2006年9月発売
甲本ヒロトと真島昌利による新バンドのデビュー・シングル。ハイロウズの活動休止の理由をはじめ、さまざまな疑問の答えも見いだそうとするが、彼らはご機嫌なロック・チューンを連発でするのみ。たかがロック、されどロックでいいじゃないかと言わんばかりに。
2005年夏に活動停止を発表した“デイアフ”の企画ベスト盤。ホームページ上の投票でファンがセレクトしたベスト15曲を収録。曲調や時期によって趣の異なる、misonoのヴォーカルに注目だ。
男性二人組のセカンド・シングル。2曲ともひたむき、前向きな若者の姿が歌われていて、一途に突っ走る彼ら自身の姿もそこに見えてくる。サウンドの基本はギター・サウンドだが、特に「追い風」はそこに厚みのあるシンセが加わったちょっと豪華な作り。
イーストウッドによるスムース・ジャズ作品。穏やかなメロディがクールなダンス・ビートと結びついたサウンドが都会的。イーストウッドのベースもところどころでセンスのいいフレーズを披露する。白人版マーカス・ミラー的作品といったところか。
しなやかな声と堅実な技巧が光るフランスの女性シンガーの2003年作。ヒネリの効いたリズムと美しいストリングスが印象的な(1)、アコギのアレンジが面白い(6)など、ポップ・スタンダードのカヴァーが秀逸。(3)ではトゥーツ・シールマンスのハーモニカが彩りを添える。
2006年9月発表の8thアルバム。話題となったシングル曲「メリメリ」やFIRE BALLとPAPA Bフィーチャーした「ハマのアンバサダー」などを収録。土臭さやソウルっぽさが一段と増した作品だ。⇒クレイジーケンバンドのディスコグラフィをチェック!
テレビ、ラジオ、舞台で活躍する民謡界の実力派、藤みち子のアルバム。新録11曲+再録5曲の全16曲を収録。北海道から長崎まで全国各地の民謡を取り上げている。スケールの大きい歌唱が魅力だ。
『スイング・ジャーナル』誌のジャズ・ディスク大賞に輝いた、1974年に録音されたアルバム。46才の若さで亡くなった彼女の、ワン&オンリーな歌声を堪能できる重要な作品。まさに必聴盤だ。
名ピアニスト、アラン・ブロード・ベントと組んだ、アイリーンの復帰2作目にしてラスト・アルバム。きめ細やかな表現力にさらに磨きがかかり、成熟したバラードを存分に聴かせてくれる。
ウエスト・コースト・ジャズが全盛期を迎えた1956年、LAのヘイグで録音されたバド・カルテットの演奏。アルトの名手が残した秀奏の数々は、長い時を経たいまも変わらぬ輝きを放っている。
数あるハーモニカのセッション・アルバムの中でも秀作とされる名盤。デューク・エリントン、ジョン・コルトレーンなどのナンバーを巧みなアレンジで心地よく聴かせてくれる。リズム・セクションとの絡みが最高。
バラード、アップ・テンポ、そしてスキャット。オールラウンドなジャズ・シンガーとしての彼女の魅力が満喫できる代表的な一枚。ノリス・ターネイのアルトの渋さ、ベニー・アロノフのピアノの美しさも聴き逃せない。
1970年代におけるズート・シムズの代表的名盤。ジミー・ロウルズ(P)、ミッキー・ローカー(ds)、ボブ・クランショウ(b)のトリオをバックに率い、若い頃のプレイにはない、成熟した表現力が感じとれる秀作だ。