2008年3月発売
晴れた日曜日の朝にふさわしい、爽やかな洋楽を特集した2枚組のコンピレーション盤。携帯電話のCM使用曲やTV番組のオープニング・テーマなど、おなじみのポップな作品ばかりが収録されている。
フランスのソプラノ、パトリシア・プティボンは、不思議少女という面持ちだが、コロラトゥーラ的なパッセージも見事に歌う実力派でもある。それでも、「ホフマン物語」のオランピアの歌などでの遊び心は、彼女ならではの楽しさといえよう。
佐藤竹善のライヴ・アルバム。カヴァー集第4弾『ウタヂカラ』発表直後のツアーから厳選収録されたもので、古今東西のヒット曲をセンス良く料理している。ギターには松原正樹と今剛が迎えられている。
佐藤竹善のカヴァー・シリーズ『CORNERSTONES』から生まれたリミックス・アルバム。本作では洋楽曲ばかりを取り上げ、クラブ・シーンで活躍するリミクサー陣が斬新な切り口を披露している。
佐藤竹善のカヴァー・シリーズ『CORNERSTONES』より、邦楽曲に的を絞ったリミックス・アルバム。有名曲やヒット曲の数々が、ラウンジをイメージしたサウンドに生まれ変わっている。
ニューヨーク・トリオ結成20周年記念盤となる本作。縦横無尽、緩急自在なプレイは、日本的情緒たっぷりの「幻燈辻馬車」や、ガーシュウィンの曲でよく弾くカデンツァ・ソロを入れた「“イン・F”フラグメンツ」などでも垣間見れるが、自ら綴った曲解説にもしっかり山下節は生きているのだった。
女の子11人のブラス・ユニットがアニメのテーマ曲を中心とした野球関連の曲を演奏。持ち味の溌剌としたアンサンブルが生きる好企画だ。甲子園でおなじみの応援歌のフレーズをイントロに置き、『巨人の星』の主題歌をジャズ/ラテンのアレンジで大胆に変身させた5曲目が面白い。
表情豊かな歌声を絶妙にコントロールする女性R&Bシンガー、青山テルマの1stアルバム。デビュー・シングル「ONE WAY」、ヒット曲のアンサー・ソングとして話題を呼んだ「そばにいるね」などを収録。彼女の幅広い音楽性が体感できる。
デビュー10周年を記念するベスト・アルバム。過去の楽曲に加えて、Anchangのソロ・ユニットとしての「語れ!涙!」、デジタル配信限定だった「廃品回収」「毒マムシ」、最新曲「仕事人」も収められている。洋楽メタルを噛み砕いた曲想に面白おかしい歌詞を乗せたセンスの妙を楽しみたい。
人気楽曲をマーチ・アレンジでおくる定番アイテム『ビッグ・ヒット・マーチ』の2008年版。アニメ主題歌や“甲子園”の入場曲、紅白でブレイクしたナンバーなどの、行進曲として生まれ変わった姿が楽しめる。
意外と少ないリー・モーガンのワン・ホーン作。メッセンジャーズ時代やジャズ・ロックでの派手やかなプレイとは異なり、肩の力を抜いた軽やかなソロを披露。1曲を除いてすべてスタンダードというのも特徴的だ。
発売元
ユニバーサルミュージックジャズ華やかなりし1958年の金字塔。実質的リーダーであるマイルスが中心となり、行なわれたブルーノート・セッションで、今後も定番であり続けるであろう「枯葉」の大名演がこのアルバムを不滅のものにしている。