2002年5月発売
ヒーローヒーロー
映画『スパイダーマン』のエンディング・テーマ。ニッケルバックのシンガー、チャド・クルーガーの初ソロ作でもある。ザラリとした声を持ちながら、その奥には男の色気も漂う。その魅力はこうしたスロウ・ナンバーでさらに活きている。震える仕上がり。
ドヴォルザーク:ヴァイオリン協奏曲 ほかドヴォルザーク:ヴァイオリン協奏曲 ほか
五嶋みどりのデビュー20周年を記念して、彼女の過去の名盤が値段を下げて再登場。みどりを世に紹介したメータ&NYフィルとの共演で、美しい旋律に満ちたドヴォルザークの協奏曲を楽しむ。
バルトーク:ヴァイオリン協奏曲第1番&第2番バルトーク:ヴァイオリン協奏曲第1番&第2番
五嶋みどりのデビュー20周年を記念して、彼女の過去の名盤が値段を下げて再登場。ティーン・エイジャーだったみどりが、メータ&ベルリン・フィルのサポートを得て、バルトークの難曲で妙技を披露。
メンデルスゾーン:ピアノ協奏曲第1番&第2番メンデルスゾーン:ピアノ協奏曲第1番&第2番
あまりに才能に恵まれているために逆に芸術性の評価面で損をしているようなペライア。しかし74年のこの録音を聴くと、彼の本質的なセンスの良さと作品への読みの深さがはっきりとわかる。まろやかで潤いのあるしっとりとした美音といった特徴はそのままに、その演奏から感じられる若々しさがいまも少しも変わらないのは別の意味で見事。
シューマン:ピアノ・ソナタ第2番ト短調作品22 シューベルト:ピアノ・ソナタ第20番イ長調D959シューマン:ピアノ・ソナタ第2番ト短調作品22 シューベルト:ピアノ・ソナタ第20番イ長調D959
15年程前の録音。その当時に書かれたライナーノーツにもあるが、40歳を過ぎて、それまでは繊細すぎたペライアが洗練と厚み、スケールの大きさを備え、広く“巨匠”として認知され始めた時期。瑞々しい歌、繊細で表情のあるタッチ、構成の大きさ。名演だ。
MTVアンプラグドMTVアンプラグド
歌に向かわせる力がどこから来るのか。その答えのいくつかを伝えたいとの欲求のまっすぐな内側の熱さが外皮を突き破っている記録。これでもまだあんたらは勝手に札を付けるのか? という問いかけがあまりにも清く力強い。簡素でいることの尊さを思う。