2002年8月21日発売
ヴォーカル・スクェアヴォーカル・スクェア
ベテラン二人で再出発したことが、音楽的な柔軟性とユニークな発想を生むことになったのかもしれない。過去の作品から9曲を厳選、M.ショウら三人の歌姫の粋なヴォーカル曲に生まれ変わった。卒業生を含む一流プレイヤーとの友情のコラボレーション。
サウンド エモーション ?ナイト・ヒーリング?サウンド エモーション ?ナイト・ヒーリング?
ジャズのマスタリングを長年手がけてきた山形和弘氏が企画・選曲・制作を手がけた異色コンピの第1弾。ヨーロピアン・ジャズ・トリオをはじめスタイルの異なる三人のピアニストの演奏が、通常盤よりも生々しく聴こえる。オーディオ的な面白さを堪能。
志ん朝復活ー色は匂へと散りぬるを ち「百年目」志ん朝復活ー色は匂へと散りぬるを ち「百年目」
堅物で厳しい番頭、実は粋な遊び人。隠れ遊びを旦那に見つかってしまった番頭はクビかとおびえる。さて旦那は……。江戸時代の商人美学を描いた50分を越える大作で、謹厳実直な小言と芸者遊びの華やかさと、好対照の話芸を軸にじっくり聴かせてくれる。80年の収録。
志ん朝復活ー色は匂へと散りぬるを り「品川心中」・「抜け雀」志ん朝復活ー色は匂へと散りぬるを り「品川心中」・「抜け雀」
79年に大阪で行なわれた故・志ん朝のライヴである。まだ若々しい色気、愛嬌に満ち、整った口調で浪花の客を沸かせていく。品川女郎のお染が心中の相手に選んだ本屋の金蔵のちょろいこと。後半のテンポのいい追い込みが小気味よい「品川心中」は逸品だ。