2005年5月25日発売
ダークな音色と骨太な節回しが魅力のビ・バッパー、チャールス・マクファーソンのリーダー作。ピアノにスティーヴ・キューンを迎え、対照的な個性がスロー&ミディアムなバラードを歌い綴る至福のひととき。
ビル・チャーラップ率いるピアノ・トリオのアルバム。スタンダードを中心とした選曲は彼らしいが、著名な自己名義トリオとは異なるメンバーなので、一味違った雰囲気が楽しめる。ジャズの入門盤としても適した1枚。
いつものエディ・ヒギンズ・トリオにギターとヴァイブラフォンを入れたクインテット編成に、さらにゴージャスなストリングスを加えた。ロマンティックで心地よいエディ・ヒギンズ・サウンドを堪能できる。
ビル・エヴァンスのスタイルをさらに魅力的に構築した、現代を代表するジャズ・ピアノ・トリオ、デヴィッド・ヘイゼルタイン・トリオ。前作と同じメンバーでインタープレイもスリリングな佳作。
女性ジャズ・ピアニストの2003年発表の異色アルバム。ニルヴァーナやスマパン、スティングなどの楽曲を中心にカヴァーした作品。ショーターのグループでも評価された高いアレンジ能力が発揮されている。
ダイドーのCMソングの(1)、アニメ『ケロロ軍曹』オープニング主題歌の(2)を含むマキシ・シングル。曲解しようもないほどまっすぐな歌詞を朗々と歌うスタイルは痛快のひとこと。つんのめるように鳴らされるサウンドはシンプルだが、不思議に飽きがこない。
ひたすら制限時間に101曲を収めるべく、曲のサワリを次から次へと流すだけ。真面目なファンには辛そう。が、このノイズ感を逆手にとって楽しんだり、利用したりする分には傑作とすらいえる。いっそ、名曲とはなんであるか、というテーマで議論するのも可?
制作・出演
アンリ・デュティユー / オリヴィエ・シャリエ / シャルル・ミュンシュ / ジャン=ギアン・ケラス / ジョージ・セル / ハンス・グラーフ / フランス国立ボルドー・アキテーヌ管弦楽団 / フランソワ・ル・ルー / ボストン交響楽団デュティユー(1916〜)は今やフランス音楽界の最長老だが、メシアンのエキゾティシズムやブーレーズのセリエル的前衛主義と比較すれば、最もフランス的な伝統にのっとった中道を歩んできたといえる。それを再認識する上でも、またフランス現代音楽の“名作”を探る意味でも、彼の管弦楽の主要作品が収録された本アルバムはまことに有益。最初期の「檻」(世界初録音)を収め、ケラスやシャルリエなどの豪華なソリスト陣、それにシャープな解析力で切り込む指揮のグラーフなど演奏のクオリティがすこぶる高いのも魅力。
新空港開港や万博で注目の愛知県出身の演歌歌手・葵かを里のデビュー・シングル。タイトル曲はちょっとしたことから生まれる縁を題材にした人生演歌。カップリングは艶歌で、彼女の暖かな歌唱が楽しめる。