2006年11月発売
Work out a compromiseWork out a compromise
4ピース・ロック・バンドのファースト・アルバム。30分強で13曲という数字から読めるとおり、次から次へと短くて速い曲が飛び出してくる。アメリカのメロコアっぽいムードを出したい気持ちはわかるが、(4)みたいなアホっぽい歌詞はゼヒ母国語で歌ってほしいな。
ロスト・イン・ザ・ビューティー・オブ・イノセンスロスト・イン・ザ・ビューティー・オブ・イノセンス
ノルウェーのライドとも言われたビヨンドのメンバーたちによって結成された4人組の2作目。叙情的で涙腺を刺激してくるようなギター・リフと、気持ちが高揚してくるメロディのオンパレードで、自然とメランコリックな気分になる。
THE GOOD PEOPLETHE GOOD PEOPLE
NYをベースに活動している、経験豊かな二人のDJクリエイターによるヒップホップ・ユニットのデビュー盤。参照する世界の広い、寛いだ感覚も持つグルーヴあるトラックに、激しさだけが善ではないでしょという肉声がのる。お茶の間でも聴ける、闊達なヒップホップ盤。
5:555:55
20年ぶりのアルバム。ナイジェル・ゴドリッチのプロデュース、元パルプのジャーヴィス・コッカーが作詞に参加、また英語で歌うなど、話題も多いが、何といっても彼女のドリーミィなヴォーカルが心に残る。これまでになかった新たな魅力にあふれている。
サタデイ・ナイト・リストサタデイ・ナイト・リスト
カリフォルニア発ヘヴィ・ロック界のカリスマ・バンドの通算5枚目のアルバム。プロデューサーにピンク・フロイド他いわゆる“ロック・レジェンド”の体現者ボブ・エズリンを招き、アシッドな世界観と甘美なメロディをより深く進化させている。初回盤限定ステッカー付き。
ザ・ロード・トゥ・エスコンディードザ・ロード・トゥ・エスコンディード
目新しいことは何もないが、互いを引き立てつつ演奏されるギターの音色、渋い歌声が胸に沁みてくる。クラプトンの「アフター・ミッドナイト」でケイルを知った、という世代には歓喜に打ち震えること間違いなしの、素敵な爺様二人によるコラボ作品。★