2002年6月26日発売
元ライド(〜ハリケーン#1)のアンディ、元ヘヴィ・ステレオのゲムという新メンバーを迎えて作られた実質上初のアルバム。リアムはもちろん、彼ら二人も曲作りに参加し、まるで初期の結束力を取り戻したかのようなシンプルなサウンド。傑作だ。★
マルチ弦楽器奏者、高田漣初のインストゥルメンタル・アルバム。ペダル・スチール・ギター、フィドル、マンドリン、アコースティック・ギターを駆使し、ジェームス・テイラー、ニール・ヤングらの名曲を渋めにカヴァー。なお、漣はフォーク・シンガー高田渡の長男。
30代後半以上のオヤジ感涙第2弾。『太陽にほえろ!』から『俺たちの朝』まで70年代のドラマを中心に11番組14曲。酒でも飲みながらひとりで聴いた日にゃいっしょに歌うか、泣くしかない。それだけにオリジナルこそがベストなのでボーナスのリミックスは余計!
キャプテン・ファンクとしてダンス・ミュージックやサンプラーで注目されてきたオオエ・タツヤが新名義で発表する初のアルバム。自宅スタジオで制作されながら、弦や打楽器音をはじめとする音響、静と動の要所を究めたリズムなど、細部までクオリティの高さを感じさせる。
DJ KENSEI、NIK、D・O・Iによるインドープサイキックスの、2000年から2001年にかけての作品をまとめたもの。キット・クレイトンとの(4)やヤン・イェリネックとの(9)といったコラボレーション作をはじめ、宇宙空間を彷佛される、エレクトリックな音世界が広がっている。
1台のチェンバロ用の協奏曲をすべて収録している。いずれも編曲だが、ソロ楽器としてのチェンバロの魅力を十分に生かしたものになっている。マンゼ率いるAAMの闊達自在な演奏もさることながら、エガーの弾くチェンバロの表情の豊かさにも注目したい。★
全16曲、ミニモニ。初のフル・アルバム。どこから聴いても金太郎アメのように出てくる遊園地のようなミニモニ。の世界観はとにかくにぎやかで華やか。考えてみれば、これほどまでにエンタテインメントに徹するアーティストがいるのかなと実感した一枚。
米アコースティック・グループのデビュー作(本国では2000年リリース)。12歳でソロをリリースしたメンバーもいるほどの若き実力派たちだが、ブルーグラスなど、ルーツ・ミュージックに対する愛情は特筆もの。歌入りもインストもヒューマンな生音に心が和む。