2002年2月発売
ドニゼッティ:歌劇「連隊の娘」ドニゼッティ:歌劇「連隊の娘」
制作・出演
エラルド・コーダ / セスト・ブルスカンティーニ / チェーザレ・ヴァレッティ / ドニゼッティ / マリオ・ロッシ / ミラノ・イタリア放送交響楽団 / ミラノ・イタリア放送合唱団 / リナ・パリューギ / リーナ・コルシマスネ:歌劇「ウェルテル」マスネ:歌劇「ウェルテル」
制作・出演
ジュリアーノ・フェッレイン / トマーゾ・ソウリ / トリノ・イタリア放送交響楽団 / ピア・タッシナーリ / フェルッチョ・タリアヴィーニ / フランチェスコ・モリナーリ=プラデルリ / マスネ / マルチェロ・コルティス / ヴィットリア・ネヴィアーニワーナー傘下の伊フォニト・チェトラ&イタリア国営放送制作の歴史的音源復刻シリーズ。50年代前半のイタリア“地場演奏”が近年のCDマスタリングと共に蘇る意義は大きく、パッパーノ盤(98年)と比べても音楽のドラマ性へのアプローチの違いなど考えさせられる。
ジョルダーノ:歌劇「アンドレア・シェニエ」ジョルダーノ:歌劇「アンドレア・シェニエ」
制作・出演
アルトゥーロ・バジーレ / アルベルト・アルベルティーニ / イネス・マレッティ / イルマ・コラサンティ / ウーゴ・サヴァレーゼ / ジョルダーノ / トリノ・イタリア放送交響楽団 / ホセ・ソレール / レナータ・テバルディティバルディの気品ある歌唱や、ソレールの明るく張りのある美声、サヴァレーゼの温かな低音……と、往年の名歌手達の至芸に酔える一枚。録音状態も良く、イタリア的な輝かしいオケの響きも堪能できる。歌詞の日本語訳はないが、全曲でこの価格なら納得。
Under The SunUnder The Sun
atamiは、hitomiを手がけたことで知られる渡辺善太郎のソロ・ユニット。ゲスト・ヴォーカルにBonnie Pinkを迎えたこの曲は、80年代のUKインディー・シーンを想起させる音響のなかで耽美な旋律が静かに舞う、もの悲しくも美しいダンス・ナンバー。
newavenewave
繊細なヴォーカルを中心に、ラウドなハード・ロック、疾走感のあるハードコア、幻想性を醸し出すサイケデリック、トライバルなグルーヴなど、曲ごとに異なる多彩なアプローチを提示。やや散漫な印象もあるが、全体を貫くロマンティックな美意識はこのバンドならでは。
愛のかけら☆恋のかけら愛のかけら☆恋のかけら
3曲目の「LET IT BE ME」はカヴァーだが、それ以外は自らの作詞・作曲。ヴォーカルはもちろんのこと、各曲自演のウクレレがフィーチャーされているのが、彼女のらしさ。軽快で素朴、嫌味のない歌が心地よい春らしい1枚。★
ツイン・パーフェクト・コレクションツイン・パーフェクト・コレクション
おおたかの歌には、ほっとさせてくれる響きがある。癒し系のヴォーカルとは思わないが、ジャンルを超えた独特の歌唱とバックのサウンドから突き抜けてくるのは、しなやかでしたたかな歌声だ。誰にも媚びない力強さ。それにほっとするのかもしれない。