音楽むすび | 2004年7月22日発売

破壊的でエモーショナル、官能的でメロディック。規格外の個性と危険なまでの爆発力でグリーン・デイやSUM 41に続く存在として期待されるマイ・ケミカル・ロマンスの傑作デビュー・アルバム。

マーク・ボールズ、トニー・マカパインなどからなるヘヴィ・メタル・ユニットのサード・アルバム。ハードかつ壮麗なヘヴィ・メタルの手続きな踏まれながらも、それを超えたところの美しさの追求が良質のテクニックに貫かれたサウンドからは感じられる。

メジャー・デビュー曲「帰り道ジェット」がFM各局で大きく取り上げられたスムルースの新マキシ。夏を彷彿とさせる色彩感豊かなキラキラとしたサウンドと切なさの融合が絶妙なポップスとなった。

「絹の雨」、そしてデビュー10周年記念曲「冬陽炎」に続く岩本公水の新曲。じっくり聴くタイプの「冬陽炎」にくらべ、タイトル曲は、可憐で一途な女心を矢車草に込めたカラオケで歌いやすい艶歌だ。

もはや、いかにTVでクラシックが使われまくっているか、という証明にもなりつつあるこのシリーズだが、耳馴染みの良い曲ばかりなだけに、何となく流しておくには最適。今回のびっくり音源はボニー・ジャックスの「オーラ・リー」だった。これ、ぜひご一聴を。

表題曲は、98年にリリースされたサード・アルバム『B-FRESH』に収録されていた楽曲のリメイク・ヴァージョン。めちゃくちゃ色っぽいaileのヴォーカルとキレまくるLITTLEのフロウをフィーチャーすることで、“都会におけるリゾート感”をクールに表現している。

スウェーデン産パワー・メタル・バンドの2作目にして本邦デビュー作だ。パワフルなヴォーカルに加え、息の合ったバック・コーラスに支えられたパワ・メタの王道を押さえる一方、エレクトリックなキーボードの導入などがユニーク。独自性が際立つ一作。

「つがい舟／北岬」の北野まち子のシングル。タイトル曲は、スケール感のある、旅立つ女性の切ない心情を歌った抒情旅歌。彼女のもつしっとりとした雰囲気が堪能できるドラマティックな楽曲だ。

98年に3rdアルバムとしてインディーズでリリースされた作品のリマスタリング再発売。J-ヒップホップ・シーンを牽引するB-FRESHのオリジナリティあふれる世界を堪能できる。

東海ラジオの人気DJが、自身の番組の放送20周年を記念してリリースしたベスト盤。声優としてのキャリアも持つ彼女の歌声は、驚異的に若々しくて愛らしい。歌詞もポジティヴな内容のものばかりで、長年リスナーたちに愛されてきたことも十分納得できる。

“日本中のお父さん&お母さんをピアニストにしたい”と大人のためのピアノ・レッスンを手がけているピアニスト・角聖子による教則CD。誰もが知っている、弾いてみたいと思う曲のお手本演奏を聴かせ、楽譜が読めなくても弾けそうな気持ちにさせてくれる。