2008年12月10日発売
メジャーデビュー20周年となる2008年の暮れに発表されたアルバム。筋肉少女帯、ソロ活動、作家、タレント活動など、幅広い才能を持った彼の個性が凝縮された作品で、『さよなら絶望先生』のテーマ曲などが楽しめる。
2007年ドイツのロック・フェスにおけるジョー・リン・ターナーのステージをとらえたライヴ・アルバム。在籍していたディープ・パープルやレインボーの代表曲も含む、キャリアの集大成と言える仕上がりだ。
チャートの常連となり、一般的な知名度をグッとアップさせた2008年の締めくくりとなったシングル。激しくもポップなメロディ、ストーリー性を感じさせる・アレンジ、ロマンティシズムとリアルなメッセージ性が交差する歌詞。バンドの特性が端的に表われたアップ・チューン。
カニエ・ウェストと2作組んだ後は、何とネプチューンズ制作を軸にしたテクノ作品。猫も杓子もテクノのご時勢、失敗作もそれなりに多いが、コモンの強い表現力とテクノの相性は意外にも悪くなく、ラップのうまさも手伝って見事な融合を果たした。★
3人の男性ヴォーカルと1人の女性ピアニストから成る4人組コーラス・グループ、JULEPSの1stアルバム。オリジナル楽曲に加え、美空ひばり「川の流れのように」、新井満「千の風になって」などのカヴァー曲も収録。
オーストラリア発、エレクトロ界のメロディメイカー、カット・コピーの日本デビュー・アルバム。本国ではプラチナム・セールスを記録しており、2008年を代表する名盤とも称されている。
オリジナル・メンバーのNAOKI(ds)が脱退、新ドラマーを迎えて制作された9枚目のオリジナル・フル・アルバム。90年代メロコア直系のナンバーにハード・ロック、へヴィ・メタルのエッセンスが加わり、新生NICOTINEを強くアピールすることに成功した意欲作。
故本田美奈子が病床でヴォイス・レコーダーに吹き込んだ、文字どおりのラスト・ライヴ盤。この際、音質や表現力云々は問題ではない。唄うことへの執念というか、もう一度、ステージに立ちたいと願う歌手の業(ごう)の凄まじさを突きつけられて言葉もない。
デンマークの女性ジャズ・シンガー、シーネ・エイのデビュー作。2曲のオリジナル以外はスタンダード・ソングで、共演仲間マーティン・シャック・トリオとの録音。コンテンポラリーな要素も持つ彼女が、正統派のヴォーカルで魅力あふれる才能を発揮した。