2008年12月26日発売
ライトクラシックの第一人者、ケテルビーの作品集。東洋や童話などをテーマにした曲が多く、分かりやすい描写音楽で、クラシックの大衆化に一役買った。ランチベリーは、その作品の楽しさを見事に引き出している。
ムーティが約4年ぶりにウィーン・フィルのニュー・イヤー・コンサートに帰ってきた時のライヴ録音。ポルカに重点を置き、ムーティならではの明快で切れの良い演奏を繰り広げている。
デュメイが初めて本格的に協奏曲に取り組み、高い評価を得た一枚。デュメイの美音と豊かな表情がほとばしるロマンティックな表現が、この2大名曲の魅力を引き出している。
クラリネット五重奏曲は、ザビーネ・マイヤーとABQとの共演ということで話題となった録音だ。マイヤーとの絶妙なアンサンブルが素晴らしい。弦楽五重奏曲でも、ABQの驚異的な合奏能力が堪能できる。
ABQの2作品をひとつにまとめたアルバム。ドヴォルザークではブッフビンダーを、シューマンではアントルモンを迎えている。いずれもライヴ録音だが、その完成度の高さには目をみはるものがある。
20世紀半ばに活躍したギーゼキングの代表的な録音のひとつ。モーツァルト弾きとして名声を博したピアニストで、その端正でふくよかな独特の音色は他の追随を許さない美しさを持っている。
モーツァルトのスペシャリストとして人気の高かったギーゼキングの代表的な録音であるモーツァルト、ピアノ・ソナタ全集からの抜粋盤。端正で暖かな音色と透明感を持った演奏が、後期の至純の美しさを紡ぎ出している。
有名曲ばかりではないが、パールマンの名技性と伸び伸びと歌い上げる開放感にあふれた演奏は、聴く者を幸せにさせる力がある。初めて聴く曲も親しみを持たせるパールマンの魔術が感じられる一枚だ。
クレンペラーの代表的な録音のひとつ。今では聴くことができない、大編成オーケストラと合唱団によるスケールの大きなバッハの世界が繰り広げられている。バッハの世界の偉大さが、眼前に迫ってくるようだ。
制作・出演
AlexisKossenko / DavidPlantier / J.S.バッハ / OlivierBenichou / エマニュエル・アイム / ナタリー・デセイ / ニール・ブラウ / パトリック・ボージロー / ル・コンセール・ダストレデセイとアイムの組み合わせがバッハの世俗カンタータに清々しい光を当てた、美しい演奏。響きは前者、進行は後者、互いの信頼関係で成立する見通しの良さが作品に新たなベクトルを拓いたことで、理屈を超えて(さらなる高みでの)感覚的な美が創生される。
ヒップホップ/R&Bの人気コンピ・シリーズ『V.I.P.』5作品から厳選された2枚組べスト・アルバム。エターナルの資生堂CF使用曲などを追加し、DJミックス・スタイルで展開されている。