1999年12月発売
演歌の真髄を唄う心の唄演歌の真髄を唄う心の唄
昭和13年の全国ノド自慢コンクールに優勝しデビュー。以来、歌手生活60周年を迎え、昭和44年にミノルフォンより発売された名盤3枚組の完全復刻の記念作。若々しい歌声とともに、全曲に興味深いエピソードが掲載され、歌謡史の生きた記録としても貴重。
田端義夫 古賀メロディーを唄う〜男の純情田端義夫 古賀メロディーを唄う〜男の純情
71年にバタやんの歌手生活60周年してミノルフォンで制作された全曲、古賀政男を歌った盤の復刻だ。冒頭に古賀の肉声コメントが入っている。バタやん節といわれた揺らす歌声は、演歌とは微妙に異なる情感を生み出し、古賀本来の歌謡曲の情感に近いのでは。
STAND BY MARYSTAND BY MARY
ビートルズや佐野元春に憧れて曲を書いてきた渡辺と、アメリカの音楽大学留学経験もある鶴谷によるユニットのデビュー・アルバム。素直な曲作りとアレンジメントは新鮮なところこそないが好印象で、息の長い活動が期待できそう。ヒット曲次第か。
音楽ぎらい音楽ぎらい
ゴージャスなキャバレー・サウンドに乗せて展開される人生裏街道劇場。歌の主人公は、どこまでも堕ちてゆくダメな男と女ばかり。最近のJ-popは苦手だけど、演歌もチョット……という微妙な立場にいる人こそ聴くべきの、ホロ苦い大人のアルバムだ。
Spanish Dance TroupeSpanish Dance Troupe
93年のデビュー以来6作目になる。サイケな印象の強いバンドだが、今回はアコースティックを中心に、滋味あふれるソングライティングとヴァイオリンや木管の素朴な響きが絶妙にマッチ。ジャケの感じがなんかロバート・ワイアットぽいんだよなあ。