2004年7月22日発売
無題無題
4作目。前作はエレクトロニカ的な質感が強かったが、今回は初期衝動を感じさせるハードコアな作品になった。各楽器が激しいテンションでぶつかりあう曲が多く、それでいてポリリズムや変則拍子を取り入れるなど実験精神も旺盛。現代ポスト・パンクの傑作といえる。
レフト・アローンレフト・アローン
ビリー・ホリデイを主人公にしたオフ・ブロードウェイ・ミュージカルで主役を演じたシンガーのデビュー作。(1)における切々たる哀感の発露、(3)のそこはかとないキュートさ、(6)の快活なスウィングぶり、(9)の繊細な表現など、ジャズ・シンガーとしての懐の深さを伝える。
熱唱熱唱
台湾出身の演歌歌手、テン・リーの日本でのデビュー曲「日本海ひとり旅」(86年)や「ついて行きたい」(87年『必殺仕置人』の挿入歌)など自身の曲とスタンダード演歌ナンバーを歌っている。彼女のクセのない柔らかヴォーカルは淡い情感を表出していく。
!BANZAAAY!!BANZAAAY!
バンド結成から20年目にあたる2004年、メンバー編成も新たに活動を再開したデラルスのフル・アルバム。卓抜した演奏力と天真爛漫な音楽性を生かして、本作では古典的サルサから「島唄」のカヴァーまでを鮮やかに歌い上げている。聴き応えは保証します。
ウェイスト・オヴ MFZBウェイスト・オヴ MFZB
天才メロディ・メーカー、ゼブラヘッドから日本のファンだけへのスペシャル・プレゼント。3rdアルバムからの未発表9曲+ライヴの定番「Wanna Be」という、ここでしか聴けない10曲入り。