2006年9月発売
長くSA-CDハイブリッド版をリリースし続けてきたオクタヴィア・レコードのメイン・レーベル、エクストンの名録音を一堂に集めたサンプラーCD。オーディオ・ファンも注目の高音質で送る。
カナダのメロディアス・ハード・ロック・バンド、ファイナル・フロンティアの4thアルバム。キャッチーで爽快なメロディやシンガーのロブ・モラッティの高音ヴォーカルは、日本人好みの音楽性と言えそう。
元センテンストのシンガーが結成したバンドによる2作目。タイトなリズムとリフを核に、それでいて哀愁の旋律美を保ったメロディ・ワークの妙は、メタルでありながらも彼らならではの空間を描き出す。幻想的なムードさえ漂わせる(3)も、バンドの独自性を痛いほどに発散。
ジョン・ウェットンとジェフリー・ダウンズによるユニットの初のライヴ・アルバム。1stアルバム『アイコン』のリリースにともなって行なわれたイギリス・ツアーでのステージを収録。エイジアのヒット曲なども聴ける。
スウェーデン出身のヘヴィ・メタル・バンド、マーサナリーの4thアルバム。これまでに比べ、メランコリックなメロディを前面に押し出した内容となっており、彼らの新境地を開いた1作といえる。
ラナ・レーンのキーボード・プレイヤーでありメイン・ソングライター、エリック・ノーランダー率いるロケット・サイエンティスツの4thアルバム。2枚組のヴォリュームが嬉しい。
全米で人気急上昇中のエモ・メロディック・バンドのデビュー・アルバム。ダイナミックとクールさ両方を兼ね揃えたポップさは、特筆するほど完成度が高く、処女作にして名盤といえるかも。ただ、ポップといえど気骨が強く覗われるのがこのバンドの本質か。
声優アーティスト、鈴木達央の1stアルバム。ディストーション・サウンドを前面に押し出した疾走系、ラップを織り交ぜたミクスチャーといった等身大のサウンドを貫いてきた彼の集大成といえる作品。
ジェネシスの元ギタリストによるアルバムは、オーケストラも導入したサントラ的な趣の雄大な作品となった。ゴシックな要素を基調に東洋風な(2)(9)や英国トラッドを思わせる(3)などさまざまな光景を、彼の真骨頂であるうねるギターで描いたシンフォニック・プログレ作品だ。
発売元
キングレコード株式会社モーツァルト8歳のときの通称「ロンドン・ソナタ」は、ヴァイオリン伴奏付きピアノ・ソナタとして知られているが、新全集でピアノ三重奏に分類された。本作ではその三重奏版での録音を収録。ファン必聴の1枚だ。