2007年2月21日発売
ヨーロッパで活躍したアメリカのミュージシャンの中から、雑誌読者の意見で選ばれたオールスター・アルバム。どこからでもどうぞの有名曲が多いなか、聴きどころはやはりグリフィン絡みのトラックか。ビンディングの歯切れよいベースにも耳が行く。
デンマーク出身のメタル・バンドのサード・アルバム。フロントだったマイケルに替わり、新ヴォーカリストにフランスのデス・メタル・シーンで活動していたギョーム・ビドーを迎え、多彩なゲストを招き、さらにパワー・アップした分厚いメタル・サウンドを展開。
不思議なほど日本で高い人気を誇るヒギンズだが、この作品を聴けば理由はよくわかる。穏やかなタッチが哀愁を帯びて、テーマ・メロディにしてもソロ・フレーズにしても、実にウォームな響きを感じさせるからだ。日本人向け作品の成功例である。
モダン・スウィング・クラリネットの巨匠、ケン・ペプロフスキーのヴィーナス第1弾。クラリネット同様に素晴らしいテナー・サックスをフィーチャー、19世紀末のデカダンスの香り一杯のジャズを聴かせてくれる。
リッチー・バイラークのレギュラー・トリオによる、2006年3月録音のアルバム。スタンダードやオリジナル、クラシカル・チューンなどがバランスよく収録された本作は、超絶技巧を駆使した高速曲も美しい傑作だ。
イタリアの神童、フランチェスコ・カフィーソの第2弾。デビュー作ではエモーショナルで美しいバラード・プレイを聴かせていたが、今作ではカフィーソの超絶技巧のアルト・サックスが炸裂している。
iPodのCMではウィントン・マルサリスのバックでピアノを弾いていることでも知られるピアニスト、ダン・ニマーの2ndアルバム。ウィントン・ケリーに捧げる、ファンキーなモダン・ジャズが詰まっている。
フュージョン・ギタリストの名手、ジョー・べックの、ベース、ドラムスとのギター・トリオ編成による作品。テクニックと歌心あふれるフレーズを駆使し、ブラジルの名曲に新たな生命を吹き込んでいる。
前作『ファンタジー』に続く、ハロルド・メイバーン・トリオのアルバム。本作は、数多くの素晴らしいスタンダード・ソングを作曲した偉大なる作曲家、ハロルド・アーレンの曲を特集した注目作だ。
前作『ソー・イン・ラブ』に続くアルバムは、全曲ブロードウェイ・ミュージカル・ナンバーのカヴァー作品。現代ジャズ・ピアノ・トリオの花形が、スリリングかつセクシー、そしてミステリアスな演奏を聴かせてくれる。
デビュー作『ニアネス・オブ・ユー』が大ヒットしたニコル・ヘンリーが日本デビュー。大人気のエディ・ヒギンズ・トリオをバックに、深く憂いのある声質で恋の歌を見事に表現する、第一級のジャズ・ヴォーカル集だ。
1940年代に現われたときはまだ少女だった天才ジャズ・ピアニスト、バーバラ・キャロルが、現在のレギュラー・トリオでレコーディングした最高傑作。アメリカン・スタンダードが新たな魅力で甦る。
ロビンソン兄弟率いるベテラン・ロック・バンド、ブラック・クロウズの2枚組ライヴ盤。ロックの殿堂であるフィルモアでのステージで、ブラス隊や女性コーラスを従え、重心の低い王道アメリカン・ロックを熱演している。
“鍵盤の魔術師”と言われるリック・ウェイクマンの日本編集アルバム。93年作品『クラシック・トラックス』をベースに、数々のボーナス音源を追加。名曲のカヴァーなども多数収録している。
制作・出演
オマーラ・ポルトゥオンド / オマール・ゴンザレス / カチャイート・ロペス / カルリーニョス・ブラウン / ハヴィエル・ザルバ / ラムセス・ロドリゲス / ロベルト・フォンセカ / ヴィセンテ・アミーゴ“エンヤ・レコーズ”移籍第1弾となる、ロベルト・フォンセカのアルバム。クラブよりのラテン・ジャズを展開してきた彼が、本作ではアコースティックでコンテンポラリーなサウンドを披露。スリリングなプレイと粋なアレンジが冴えわたっている。
「SHAMROCK」「Colors of the Heart」「君の好きなうた」と、3枚のシングル曲を収録した2作目。力強く躍動的なエナジー系ロック・ナンバーを届けてくれる彼ら。気持ちを熱く高揚させてくれるポップ・ミクスチャー系ナンバーが、感情を昂らせていく。
椎名へきるの13枚目となるアルバム。元SIAM SHADEのDAITAが作曲した「Power Of Love」や疾走感あふれるポップ・ナンバー「Eternal Circle」など、パワフルかつカラフルな仕上がりとなっている。