2008年10月15日発売
制作・出演
ChristineRox / MarenRies / RiccardoMinasi / UlrichWolff / アルブレヒト・マイヤー / クラウス=ディーター・ブラント / ニュー・シーズンズ・アンサンブル / ルーカ・ピアンカ / ヴィヴァルディベルリン・フィルの首席オーボエ奏者であるマイヤーのセカンド・アルバム。イタリアの協奏曲集である。ヴィヴァルディの演奏に象徴されるように、目覚ましい技巧と豊かな歌心を持った奏者。音はあくまでふくよかに美しく、聴き手の耳を魅了してやまぬ。
制作・出演
クリスチャン・マクブライド / クリフトン・アンダーソン / ジェローム・ハリス / スティーヴン・スコット / ソニー・ロリンズ / ボビー・ブルーム / ボブ・クランショウ / マーク・ソスキン現役ジャズメンの最高峰ロリンズが、これまでに残した膨大な未発表ライヴから“名演中の名演”を選りすぐったシリーズ化の第1弾。80年のスウェーデンから86年の東京など、2007年のニューヨーク?カナダ公演まで。自信と貫禄に満ちた演奏の連続。文句なしの名盤。★
2004年に横浜で結成の4人組のセカンド・フル。ミッシェル・ガン・エレファント以降の日本のロックが根にありそうだが、ゴス、ブラック・メタル、サイコビリー、メタルコアの要素も感じさせ、メッセージ性高い詞を歌う甘いヴォーカルとの絡みは面白い。
代用的な意味での“カウンターテナー”を一切感じさせない自在な発声、歌詞のテクスチュアを立体的に表出させる歌唱能力。絶賛です。アルバム・テーマのカレスティーニもかくや否それ以上、とまで思わせるのは絶妙なるサポートのアイムの貢献が大きい。★
果敢なプログラミングに、このフランスの俊英ピアニストの卓越した才智と志向の高さをうかがわせるが、演奏にはいささかの気負いもなく、特にバッハにはセンシティヴで密やかな詩情が横溢する。各曲の急所を的確に押えたブーレーズの作品も含蓄豊か。★
ジャンル
クリフ・リチャード、ジョン・ファーラー、メリンダ・シュナイダー、エイミー・スカイらを迎えて制作されたデュエット・アルバム。彼女が主宰するガン撲滅キャンペーンのプロジェクトの色彩も強いが、参加者全員のもつ歌声の魅力が、生きる喜びを伝えてくれる。
インターナショナル・スクールに通っていた三人が結成したR&B/ヒップホップ・グループのファースト・ミニ。過激なヒップホップとは違い、メロウな歌声と楽曲のなかにラップがさりげなく入ってくる感じ。歌詞も大自然をリスペクトした内容だったり、ヒップホップの印象が変わる。
根強い人気を誇るリュ・シウォン8枚目のシングル。低音と高音のダブル・トラックで、ときには一人デュエットで甘く迫るクリスマス・ラブ・ソング。こんなふうに迫られたら女性はきっとたまらないだろう。しかし刺激的なジャケットを女性ファンはどう思う!?
2006年のメジャー・デビュー以降着実に力をつけ、今では全国各地でのライヴも即ソールドアウトとする彼ら。11枚目のシングルとなる本作ではそんな安定感を感じられる。ゆったりした「プラネタリウム」もいいが、爽快な「Happy Smile Again」が格別。陰りのない元気いっぱいのグルーヴに彼らの自信がみなぎる。
白戸家とは、上戸彩が出ているSoftBankの携帯電話のコマーシャルで、白犬のお父さんがいる一家のことである。そこで流れるクラシックの楽曲を集めたのが、このアルバムである。が、中身はまっとうなものである。お父さんが特に演奏に参加しているわけではない。
アニメ放映(CX系ほかで2008年10?12月)に合わせてのリリース。登場する主要曲をディスク2の13曲目以外すべて新録音で収録、内容はディスク2〈のだめ篇〉がより充実していて楽しめる。原作では“決壊”しているディスク1の4、5曲目もちゃんと演奏されているのでご安心のほどを。
木下理樹率いるロック・バンドのミニ・アルバム。DOPING PANDAのフルカワユタカがプロデュースした刺激的なダンス・チューン「ILLMATIC BABY」をはじめ、メロディの美しさや世界観はそのままに、軽快なサウンド作りが印象的な意欲作だ。レーベルの枠を超えたベスト・アルバムも同発。
インディ時代から現在までの8年間を追った初ベスト。時代が進むにつれてメランコリックにしてエモーショナルなバンド・サウンドは進&深化していくが、今にも壊れそうな内面の吐露は、新旧を問わず切迫した印象。逆に、だからこそのART-SCHOOLだと再認識した。