2005年6月22日発売
リトアニアから彗星のごとく現れた天才少年ラクリンもいつの間にか30歳を超えた。ピアノとのスリリングな応酬で手に汗を握らせるベートーヴェンも聴き応え十分だが、ここでは慈しみを持って愛器ガルネリを奏でるショスタコーヴィチの前奏曲に賛辞を呈したい。
ヘヴィ・ロックとダンサブルなリズムの融合で、独自のサウンドを作り上げたLA出身の4人組、STATIC-Xの1年半ぶり、通算4枚目のオリジナル・アルバム。オリジナル・ギタリスト、コーイチ・フクダの復帰作となる作品。
1974年にNYで結成。当時先鋭的なレーベルだったサイアーから、1976年に発表したデビュー・アルバム。シンプルなロックンロールでキング・オブ・パンクスと呼ばれ、その後のロンドン・パンク・シーンに多大な影響を与えた。
ニューヨーク・パンクの先駆者であり、ロンドン・パンク・シーンにも影響を与えた彼らが1977年に発表した2ndアルバム。パワフルさを増した初期代表作に、1976年12月8日にROXYで行なわれたライヴ・テイク16曲を収録。
ニューヨーク・パンクの先駆者でありロンドン・パンク・シーンにも影響を与えた彼ら。今まで以上にバンドのポップな側面が強調された、1977年発表の3rdアルバム。
ニューヨーク・パンクの先駆者であり、ロンドン・パンク・シーンにも影響を与えた彼ら。フィル・スペクターをプロデューサーに迎え、独特の厚味と深い残響が味わい深い80年発表の6thアルバム。
ニューヨーク・パンクの先駆者であり、ロンドン・パンク・シーンにも影響を与えた彼ら。10ccのグレアム・グールドマンをプロデューサー起用し、さらにポップ色を強めた81年発表の7thアルバム。
ニューヨーク・パンクの先駆者であり、ロンドン・パンク・シーンにも影響を与えた彼ら。パンク、へヴィ、インスト、テクノなど、かつてない多種多様な楽曲がフィーチャーされた84年発表の9thアルバム。
ロック・バンド・フォーマットから解き放たれたニューウェイヴ、テクノなビートを基調に、美しくもどこか妖しく、そして素の自分をさらけ出すような音世界。だが、昨今はこのソロよりもスマッシング・パンプキンズ復活(希望)宣言で注目となっているだけに、その真意は?