2006年11月発売
RIZEとしては初めてプロデューサー(電脳楽士INA)を迎え、あのhideの放った大ヒット曲「ピンクスパイダー」をカヴァー。彼らのラウドなパフォーマンスに加え、この曲のもつ初期衝動の陰に潜む絶望感まで掘り下げたスピリチュアルな仕上がりに。
2006年11月に8年ぶり5度目の来日公演を行なったU2のベスト・アルバム。バンドの25年間の歴史をまとめるには無理があるけれど、ベストな曲が多く入っているのでいいんじゃないかと思う。グリーン・デイと共演した(18)など、興味深い2曲の新曲も収録。
エレキ〜クラシックを経てフラメンコ・ギターへとたどり着いた沖仁。彼にしか奏でられないだろう、どこまでも情熱的でありながら微かに湿り気を帯びたポップ感いっぱいのサウンド。この微妙な心地よさは、そのギター遍歴の終着点か、はたまた通過点なのか。
くま、くま、くま……のリフレインがクセになりそうな、世界のウタダ初の童謡。子ども向けとはいえども、ダジャレ的な言葉遊びや唐突なフランス語のフレーズなど脱力具合もこれまた見事、天才ディーヴァのリラックスした一面がみられる異色作。特別盤は本人作の絵本付き。
2006年11月発表のシングル。彼女がプレゼントされたクマのぬいぐるみをモチーフにした心温まるナンバーで、自身初の童謡としても注目の作品だ。同年10・11月度のNHK『みんなのうた』に起用。
2006年11月発表のアルバム。“無償の愛”をテーマにストリングスを採り入れた「Innocent Love」やTBS系ドラマ『こちら本池上署』の主題歌「100億のLove Story」などを収録。本作も期待を裏切らない高品位な仕上がりだ。
サージェントがウィーン・フィルを振った、珍しい録音(「ポホヨラの娘」はBBC響)。1960年前後の録音だが、すんなり聴きやすい音で収録されている。なかなかに雄大でダイナミックな演奏を繰り広げており、BBCとの熱演も光る。
1979年度のレコード・アカデミー賞を獲ったセットの分売。当時のフランスの若手演奏家が集っての、新鮮なフォーレが高く評価された。本作で聴くことができる30歳のデュメイとコラールの演奏は、なんとも瑞々しい。