2007年2月発売
ドミンゴのポピュラー・アルバム。映画主題歌、スタンダード・ソング、ラテン、タンゴ、シャンソン、カンツォーネなどを幅広く収録。オペラティックに、自分の持ち味をてらいなく押し出している。
制作・出演
エドワード・ダウンズ / ニコライ・ゲッダ / ニュー・フィルハーモニア管弦楽団 / フランコ・フェラリス / フランチェスコ・モリナーリ=プラデルリ / ベルリーニ / ミレルラ・フレーニ / ローマ国立歌劇場管弦楽団フレーニの『オペラ・アリア集』と『重唱集』をまとめたアルバム。フレーニ30歳前後の上り調子の時期の素晴らしい歌唱が楽しめる。両作とも、彼女の魅力を広く知らしめた記念すべき作品だ。
俳優としても活躍するジャレッド・レト率いる人気バンドの、大ヒットしたセカンド・アルバムに、中国で撮影されたショート・フィルムを追加した新装版。静と動の対比が美しく、ジャレッドのヴォーカルも説得力に満ちている。映像の魅力も彼らの大きな武器。
ソウルフルなヴォーカリスト、中西保志のJ-POPカヴァー11曲+セルフ・カヴァー「最後の雨2007」の全編カヴァー・アルバム。ドリカム「LOVE LOVE LOVE」、山下達郎「あまく危険な香り」、井上陽水「いっそセレナーデ」などなど、彼が唄うとこうなるのか的楽しさ満載で面白い。と同時に、唄の巧さをあらためて感じる。
制作・出演
アメリカン・ドリーム・セッション / エディ・ヘンダーソン / エド・シグペン / グローヴァー・ワシントンJr. / ニコラス・ペイトン / ベニー・ゴルソン / ロイ・ハーグローヴ / ロン・カーターヨーロッパで活躍したアメリカのミュージシャンの中から、雑誌読者の意見で選ばれたオールスター・アルバム。どこからでもどうぞの有名曲が多いなか、聴きどころはやはりグリフィン絡みのトラックか。ビンディングの歯切れよいベースにも耳が行く。
デンマーク出身のメタル・バンドのサード・アルバム。フロントだったマイケルに替わり、新ヴォーカリストにフランスのデス・メタル・シーンで活動していたギョーム・ビドーを迎え、多彩なゲストを招き、さらにパワー・アップした分厚いメタル・サウンドを展開。
不思議なほど日本で高い人気を誇るヒギンズだが、この作品を聴けば理由はよくわかる。穏やかなタッチが哀愁を帯びて、テーマ・メロディにしてもソロ・フレーズにしても、実にウォームな響きを感じさせるからだ。日本人向け作品の成功例である。
モダン・スウィング・クラリネットの巨匠、ケン・ペプロフスキーのヴィーナス第1弾。クラリネット同様に素晴らしいテナー・サックスをフィーチャー、19世紀末のデカダンスの香り一杯のジャズを聴かせてくれる。
リッチー・バイラークのレギュラー・トリオによる、2006年3月録音のアルバム。スタンダードやオリジナル、クラシカル・チューンなどがバランスよく収録された本作は、超絶技巧を駆使した高速曲も美しい傑作だ。