2002年8月21日発売
フランス出身の6人組メタル・バンドのファースト・フルレンス作にして本邦デビュー作。ドラマティックなメロディが疾走しまくるパワー・メタル・サウンドは、プログレっぽい味付けもいい感じ。仏語詞ながら、メロディの良さがすべての違和感を払拭する。
英国産ハード・ロック・バンドの復活アルバム。往時のままの鋭いハイ・トーンを聴かせるシンガー、かつて以上に弾きまくりのギター、そして、叙情味とキャッチーさを程よくブレンドさせた極上メロディ……とすべてが素晴らしい。ジャーニーっぽい曲もアリ。★
スウェーデン出身のシンガーのベスト盤。と言ってもドメスティック臭は一切なし。チープ・トリックにも精通するキャッチーなポップ・ハードを中心に哀愁を帯びたメロディを巧みに操りヒット・ポテンシャル志向の曲、サウンドを提供。耳障りの良い作品集だ。
ペンシルヴェニア出身の5人組(映像担当を含む)の世界デビュー作。ニルヴァーナやパール・ジャム以降のアメリカン・ロックの王道をまんべんなくなぞったサウンドで、時に激しく、時にエモーショナルに感情を解放する。映像担当者の役割はCDでは不明……。
米ロードランナーとMTVのタイアップ・コンピ第3弾。ニッケルバック他、レーベルの看板アーティストたちや他レーベル所属のアーティストなどの楽曲が1枚で聴けるお得なロック作品集。
60年代〜70年代の英ビート・バンドにも通じるB級感覚が持ち味の、ボストン出身のR&Rバンド、ダム・パーソナルズの日本デビュー作。ポップさもある王道ロック・メロディを疾走感あふれるザラついたガレージ系サウンドに乗せた演奏はスリリングだ。
メジャー第1弾となるこのマキシは、とにかく元気で、躍動感がみなぎっている。ポップなメロディをハードに処理した手腕もさることながら、とことん前向きな歌詞に好感が持てる。また、男女ツイン・ヴォーカルを生かした広がりのあるハーモニーもヨシ。