初CD。爆裂パンク、あやしいロカビリー、ヘロヘロのアニメ主題歌風、など、陽気であほでよーわからん異次元世界が全6曲。ファンの方限定仕様ですな。
佐藤美枝子がチャイコフスキー・コンクールに優勝したニュースは近頃ない驚きと喜びであった。本選で歌った「ルチア」以下モスクワで披露した曲からは比類ない実力がひしと伝わってくる。この高音を聴くだけでぞくぞくするような興奮を覚えることうけあいだ。
過激なジャケットがデス・メタル然としたムード満点の米デス界の大御所による7作目。同種のバンドの中にあって彼らは技巧派として知られ、ノイジーである反面、曲構成がシャープに光る。ギターのリフやリズムが巧みに折り重なった音のダンゴが圧巻。
各々ミュージック・シーンで活躍する彼らの3曲入りマキシ・シングル。切なくはかない大人の世界から見た詞と、さすが筋金入りミュージシャンと思わせる弾きまくりのプレイに圧倒されます。ベースにはValentineD.C.のJunを起用。
ダッジバンをフィーチャーしたジャケットもカッコいい、男女ユニットのファースト・アルバム。スムース&メロウなサウンドは、汗臭くない程度にソウルフルでそこそこポップ。また、ホーンを効果的に取り入れるなど、ブラック・ミュージックをうまく消化している。
レコード会社移籍第1弾となるマキシ・シングル。デビューからのプロデューサーだったトーレ・ヨハンソンから離れての作品だが、すでにBonnie Pinkとしての個性は揺るぎないものとなっているので、今回も心地よく世界に浸ることができる。★