ラトルが20代のときの録音。フィルハーモニア管を初めて振ったときに取り上げた作品で、見事にオーケストラをコントロールしている。独特の情念とアイロニーは薄いが、曲の持つ力をしっかりと引き出しているあたりがさすが。