音楽むすび | 2000年発売

プロデューサーとしてあまりにも有名な彼だが、マハヴィシュヌ・オーケストラの一員として、ウェザー・リポートとのセッションにも参加した経歴を持つ。本作は79年発表作品の世界初CD化。

敏腕プロデューサーである彼が、前作『アウェイクニング』の高評価でソロとして基盤を固めた80年発表のソロ第4弾の世界初CD化。R&Bチャートで4位を記録した「恋のアタック」も収録。

イアン・カーティスの死で“伝説化”されたジョイ・ディヴィジョンが79年に発表したデビュー盤。ユダヤ人強制収容所のナチス将校のために用意された慰安婦のたまり場を意味する言葉をバンド名に冠して、20世紀末のヨーロッパの抑圧された精神を歌う。

あまりにもピュアで、あまりにも悲しい墓碑銘。このアルバムを耳にしたあとは、他のどんな音楽も楽天的にきこえてしまう。1980年代、時代の亀裂にひとり堕ちていった男イアン・カーティスの、どうしようもなく心に痛い遺書。

イアン・カーティスの死の2週間前に収録したライヴとスタジオ録音の未発表曲で構成された81年の3作目。Disc1の未発表曲はともかくDisc2のライヴはテンションが高い。底無しの井戸の中を落ちていくような気分にさせる虚無的な世界観はやはり唯一無比。

オーストラリアで活躍する3人組のサード・アルバム。テクノ、ポップ、ヒップホップ、エスニックなどごちゃまぜにしたサウンドは健在。一応本国No．1バンドだけどなんかウサン臭い人たち。