2006年11月22日発売
日本市場に留まる器ではないから引き合いに出すと、米国のいわゆるエモ・ロック勢の何百倍もエモーショナルだし、デリケイトな音と歌が映えている。アップ・テンポの(2)も快調。スロー・テンポでしっかりした作りのシークレット・トラックも聴きどころだ。
2005年12月の来日時のライヴ録音。バレエの舞台公演でも指揮をしている手馴れたチャイコフスキーの3大バレエ(抜粋)とはいえ、テンポ感は実践的な踊りを促す演奏とは違う。鳴らし方も悠然としていて同オケの醍醐味を誇示するような趣向である。意外な演奏。
80年代のキャッチーを象徴するバブルガム・ブラザーズのヒット曲を、2000年代の2大スターがデュエット・コラボ。混沌と猥雑が入り混じりはじけた原曲のイメージが彼らの個性によって膨れ上がり、最強ナンバーへと進化。当時を知らない人にこそ盛り上がってほしい。⇒倖田來未のディスコグラフィをチェック!
ソウル・ボッサ・トリオのアルバムなどにも参加していた東京出身の女性シンガー・ソングライターのソロ・デビュー作。ヒット中の映画『フラガール』の主題歌のピアノ・ヴァージョン収録。ゆったりとたおやかな歌声は、作られた癒し系とは一線を画するホンモノ。
カルテットによる演奏。巧みな小技も用いるいぶし銀のリズム隊をバックに小気味良くトランペットを奏でるライアン・カイザー。テンポの速い曲でもクールに燃える感じで、とてもスタイリッシュな演奏だ。バラード曲(5)での歌心あふれるプレイには円熟の味わいが。
ビートルズの名曲をジャズ・アレンジで聴かせる、人気ピアノ・トリオの第4弾アルバム。リチャード・ボナ、トゥーツ・シールマンス、ジョー・ロヴァーノをゲストに迎え、入魂のプレイを披露する。
2006年に発表された女性アーティストによるビートルズ・カヴァー集(赤盤)の男性アーティスト版の青盤。鈴木惣一郎プロデュースによりハナレグミや青柳拓次、キセル、曽我部恵一、細野晴臣ら10人による、夢のなかで聴いているような心地よいビートルズ楽曲集。★