2003年3月5日発売
英国産激烈暗黒メタルの第一人者が始動10年あまりを経てついにメジャー契約を果たし放つ第1弾。ゴシック調サウンド・コンクレートをふんだんに用いた大仰な爆裂サウンドの基本はインディ時代と変わりないが、スペクタクル感がやや強まっている。ショック・ロック現在形。★
ソロ・デビューから2001年作品までの代表曲を集めた新編アンソロジー。すべて既発音源のため付加価値には乏しく入門用だが、並んでいるのは今なおライヴで演奏され得る曲ばかり。20年以上、レトロにならず同時代のキッズの心を捕らえ続ける稀有な人。その凄みを実感できる。
後藤真希が主役をつとめたミュージカルのオリジナル・キャスト盤。昭和41年の東京の下町でおこるさまざまな出来事を描いた舞台にリンクした本作からは、古き良き時代のムードがほんわかと感じられる。「サン・トワ・マミー」「君といつまでも」のカヴァーをはじめ、郷愁感あふれる作品。
全5曲……とはいっても、すべて「Dream」という曲の別ヴァージョン。「Dream」はミディアム・スローのなだらかなメロディの楽曲で、“信じた道を歩き出そう”というメッセージが込められている。北電労働組合によるユニピカ基金のイメージ・ソング。
元JIGGER'S SONの坂本サトルのインディペンデント・レーベル第3弾。完全セルフ・プデュースで、谷口崇らがゲスト参加している。いい意味での開き直りから伸び伸びとしたメロディとサウンドがあり、何よりもヴォーカルが弾けていて小気味よい。★
ウェルナー・トーマス=ミフネが奏でる美しいチェロの小品の数々。オーケストラやピアノの伴奏で、「愛のあいさつ」や「夢の後に」、「オンブラ・マイ・フ」などの名曲を歌い上げる。
イタリア最高のテノールの1人、カルロ・ベルゴンツィが近代イタリアのトスティの名曲を歌った1枚。ベルゴンツィの魅力的な声はトスティ歌曲の甘美な旋律にぴったりだ。
今は亡きルチア・ポップがドイツの子供の歌と子守歌を歌ったアルバム。彼女のリリックでチャーミングな歌声は、このような楽しい子供の歌と素晴らしい相性を示す。